アクセスとセキュリティ

KVStoreとそのデータへのアクセスは、2つの異なる方法で行われます。データへの通常アクセスは、Java APIを使用して行われます。アプリケーション開発者は、Java APIを使用してアプリケーションがOracle NoSQL Databaseドライバと対話できるようにし、アプリケーション開発者が必要とするデータ・アクセスを行うためにOracle NoSQL Databaseドライバはストアのストレージ・ノードと通信します。アプリケーション開発者が使用するJava APIについては、このマニュアルの後半で説明します。

また、ストアへの管理アクセスは、コマンドライン・インタフェースまたはブラウザベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用して行われます。システム管理者はこれらのインタフェースを使用して、Oracle NoSQL Databaseで必要とされる管理操作を行います。これらのインタフェースを使用してストアを監視することもできます。

注意

Oracle NoSQL Databaseは、ストアへの物理ネットワーク・アクセスが信頼できるユーザーに限られているセキュアな場所にインストールされると想定されています。このことから、現時点では、Oracle NoSQL Databaseのセキュリティ・モデルは、データへの偶発的なアクセスを防ぐように設計されています。悪意のあるアクセスまたはDoS攻撃を防ぐようには設計されていません