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Oracle Solaris 11 セキュリティーサービス開発ガイド Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris の開発者向けセキュリティー機能 (概要)
8. Oracle Solaris 暗号化フレームワークの紹介
プラグイン可能な認証モジュール (Pluggable Authentication Modules、PAM) は、システムエントリアプリケーションに対し、認証および関連セキュリティーサービスを提供します。この章の対象読者は、認証、アカウント管理、セッション管理、およびパスワード管理を PAM モジュール経由で行いたいと考えているシステムエントリアプリケーション開発者です。また、ここでは、PAM サービスモジュールの設計者向けの情報も記載します。
この章では、次の内容について説明します。
PAM は最初、Oracle によって開発されました。その後、PAM 仕様は X/Open (現 Open Group) に提出されました。PAM 仕様は、『X/Open Single Sign-On Service (XSSO) - Pluggable Authentication』 (Open Group, UK ISBN 1-85912-144-6 June 1997) として入手可能となっています。PAM の Oracle Solaris 実装については、pam(3PAM)、libpam(3LIB)、および pam_sm(3PAM) のマニュアルページを参照してください。