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Oracle Solaris Cluster 4.1 リリースノート     Oracle Solaris Cluster 4.1 (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris Cluster 4.1 リリースノート

A.  ORCL.otd(5) のマニュアルページ

はじめに

このドキュメントでは、SPARC ベースのシステムおよび x86 ベースのシステムの Oracle Solaris Cluster 4.1 および Oracle Solaris Cluster Geographic Edition (Geographic Edition) 4.1 ソフトウェアの製品機能、要件、および制限について説明します。また、公開されている不具合やその他の既知の問題についても説明します。

このドキュメントは、Oracle のソフトウェアとハードウェアについて幅広い知識を持っている上級システム管理者を対象としています。 販売活動のガイドとしては使用しないでください。

このドキュメントの手順は、Oracle Solaris オペレーティングシステムの知識と、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアと使用するボリューム管理ソフトウェアに関する専門知識を前提としています。

Bash は、Oracle Solaris 11 のデフォルトのシェルです。Bash シェルのプロンプトに示されているマシン名は、意味を明確にするために表示されています。

UNIX コマンド

このドキュメントでは、Oracle Solaris Cluster データサービスのインストールと構成に固有のコマンドについて説明します。このドキュメントでは、UNIX の基本的なコマンドや手順 (システムの停止、システムのブート、デバイスの構成など) については説明していません。基本的な UNIX コマンドに関する情報および手順については、以下を参照してください。

表記上の規則

このドキュメントでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号
説明
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
machine_name% su

Password:

aabbcc123
プレースホルダー: 実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
AaBbCc123
参照する書名を示します。
ユーザーズガイド』の第 6 章を参照ください。

キャッシュはローカルに保存されているコピーです。

ファイルを保存しないでください。

注: 強調表示されたいくつかの項目はオンラインで太字で表示されます。

コマンド例のシェルプロンプト

次の表は、Oracle Solaris OS に含まれるシェルの UNIX システムプロンプトとスーパーユーザーのプロンプトを示しています。コマンドの例では、一般ユーザーと権限を持つユーザーのどちらがコマンドを実行する必要があるのかをシェルプロンプトで示しています。

表 P-2 シェルプロンプトについて

シェル
プロンプト
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$
スーパーユーザーの Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
#
C シェル
machine_name%
C シェルのスーパーユーザー
machine_name#

関連ドキュメント

関連する Oracle Solaris Cluster トピックについての情報は、以下の表に示すドキュメントを参照してください。Oracle Solaris Cluster のすべてのドキュメントは、http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html で入手可能です。

項目
ドキュメント
ハードウェアの設置と管理
概念
ソフトウェアのインストール
データサービスのインストールと管理
データサービスの開発
システム管理
ソフトウェアアップグレード
エラーメッセージ
コマンドと関数のリファレンス
互換性のあるソフトウェア

Oracle Support へのアクセス

Oracle のユーザーは、My Oracle Support を介して電子的サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info にアクセスしてください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs にアクセスしてください。

問い合わせについて

Oracle Solaris Cluster をインストールまたは使用しているときに問題が発生した場合は、ご購入先に連絡し、次の情報をお伝えください。

次のコマンドを使用し、システムに関して、サービスプロバイダに必要な情報を収集してください。

コマンド
機能
prtconf -v
システムメモリのサイズと周辺デバイス情報を表示します
psrinfo -v
プロセッサの情報を表示する
pkg list
インストールされているパッケージを報告する
prtdiag -v
システム診断情報を表示する
/usr/cluster/bin/clnode show-rev -v
各ノードの Oracle Solaris Cluster のリリースおよびパッケージのバージョン情報を表示します

/var/adm/messages ファイルの内容も用意してください。

改訂履歴

次の表は、このドキュメントの初版リリース以降に改訂または追加された情報を示しています。表には、これらの変更の改訂日も示されています。

改訂日
新しい情報
2012 年 12 月
グローバルクラスタでの Oracle RAC データサービスのサポートが追加されました。
2013 年 2 月
Siebel データサービスのサポートが追加されました。

Oracle が提供するデータレプリケーションの Sun ZFS Storage Appliance でのサポート対象として、Oracle Solaris ZFS Volume Manager が追加されました。

Geographic Edition では Oracle Solaris バージョン 11.1 が必要であるという誤った要件が削除されました。

Upgrade Guide のコマンド構文の修正が追加されました。

2013 年 7 月
最新情報のセクションに新しいデータサービス (PostgreSQL、SAP liveCache、SAP MaxDB, Siebel, Sybase ASE Samba および Oracle Traffic Director) に対するサポートが追加されました。

互換性のセクションが Solaris Volume Manager のミラー化された論理ボリュームを含む Oracle ASM に関する情報で更新されました。

既知の問題点のセクションが更新されました。