21 RSSサービスの管理

この章では、SpacesアプリケーションおよびFrameworkアプリケーション用にRSSサービスを構成および管理する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

第21.1項「RSSサービスに関する必要な知識」
第21.2項「RSSの前提条件」
第21.3項「外部RSSニュース・フィードのためのプロキシ・サーバーの設定」
第21.4項「外部RSSニュース・フィード接続のテスト」

対象読者

この章の内容は、Fusion Middleware管理者(Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用してAdminまたはOperatorロールを付与されたユーザー)を対象としています。第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」も参照してください。

21.1 RSSサービスに関する必要な知識

RSSサービスには、RSSビューアと、様々なWebCenter Portalサービスからのニュース・フィードを表示するサービスが含まれます。RSSビューアを使用すれば、複数の異なるWebサイトからの外部ニュース・フィードをWebCenter Portalアプリケーション内から表示できます。RSSサービスは、最近のアクティビティ、ディスカッション、リストおよびお知らせの各WebCenter Portalサービスからコンテンツ更新情報を配信します。

21.2 RSSの前提条件

RSSサービスはバックエンド・サーバーを必要としません。このサービスを使用するために接続を設定する必要はありません。ただし、ネットワーク構成によっては、WebCenter Portalアプリケーションが外部RSSニュース・フィードのコンテンツを表示できるように、プロキシ・サーバーの設定が必要になる場合があります。

21.3 外部RSSニュース・フィードのためのプロキシ・サーバーの設定

WebCenter Portalアプリケーションで外部RSSニュース・フィードを使用できるようにするには、プロキシ・サーバーを設定する必要があります。

アクティビティ・ストリーム・タスク・フローで外部リンクを表示する場合は、プロキシ・サーバーも必要です。RSSサービスとアクティビティ・ストリーム・サービスは、同じプロキシ・サーバー設定を共有します。

Fusion Middleware ControlまたはWLSTのいずれかを使用して、プロキシ・サーバーを構成できます。詳細は、第9.7項「プロキシ・サーバーの設定」を参照してください。

21.4 外部RSSニュース・フィード接続のテスト

プロキシ・サーバーをRSSサービスのRSSビューア用に設定したら、接続をテストして、外部RSSフィードにアクセスできることを確認します。

プロキシ・サーバーがRSSビューア用に適切に設定されていることを確認する手順は次のとおりです。

WebCenter Portalアプリケーションで、RSSタスク・フローをページに追加します。
RSSタスク・フローを編集して、外部RSSフィードのURLを設定します。次に例を示します。

http://www.oracle.com/rss/rss_ocom_pr.xml

RSSフィードが正しく表示されれば、プロキシの構成は適切に設定されています。

RSSタスク・フローの追加およびURLの編集の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのRSSサービスの使用に関する章を参照してください。