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Oracle® Database Firewallインストレーション・ガイド
リリース5.1
B66168-01
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2 Oracle Database Firewallのインストール前の要件

この章の内容は、次のとおりです。

インストールを実行するために必要な権限

信頼できるユーザーであれば誰でも、Oracle Database Firewallをインストールできます。インストールを完了するために管理権限は必要ありません。

Database FirewallおよびManagement Serverのハードウェア要件

各Database FirewallおよびManagement Serverは、Oracle Database Firewall専用に使用されるIntel x86サーバーにインストールする必要があります。それぞれの要件は同じです。インストール・プロセスによりコンピュータの再イメージ化が行われるため、その他のアクティビティに使用されているコンピュータは使用しないでください。

この項の内容は、次のとおりです。

Oracle Linuxバージョン

Oracle Linuxバージョン5.5 x86 (32ビット・バージョン)のDVDが必要です。インストール手順内でプロンプトが表示されます。次のWebサイトからOracle Linuxをダウンロードできます。

https://edelivery.oracle.com/linux

メモリー要件

Intel x86サーバーには、少なくとも2GBのRAMが必要です。

ディスク空き領域要件

Intel x86サーバーには、少なくとも85GBのディスク領域を持つ単一ハード・ドライブが必要です。

ネットワーク・インタフェース・カード

必要なポートは、Database Firewallで使用する各Intel x86サーバー用に最少3つ(3ポートのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)が1つあれば十分)と、Management Server用に1つです。

Analyzerのハードウェア要件

AnalyzerはWindows 7、Windows VistaまたはWindows XPにインストールできます。

サポートされているデータベース・バージョン

これらのデータベース(保護されたデータベースとも呼ばれます)は、Oracle Database Firewallを使用して監視するデータベースです。表2-1は、通常の監視でサポートされているデータベース製品と、直接データベース問合せ(DDI)、ユーザー・ロール監査(URA)、ストアド・プロシージャ監査(SPA)およびローカル・モニターを示しています。

表2-1 サポートされているデータベースおよびサポートされているDatabase Firewall機能

サポートされているデータベース 直接データベース問合せ ユーザー・ロール監査 ストアド・プロシージャ監査 ローカル・モニター

Oracle Database 8i





Oracle Database 9i


Oracle Database 10g


Oracle Database 11g


Microsoft SQL Server 2000



Microsoft SQL Server 2005

Microsoft SQL Server 2008

MySQLバージョン5.0、5.1、5.5



Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE)バージョン12.5.4から15.0.x


Sybase SQL Anywhereバージョン10.0.1


IBM DB2バージョン9.x (Linux、UNIX、Microsoft Windows)




リモート・モニターの使用要件

リモート・モニター・ソフトウェアを使用する場合は、使用する計画のサーバーが次の要件を満たしていることを確認します。

サポート対象の言語とキャラクタ・セット

Oracle Database FirewallおよびDatabase Firewall Analyzerでは英語のみが使用可能ですが、トラフィック処理では他のキャラクタ・セットがサポートされています。

互換性のあるサード・パーティ製品

Oracle Database Firewallは、次のサード・パーティ製品とともに使用できます。