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Oracle Solaris 10 1/13 ご使用にあたって     Oracle Solaris 10 1/13 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  ライセンスの更新

2.  インストールに関する注意事項

3.  Oracle Solaris の実行時の問題

4.  サポート中止に関する情報

このリリースで削除された機能

32 ビット: Adobe Flash Player

autoreg および basicreg コマンド

glib 1.2.10 および gtk 1.2.10 ライブラリ

将来のリリースで削除される可能性がある機能

LP 印刷サービス

SPARC: レガシーシステムのサポート

rstart クライアントと rstartd サーバー

rdist コマンド

crypt コマンド

viex、および ed コマンドの -x および -C オプション

sysidtool フレームワーク

SPARC プラットフォーム用の Oracle 提供の Sun OpenGL ソフトウェア

WU-ftpd サーバー

Oracle 提供の Solaris ボリュームマネージャーでのブートのサポート

ioctls フロッピードライバと fdformat ユーティリティー

tnf トレース (3TNF)

/etc/power.confpmconfigpoweradm への置き換え

Trusted Extensions の IPv6 CIPSO の CALIPSO への置き換え

/etc/hostname.interface ファイル

フラッシュアーカイブのインストールコマンド

x86: lsimega ドライバのサポート

QLogic SCSI Ultra160 デバイスドライバの削除

32 ビット SPARC および x86: libmle ライブラリ

32 ビット SPARC: アジア言語の SunOS4.x BCP の削除

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシー印刷フィルタの削除

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーライブラリの削除

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーコマンドの削除

ディスクレスクライアント機能

SPARC: SunOS 4 バイナリ互換性のサポート

32 ビット x86: sk98sol ドライバ

IP 転送 SMF サービス

x86: 32 ビットの X サーバーおよびドライバ

SYSV3 SCO 互換の環境変数

passmgmt コマンド

ロケール管理

SIP Express Router (SER)

Oracle Solaris OS での Jakarta Tomcat 4 インタフェース

x86: lx ブランドゾーン

プロットコマンド

MySQL 4

Apache httpd 1.3

audit_user データベース

監査デーモンインタフェース

Oracle Solaris 監査コマンド

監査ファイルサイズ統計およびファイルサイズ制限のインタフェース

さまざまな SPARC 互換グラフィックスカード用のドライバ

ロケールの省略形式

Java SE 1.4.2 のサポート

Java SE 5.0 のサポート

@euro ロケールバリアント

ucblinks コマンド

Xprt サーバーと Xprint 拡張機能

xmh コマンド

XIE ライブラリ

bdftosnf コマンドおよび showsnf コマンド

PostgreSQL 8.1 および 8.2

ロケールバリアント cz

xorgcfg および xorgconfig ユーティリティー

Oracle Berkeley DB 4.2

audiorecord および audioplay アプリケーションの一部のスイッチ

インバウンドオープンソースおよびサードパーティー、ベンダー提供オープンソースコンポーネント用の方針転換

Mozilla 1.X のサポート

x86: sbpro ドライバ

CacheFS ファイルシステム

sdtudctool コマンド

ctlmp および ctlconvert_txt ユーティリティー

genlayouttbl ユーティリティー

Mobile IPv4

Gnopernicus

Xsun サーバー

共通デスクトップ環境

Sun Java System Calendar Server のクライアントアプレット

DARPA 簡易ネームサーバー

I2O Intelligent I/O

PDF ファイルおよび PostScript ファイルの GNOME ビューア

スマートカード管理インタフェース

iButton スマートカード

Cyberflex スマートカード

PAM スマートカード

OCF または SCF スマートカードフレームワーク

SCF スマートカード API

Remote Program Load サーバー機能

sun4v システムのデフォルト Ethernet ドライバとして ipge から e1000g NIC ドライバに移行

Solstice Enterprise Agents のサポート

32 ビット x86: 拡張メモリーファイルシステムのサポート

Standard Type Services Framework のサポート

SPARC: jfca ドライバサポート

zic -s オプションのサポート

リムーバブルボリューム管理のサポート

64 ビット SPARC: デュアル基本速度 ISDN インタフェースとマルチメディアコーデックチップ

SPARC: 将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性がある特定のドライバ

自動セキュリティー拡張ツールのサポート

アジアの短縮 dtlogin

Cfront 実行時サポートライブラリ

構成管理者の fp プラグインハードウェアオプション

基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てインタフェース

廃止されるデバイスドライバインタフェース (DDI)

power.conf ファイルの Device Management エントリ

デバイスとドライバソフトウェアのサポート

FMLI (Form and Menu Language Interpreter)

