5.2. Sun Ray サービスを開始または停止する方法

5.2.1. Sun Ray サービスを停止する方法
5.2.2. Sun Ray サービスを開始する方法 (ウォームリスタート)
5.2.3. Sun Ray サービスを開始する方法 (コールドリスタート)

次の手順では、Sun Ray サービスを開始および停止する方法について説明します。Sun Ray データストア内の構成パラメータのいずれかを変更したときなど、Sun Ray サービスの再起動が必要な状況はたくさんあります。

5.2.1. Sun Ray サービスを停止する方法

  1. Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。

  2. Sun Ray サービスを停止します。

    # /opt/SUNWut/sbin/utstop

    Sun Ray サービスが停止されると、サーバーリブート後でも再起動されません。Sun Ray サービスを開始するには utstart コマンドを使用する必要があります。

5.2.2. Sun Ray サービスを開始する方法 (ウォームリスタート)

ウォームリスタートと呼ばれるこの手順は、既存のセッションをクリアーせずに Sun Ray サービスを開始します。

注記

アクティブな Sun Ray クライアントで切断がわずかな時間発生してから、再接続されます。

  1. Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。

  2. Sun Ray サービスを開始します。

    # /opt/SUNWut/sbin/utstart
注記

次の警告が表示されることがあります: 「WARNING: The current DBus file descriptor limit can only support up to approximately 120 logged-in desktops. Please reboot the system if you require support for more desktops.」。Sun Ray サーバーが 120 を超えるデスクトップをサポートしている場合は、指示に従ってサーバーをリブートしてください。

5.2.3. Sun Ray サービスを開始する方法 (コールドリスタート)

コールドリスタートと呼ばれるこの手順は、Sun Ray サービスを開始し、既存のセッションをクリアーします。

注記

コールドリスタートを実行する前にユーザーに必ず通知してください (サーバー上のすべての既存のセッションが終了します)。セッションを終了することなく Sun Ray サービスを再起動するときは、ウォームリスタートを実行します。

  1. Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。

  2. Sun Ray サービスを開始します。

    # /opt/SUNWut/sbin/utstart -c
注記

次の警告が表示されることがあります: 「WARNING: The current DBus file descriptor limit can only support up to approximately 120 logged-in desktops. Please reboot the system if you require support for more desktops.」。Sun Ray サーバーが 120 を超えるデスクトップをサポートしている場合は、指示に従ってサーバーをリブートしてください。