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Oracle Solaris 11.1 デスクトップユーザーズガイド     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  デスクトップ入門

2.  デスクトップウィンドウの使用

3.  デスクトップワークスペースの使用

4.  デスクトップパネルの使用

5.  デスクトップアプリケーションの使用

6.  メインメニューバーの使用

7.  タイムスライダの使用

「タイムスライダ」設定ペイン

タイムスライダサービスの有効化と無効化

タイムスライダを有効にする方法

タイムスライダを無効にする方法

タイムスライダのスナップショットの操作

タイムスライダを使用したスナップショットの管理

タイムスライダから既存のスナップショットを削除する方法

スナップショットに使用可能なストレージスペースを変更する方法

スナップショットする特定の ZFS ファイルシステムを選択する方法

スナップショットを外部ストレージデバイスに複製する方法

ファイルマネージャーからスナップショットを管理する

ファイルマネージャーで使用可能なスナップショットを表示する方法

前のバージョンのファイルまたはフォルダを表示する方法

ファイルまたはフォルダのバージョンを比較する方法

以前のバージョンのファイルを復元する方法

手動スナップショットを作成する方法

ファイルマネージャーからスナップショットを削除する方法

8.  ファイルマネージャーの使用

9.  デスクトップツールおよびユーティリティーの使用

10.  デスクトップの構成

A.  マウスの使用

B.  キーボードの使用

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第 7 章

タイムスライダの使用

タイムスライダは、自動的にスケジュールされたホームディレクトリの増分スナップショットから、Oracle Solaris デスクトップユーザーが個々のファイルまたはディレクトリを復元するためのグラフィカルな方法を提供します。タイムスライダを有効にして設定すると、各 ZFS ファイルシステムのスナップショットが 15 分ごと (デフォルト) に作成されます。これらのスナップショットは、過去 24 時間の分は 1 時間ごとに 1 つのみ、過去 7 日間の分は 1 日ごとに 1 つ、そしてタイムスライダサービスが実行していた過去 1 週間ごとに 1 つのスナップショットが保管されるように、時間の経過とともに削除されます。

スナップショットは、ファイルシステムまたはボリュームの読み取り専用コピーです。スナップショットはほとんど瞬間的に作成することができ、最初はプール内で追加のディスク領域を消費しません。しかし、アクティブなデータセット内のデータが変化していくにつれて、スナップショットは古いデータを引き続き参照し、ディスク容量を解放しないため、ディスク領域を消費します。

タイムスライダスナップショットサービスは、デスクトップシステム以外であっても、ブート環境を含むあらゆる ZFS ファイルシステムの定期的なスナップショットを自動化できます。ただし、desktop/time-slider パッケージを使用するには、Oracle Solaris デスクトップがそのマシンで使用されない場合であっても、desktop-incorporation パッケージがインストールされている必要があります。

タイムスライダの詳細は、『Oracle Solaris 11.1 の管理: ZFS ファイルシステム』の第 6 章「Oracle Solaris ZFS のスナップショットとクローンの操作」を参照してください。