7.4. デスクトップへのユーザーの割り当て

次に、ユーザーがプール内のデスクトップにアクセスできるように、ユーザーをプールに割り当てる必要があります。

図 7.23 に示すように、プールの「ユーザー割り当て」タブをクリックします。

図7.23 「ユーザー割り当て」タブ

このイメージはプールの「ユーザー割り当て」タブを示しています。ユーザーは割り当てられていません。

ユーザーをプールに割り当てるには、「割り当て済みユーザーおよびグループ」テーブルの「追加」ボタンをクリックします。図 7.24 に示すように、「プールの割り当て」ウィンドウが表示されます。

図7.24 「プールの割り当て」ウィンドウ

このイメージは「プールの割り当て」ウィンドウを示しています。検索オプションは入力されていません。

Oracle VDI を使用すると、いくつかの方法でユーザーをプールに割り当てることができます。管理にもっとも適したオプションは、ユーザーディレクトリでユーザーとグループを検索することです。ユーザーディレクトリ内のグループをプールに割り当てると、そのグループのメンバーがプールに間接的に割り当てられるため、もっとも効率的です。グループのメンバーシップが変わったときは必ず、そのデスクトップにアクセスできるユーザーが自動的に更新されます。

ユーザーディレクトリを検索するには、「ユーザーまたはグループ」を選択し、検索対象のユーザーまたはグループを「ユーザーおよびグループの検索」フィールドに入力して、「検索」をクリックします。検索にはワイルドカード (*) が組み込まれており、大文字小文字の区別はありません。検索結果が返され、テーブルに一覧表示されます。それらの結果は一致する最初の 100 個に制限されます。図 7.25 に例を示します。

図7.25 ユーザーの検索

このイメージは「プールの割り当て」ウィンドウを示しています。ユーザーの検索が行われて、ユーザー名の横にあるチェックボックスが選択されています。

ただし、このガイドの目的上、もっとも簡単なオプションは、ユーザーディレクトリのすべてのユーザーがプール内のデスクトップにアクセスできるようにする組み込みのカスタムグループを使用することです。これを行うには、図 7.26 に示すように、「カスタムグループ」を選択して、「すべてのユーザー」グループの横にあるボックスを選択します。

図7.26 すべてのユーザーの割り当て

このイメージは「プールの割り当て」ウィンドウを示しています。「カスタムグループ」検索オプションが選択され、「すべてのユーザー」カスタムグループが選択されています。

「了解」をクリックします。「プールの割り当て」ウィンドウが閉じます。図 7.27 に示すように、割り当てが追加されていることを確認するメッセージが表示されます。

図7.27 追加されたユーザー割り当て

このイメージは「ユーザー割り当て」タブを示しています。割り当てが追加されていることを確認するメッセージが表示され、「割り当て済みユーザーおよびグループ」テーブルに新しいエントリが含まれています。

ユーザーをプールに割り当てるもう 1 つのオプションは、Sun Ray 環境のスマートカード機能を使用することです。Oracle VDI ではスマートカードをトークンと呼びます。トークンをプールに割り当てた場合、ユーザーは Sun Ray クライアントを使用して Oracle VDI から自動的に認証を受けて、自分のデスクトップにアクセスできます。

Oracle VDI マネージャー では、プールの「デスクトップ」タブで、個々のデスクトップを個々のユーザーに割り当てることもできます。ただし、これによってデスクトップが柔軟なデスクトップ (すべてのユーザーが使用可能) から個人用デスクトップ (そのユーザーのみが使用可能) に変換されます。ほとんどの処理が自動的かつ大量に行われるため、柔軟なデスクトップをできるだけ使用して、デスクトップ管理を簡略化することが最善の方法です。個人用デスクトップは、手動かつ個別に管理することしかできません。

プールへのユーザーの割り当てが完了したので、次の手順ではログインしてデスクトップにアクセスします。「8章デスクトップへの接続」ではこの方法について説明します。