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Oracle Solaris 11.1 での IP サービス品質の管理     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  IPQoS の紹介 (概要)

2.  IPQoS 対応ネットワークの計画 (タスク)

3.  IPQoS 構成ファイルの作成 (タスク)

4.  IPQoS の起動と保守(タスク)

IPQoS の管理 (タスクマップ)

IPQoS 構成の適用

新規構成を IPQoS カーネルモジュールへ適用する方法

リブート後にも IPQoS 構成を適用する方法

IPQoS メッセージの syslog によるログ記録の有効化

ブート時に IPQoS メッセージを記録する方法

IPQoS のエラーメッセージのトラブルシューティング

5.  フローアカウンティングの使用と統計情報の収集 (タスク)

6.  IPQoS の詳細 (リファレンス)

索引

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IPQoS メッセージの syslog によるログ記録の有効化

IPQoS ブート時のメッセージを記録するには、次に示す手順に従って /etc/syslog.conf ファイルを変更する必要があります。

ブート時に IPQoS メッセージを記録する方法

  1. 管理者になります。

    詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: セキュリティーサービス』の「割り当てられている管理権限を使用する方法」を参照してください。

  2. /etc/syslog.conf ファイルを開きます。
  3. ファイルの最後に、次のエントリを追加します。
    user.info                 /var/adm/messages

    列の区切りは、空白ではなくタブを使用してください。

    このエントリを指定すると、IPQoS により生成されたブート時のメッセージがすべて /var/adm/messages ファイルに記録されます。

  4. システムをリブートして設定を適用します。

例 4-1 /var/adm/messages からの IPQoS 出力

システムのリブート後に /var/adm/messages を表示すると、出力に次のような IPQoS ログメッセージが含まれることがあります。

May 14 10:44:33 ipqos-14 ipqosconf: [ID 815575 user.info]
 New configuration applied.
May 14 10:44:46 ipqos-14 ipqosconf: [ID 469457 user.info] 
Current configuration saved to init file.
May 14 10:44:55 ipqos-14 ipqosconf: [ID 435810 user.info]
Configuration flushed.

また、IPQoS システムの /var/adm/messages ファイル内に、次のような IPQoS エラーメッセージが表示される場合もあります。

May 14 10:56:47 ipqos-14 ipqosconf: [ID 123217 user.error]
 Missing/Invalid config file fmt_version.
May 14 10:58:19 ipqos-14 ipqosconf: [ID 671991 user.error] 
No ipgpc action defined.

これらのエラーメッセージについては、表 4-1 を参照してください。