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デバイスドライバの記述 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris プラットフォーム用デバイスドライバの設計
2. Oracle Solaris カーネルとデバイスツリー
Ethernet V2 および ISO 8802-3 (IEEE 802.3)
gldm_set_promiscuous() エントリポイント
22. ドライバのコンパイル、ロード、パッケージ化、およびテスト
23. デバイスドライバのデバッグ、テスト、およびチューニング
長い間に若干異なる NIC アーキテクチャーがいくつか出現しました。MAC 層は、NIC ハードウェアと対話する Oracle Solaris の共通フレームワークです。MAC 層は、ハードウェア分類、VLAN タグ付け、VLAN ストリップ、ハードウェアチェックサムオフロード、ラージセグメントオフロード、負荷分散などのハードウェア機能をできるだけ多く活用しつつ、各種ハードウェアで適用可能な共通モデルを提供できる必要があります。
Oracle Solaris OS 用のネットワークドライバを記述するには、Solaris Generic LAN Driver (GLD) フレームワークを使用します。
新しい Ethernet ドライバに関しては、GLDv3 フレームワークを使用します。「GLDv3 ネットワークデバイスドライバフレームワーク」を参照してください。GLDv3 フレームワークは、関数呼び出しベースのインタフェースです。
古い Ethernet、トークンリング、または FDDI ドライバを管理するには、GLDv2 フレームワークを使用します。「GLDv2 ネットワークデバイスドライバフレームワーク」を参照してください。GLDv2 は、ドライバ間で共有する共通コードを提供するカーネルモジュールです。
NIC ドライバを記述する場合は、第 21 章SR-IOV ドライバも参照してください。