ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris Cluster システム管理 Oracle Solaris Cluster 4.1 (日本語) |
Oracle Solaris Cluster ハードウェア構成の記録
Oracle Solaris Cluster のリリース情報とバージョン情報を表示する方法
構成されているリソースタイプ、リソースグループ、リソースを表示する方法
Oracle Solaris Cluster のコマンドログの内容を表示する方法
2. Oracle Solaris Cluster と RBAC
5. グローバルデバイス、ディスクパス監視、およびクラスタファイルシステムの管理
この章では、グローバルクラスタとゾーンクラスタの管理に関する次の情報と、Oracle Solaris Cluster 管理ツールの使用手順について説明します。
このマニュアル内の手順はすべて、Oracle Solaris 11 オペレーティングシステムで使用するためのものです。
グローバルクラスタは、1 つ以上のグローバルクラスタノードから構成されます。グローバルクラスタには、ノードではなく、HA for Zones データサービスで構成された solaris または solaris10 ブランドの非大域ゾーンを含めることもできます。
ゾーンクラスタは、cluster 属性で設定された solaris、solaris10、または labeled ブランドの 1 つ以上の非帯域ゾーンで構成されます。ゾーンクラスタでは、その他のブランドタイプは許可されていません。labeled ブランドゾーンクラスタは、Oracle Solaris ソフトウェアの Trusted Extensions でのみ使用します。clzonecluster コマンドまたは clsetup ユーティリティーを使用して、ゾーンクラスタを作成します。Oracle Solaris ゾーンで提供される分離を含めて、グローバルクラスタと同様にゾーンクラスタでサポートされるサービスを実行できます。ゾーンクラスタは、グローバルクラスタに依存しており、したがって、グローバルクラスタを必要とします。グローバルクラスタはゾーンクラスタを含みません。ゾーンクラスタは 1 つのマシン上に最大で 1 つのゾーンクラスタノードを持ちます。ゾーンクラスタノードは、同じマシン上のグローバルクラスタノードが動作している場合にのみ動作します。あるマシンのグローバルクラスタノードで障害が発生すると、そのマシン上のすべてのゾーンクラスタノードも動作しなくなります。ゾーンクラスタに関する一般的な情報については、『Oracle Solaris Cluster Concepts Guide 』を参照してください。