ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris 11.1 デスクトップ管理者ガイド Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
『Oracle Solaris 11.1 デスクトップ管理者ガイド』では、Oracle Solaris デスクトップを実行するシステムを管理する方法について説明します。このガイドの情報のほとんどは、デスクトップのすべてのリリースで共通です。共通の情報でない場合は、プラットフォームが示されます。
注 - この Oracle Solaris のリリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサアーキテクチャーを使用するシステムをサポートしています。サポートされるシステムについては、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Listsを参照してください。
このドキュメントでは、プラットフォームにより実装が異なる場合は、それを特記します。
このリリースのデスクトップでは、SPARC および x86 プラットフォームで Oracle Solaris 11 オペレーティングシステムを実行するシステムをサポートします。
このガイドは、システム管理者および Oracle Solaris デスクトップの使用に関心のあるユーザーを対象にしています。
このガイドは、次のように構成されています。
第 1 章Oracle Solaris デスクトップの管理では、Oracle Solaris デスクトップ (GNOME デスクトップバージョン 2.30.2 をベースとする) を管理するために使用される基本コンポーネントの一部について説明します。
第 2 章GConf を使用したユーザー設定の管理では、GNOME 構成フレームワーク (GConf) を使用して、すべてのユーザーの必須およびデフォルトのデスクトップ設定を行う方法について説明します。
第 3 章メニューのカスタマイズでは、Oracle Solaris デスクトップでメニューを実装する方法、およびメニューをカスタマイズする方法について説明します。
第 4 章テーマのインストールでは、デスクトップの視覚的外観を制御する設定、それらの設定をテーマへと編成する方法、および新規テーマを作成およびインストールする方法について説明します。
第 5 章フォントのカスタマイズでは、新規フォントをインストールする方法、およびフォントの置換を作成する方法について説明します。
第 6 章MIME タイプの使用では、アプリケーションが MIME タイプを検出する方法、MIME タイプを登録する方法、およびアプリケーションをデスクトップに追加する方法について説明します。
第 7 章スクリーンセーバーの管理では、スクリーンセーバー設定を行う方法について説明します。この章では、スクリーンセーバーに使用可能なディスプレイを変更する方法についても説明します。
第 8 章セッションの管理では、セッション管理について紹介し、セッションのデフォルトを設定する方法について説明します。
第 9 章Yelp ヘルプブラウザの概要では、Oracle Solaris デスクトップシステムのヘルプシステムについて説明します。
第 10 章Oracle Solaris デスクトップシステムのパフォーマンス向上では、必要に応じて CPU 使用率および X Window System のネットワークトラフィックを削減する方法、および 8 ビットディスプレイで表示品質を最適化する方法について説明します。
第 11 章Oracle Solaris デスクトップシステムでの機能の無効化では、デスクトップの一部の機能についてユーザーによるアクセスやカスタマイズを回避する方法について説明します。
第 12 章X Window System の操作では、Oracle Solaris OS で使用可能な X Window System の概要について説明します。
付録 A 隠しディレクトリでは、Oracle Solaris デスクトップシステムがユーザーのホームディレクトリに追加する隠し構成ディレクトリについて説明します。
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
次の表では、このドキュメントで使用される表記上の規則について説明します。
表 P-1 表記上の規則
|
次の表に、Oracle Solaris OS に含まれるシェルの UNIX システムプロンプトおよびスーパーユーザーのプロンプトを示します。コマンド例のシェルプロンプトは、そのコマンドを標準ユーザーで実行すべきか特権ユーザーで実行すべきかを示します。
表 P-2 シェルプロンプト
|