• ビジネス目標にとってどのアプリケーションが重要かを判定します。

• 実行するアプリケーションのシステム要件を評価します。

• ゾーンで実行する予定のアプリケーションの性能要件。

• インストールされるゾーンごとの 1G バイトのディスク容量の可用性。必要な容量は、そのゾーン内にインストールされるソフトウェアに依存し、それに応じて調整する必要があります。ZFS 圧縮を使用すると、必要なディスク容量が低減します。

  非大域ゾーンのインストール、およびその後のパッケージのインストールと更新の間に、ある程度の一時領域が必要になることに注意してください。1G バイトのディスク容量要件は、このことを考慮に入れています。

zonecfg のプロパティーを使用すると、ゾーン規模のリソース制御とプール機能をゾーンにすばやく追加できます。

ゾーンに対する追加の要件 (共有ストレージ上でゾーンをホストするかどうかなど) を決定します。

デフォルトでは、非大域ゾーンは anet リソースを使用して排他的 IP タイプとして作成されます。anet リソースは、非大域ゾーンに対して自動の仮想 NIC (VNIC) を作成します。別の選択肢として、net リソースを使用して、ゾーンを共有 IP ゾーンまたは排他的 IP ゾーンとして構成することもできます。各ゾーンに必要なファイルシステムとデバイスを決定します。ゾーンのスケジューリングクラスを決定します。標準のデフォルト特権セットでは十分でない場合は、ゾーンのプロセスを制限するための特権セットを決定します。zonecfg の設定の中には自動的に特権を追加するものがあります。たとえば、ip-type=exclusive はネットワークスタックの構成および管理に必要な複数の特権を自動的に追加します。

ゾーンの初期内部構成は、インストール時に作成されて構成されます。