zonep2vchk ユーティリティーを使用したシステムへのアクセス

`zonep2vchk` ユーティリティーを使用したシステムへのアクセス

zonep2vchk ユーティリティーを使用して、別の Oracle Solaris 10 ホスト上のゾーンへの移行のための Oracle Solaris 10 ホストの評価と、zonecfg テンプレートの作成を行います。このユーティリティーは、移行が始まる前にソースシステム上で実行されます。ユーティリティーには次の機能があります。

使用中のネットワーク、ストレージ、およびオペレーティングシステム機能などの、Oracle Solaris 構成の解析
アプリケーションバイナリの解析
実行中のアプリケーションの解析
ターゲットシステムで使用する zonecfg テンプレート zonecfg コマンドファイルの生成。ゾーンはソースシステムの構成と一致します。

zonep2vchk ユーティリティーの説明は、zonep2vchk(1M) のマニュアルページで説明されています。

Oracle Solaris 10 1/13: `zonep2vchk` ユーティリティーの取得

zonep2vchk ユーティリティーは Oracle Solaris 10 1/13 システム上で使用できます。

Oracle Solaris 10 の以前のバージョンでこのユーティリティーを使用する場合は、OTN (http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris10/downloads) からアンバンドルのパッケージをダウンロードできます。

注 - アンバンドルのパッケージを追加しても、その後システムをアップグレードするか、またはシステムにパッチを適用すれば、Oracle Solaris 10 1/13 によって提供されたバージョンと干渉しません。アンバンドル版は、/opt/SUNWzonep2vchk にインストールされます。Oracle Solaris 10 1/13 のアップグレードまたはパッチにより、/usr/sbin にバンドル版が追加されます。以前に取得したアンバンドルのパッケージはアンインストールできます。

移行に関するその他の考慮事項

元の Oracle Solaris 10 システムで実行されていたサービスに応じて、大域管理者は、ゾーンがインストールされたあとに新規ホスト上のゾーンを手動でカスタマイズすることが必要になる場合があります。たとえば、ゾーンに割り当てられた特権の変更が必要になる場合があります。この操作は自動的に実行されることはありません。また、すべてのシステムサービスがゾーン内で動作するとは限らないため、すべての物理システムがゾーンへの移行に適しているわけではありません。

P2V でインストールする元のソースシステムイメージが、移行先ホストのオペレーティングシステムリリースよりもあとのリリースの場合、インストールは失敗します。

ナビゲーションリンクをスキップ
印刷ビューの終了
	Oracle Solaris の管理: Oracle Solaris コンテナ - リソース管理と Oracle Solaris ゾーン Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語)

Oracle Solaris 10 1/13: zonep2vchk ユーティリティーの取得

移行に関するその他の考慮事項

`zonep2vchk` ユーティリティーを使用したシステムへのアクセス

Oracle Solaris 10 1/13: `zonep2vchk` ユーティリティーの取得