このページには、ユーザーセッションとログイングリータ/アイドルセッションを含む、Sun Ray セッションが一覧表示されます。Sun Ray セッションは、認証トークンに関連付けられるサービスまたはアプリケーションのグループです。それらは Sun Ray サーバーに存在し、任意のクライアントに送信できます。詳細については、7章セッションとトークンを参照してください。
すべての Sun Ray サーバーで実行されているセッション、または単一のサーバーで実行されているセッションなど、検索フィールドを使用してセッションリストを絞り込みます。
すべてのサーバーまたは特定のサーバーのセッションを、ユーザーセッションとアイドルセッション順にソートして表示します。
セッションに関連付けられたサーバーまたはクライアントの詳細を表示します。
1 つ以上のセッションを終了します。
検索フィールドを使用すると、「セッション」テーブルに表示するセッションを絞り込むことができます。ドロップダウンメニューを使用して、フェイルオーバーグループ内のすべての Sun Ray サーバーのセッション、または単一のサーバーのセッションに絞り込むことができます。デフォルトでは、検索フィールドにワイルドカード (*) が入力され、選択されたフィルタに基づくすべてのセッションが表示されます。セッショントークンの名前または名前の一部をフィールドに指定して、表示するセッションのリストをさらに絞り込むこともできます。新しい検索文字列を入力したあとは、いつでも「検索条件をリセット
」をクリックして、デフォルトに戻すことができます。
1 つ以上のセッションを終了するには、セッションリストでセッションを (個別に、または「すべて選択」ボタンで) 選択してから、「終了」をクリックします。
ユーザーセッション - 現在の検索フィルタに基づくユーザーセッションのリスト。これらは UNIX ユーザーがログインしているセッションであり、休止でないセッションとも呼ばれます。ユーザーはセッション内から追加のアプリケーションを起動することがあるので、大量のシステムリソースを消費する可能性があります。そのため、管理者は休止セッションよりもユーザーセッションを重要視します。システムリソースを解放するために、長期間実行されている切断されたユーザーセッションの数を監視し、(該当する場合) 使用されなくなったセッションを終了してください。
ログイングリータ/アイドルセッション - 現在の検索フィルタに基づく、ログイングリータ段階にあるセッションのリスト。これらのセッションは通常、ログイン画面 (または dtlogin
や gdm
などのログイングリータ) のみを表示し、どのユーザーもまだログインしていません。これらのセッションの有効期間は Sun Ray システムによって制御されます。たとえば、切断された休止セッションは、特定の時間間隔後にシステムによって自動的に終了 (リープオフ) されます。
トークン - セッションのトークン ID。
所有者 - セッションの所有者。セッションのトークンが登録が登録されている場合に設定されます。
UNIX ID - セッション所有者の UNIX ID。
サーバー - セッションが現在実行されている Sun Ray サーバー。サーバーの詳細を表示するには、サーバー名をクリックします。詳細については、Section B.1, “「サーバー」タブ”を参照してください。
ディスプレイ - セッションの X サーバーディスプレイの番号。
ステータス - セッションが「接続済み
」か「切断
」かを示します。
接続済み - 接続済みステータスのセッションがクライアントに現在表示されています。ユーザーがスマートカードを取り外したり、utswitch コマンドや utselect コマンドなどを使用してクライアントを明示的に別のセッションに切り替えたりすると、セッションは自動的に切断されます。
切断 - これらのセッションは引き続きサーバー上で実行されますが、クライアントに接続されていないため、結果的に表示されません。ただしユーザーは、たとえば適切なトークンが含まれているスマートカードをクライアントのカードリーダーに挿入することで、切断されたセッションに再接続できます。こうするとセッションの状態が「接続」に変わり、そのクライアントに表示されます。
デスクトップユニット - 現在セッションに接続されているクライアントのクライアント ID (完全バージョン)。たとえば、Sun Ray クライアントの場合は IEEE802.080020b5ca55
、Oracle Virtual Desktop Client の場合は MD5.d8b3a4eb29497e0c6fbb0f2a810267f5
などです。クライアントの詳細を表示するには、クライアント ID をクリックします。詳細については、Section B.3, “「デスクトップユニット」タブ”を参照してください。
utdetach
utsession