2.8 画面の問題

2.8.1 モニターが DVI-2 に接続されているときに、Sun Ray セッションがデフォルト表示である 640 x 480 を使用する

Sun Ray 2FS クライアントまたは Sun Ray 3 Plus クライアントでモニターが DVI-2 に接続されていて、DVI-1 に接続されているモニターがない場合、Sun Ray セッションはデフォルト表示である 640 x 480 を使用します。

回避方法: Sun Ray 2FS クライアントまたは Sun Ray 3 Plus クライアントにモニターを 1 台だけ接続する場合は、DVI-1 ポートに接続します。

参照: CR 16310166

2.8.2 動的なセッションサイズ変更が有効になっているときにホットデスク後 GNOME がクラッシュする場合がある (Oracle Linux 5)

動的なセッションサイズ変更が有効になっているときに Oracle Linux 5 デスクトップをホットデスクすると、GNOME がクラッシュする場合があります。GNOME がクラッシュした場合、すべてのウィンドウが終了し、新しいセッションが作成されます。この問題はキオスクモード使用時のデスクトップサイズ変更には影響しません。

回避方法: 動的なセッションサイズ変更を無効にします。

参照: CR 13424198

2.8.3 Sun Ray 3 および Sun Ray 3i クライアントで構成 GUI を表示しているときに画面がちらつく

Sun Ray 3 または Sun Ray 3i クライアントが最大解像度 (1920x1200 または 1920x1080) のときに STOP-M で構成 GUI を表示すると、画面がちらつく場合があります。

参照: CR 13702574

2.8.4 2 つ目の Oracle Linux セッションで画面がロックしない

2 つの Oracle Linux セッションを作成するユーザーは、2 つ目のセッションの画面ロックを作成できません。Sun Ray Software が画面をロックする必要がある場合、2 つ目のセッションには xlock を使用します。ユーザーがメニューから画面をロックしようとしても何も起こりません。

回避方法: 2 つ目のセッションには screensaver デーモンを手動で起動することで、画面ロックが有効になり、Sun Ray Software が xlock を使用しなくなります。

# /usr/X11R6/bin/xscreensaver -nosplash &