16.15. (21) ネットワーク接続確認アイコン

(21) ネットワーク接続確認アイコン。

ネットワーク接続確認アイコンは、Sun Ray クライアントが Ethernet キャリアを検出したけれども、DHCP サーバーから初期パラメータまたは IP アドレスをまだ受信していないことを示します。アイコンは、通常起動プロセスの一部として数秒間表示されます。

DHCP サーバーが IP アドレスを割り当てたあとに、アイコンは Sun Ray クライアントに割り当てられた IP アドレスで更新されます。ネットワーク接続が確認されると、Sun Ray クライアントが Sun Ray サーバーに接続されます。

問題: アイコンが 10 秒超表示される。

問題: アイコンに IP アドレスとアイコンメッセージ (Sun Ray サーバーが LAN ネットワーク上にあるか専用インターコネクト上にあるかに基づいて、21A または 21B) が表示される。

この状況は、Sun Ray クライアントが DHCP から IP アドレスを受信したけれども、ほかのパラメータがないときに発生します。Sun Ray クライアントは Sun Ray 固有パラメータを取得するために DHCP_INFORM 要求を発行します。

応答を受け取らない場合、Sun Ray クライアントは IP アドレスのみを使用して起動プロセスを継続します。プライベートインターコネクトまたは単一 LAN 構成では、Sun Ray クライアントは問題なく機能します。ただし、Sun Ray クライアントのパフォーマンスに影響する場合があります。Sun Ray クライアントが複雑な LAN 構成の一部の場合は (Sun Ray クライアントが Sun Ray サーバーのサブネットから数ホップ離れた場所に配置されているときなど)、ネットワーク操作を扱うための追加パラメータや Sun Ray 固有ベンダーオプションが必要であるために、起動プロセスのあとの方で失敗する場合があります。

可能な場合は起動プロセスを継続し、次の機会に次のことを行なってください。

Sun Ray クライアントは DHCP サーバーとの対話を終了すると、Sun Ray サーバーに接続してから、サーバーの認証マネージャー (認証マネージャーとの接続を待機中 OSD によって示される) と対話します。Sun Ray クライアントが最初に別の Sun Ray サーバーにルーティングされる場合もあります。この場合は、リダイレクション OSD アイコンが数秒間表示されてから、Sun Ray クライアントが新しいサーバーの認証マネージャーと対話する際に、認証マネージャーとの接続を待機中 OSD が表示されます。