/etc/net/ti* のホストファイル

krb5.conf ファイルの Kerberos Ticket Lifetime パラメータ

韓国語 CID フォント

UTF-8 でないレガシー (従来の) ロケール

CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) の関数

libXinput ライブラリ

NIS+ ネームサービスの種類

nstest テストプログラム

Perl バージョン 5.6.1

Solaris 管理コンソールのパッチツール (パッチマネージャー)

Solstice Enterprise Agents

スタンドアロンのルーター検出

Oracle Sun Fire Link インタフェース

Java Desktop System アプリケーション

トークンリングおよび FDDI デバイスタイプ

WBEM 動的再構成

XIL インタフェース

xetops ユーティリティー

5.  ドキュメントに関する情報

A.  以前に記載され、Oracle Solaris 10 1/13 リリースで修正されたバグ

将来のリリースで削除される可能性がある機能

ここでは、Oracle Solaris オペレーティングシステムの将来のリリースに適用される、ソフトウェアのサポート中止情報について説明します。

LP 印刷サービス

LP 印刷サービスは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

SPARC: レガシーシステムのサポート

rstart クライアントと rstartd サーバー

rstart クライアントと rstartd サーバーは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。別のマシンで X ウィンドウシステムプログラムを起動するには、ssh(1) コマンドの X11 転送機能を使用してください。

rdist コマンド

rdist コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

crypt コマンド

crypt(1) コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。代わりに、新しい安全なアルゴリズムを利用できる encrypt(1) コマンドを使用してファイルを保護できます。

encrypt(1) コマンドは、この Oracle Solaris 10 以降のリリースで利用できます。

viex、および ed コマンドの -x および -C オプション

vi(1)、ex(1)、および ed(1) コマンドの -x および -C オプションは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。代わりに、新しい安全なアルゴリズムを利用できる encrypt(1) コマンドを使用してファイルを保護できます。

encrypt(1) コマンドは、この Oracle Solaris 10 以降のリリースで利用できます。

sysidtool フレームワーク

sysidtool(1M) フレームワークを使用した Oracle Solaris インスタンスの構成の管理は、Oracle Solaris の将来のリリースではできなくなる可能性があります。Oracle Solaris インスタンスの構成の管理には、smf(5) システム構成フレームワークを使用できます。

SPARC プラットフォーム用の Oracle 提供の Sun OpenGL ソフトウェア

SPARC プラットフォーム用の Oracle 提供の Sun OpenGL ソフトウェアは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。代わりに、libGL の Mesa 実装、または同じ機能を備えた、x64 プラットフォームで Nvidia グラフィックスデバイス用に提供された Nvidia OpenGL を使用できます。

WU-ftpd サーバー

WU-ftpd に基づいた Oracle Solaris FTP サーバーは、Oracle Solaris OS の将来のリリースで利用できなくなる可能性があります。WU-ftpd サーバーは、新しい FTP サーバーに置き換えられる可能性があります。

Oracle 提供の Solaris ボリュームマネージャーでのブートのサポート

Solaris ボリュームマネージャー (SVM) の metadevice からブートする機能は、Oracle Solaris OS の次のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

ioctls フロッピードライバと fdformat ユーティリティー

ioctls (fdio) フロッピードライバと fdformat ユーティリティーは、Oracle Solaris の次のリリースで削除される可能性があります。ただし、USB フロッピーのサポートは継続します。


注 - フロッピードライバ fd および fdc はすでに削除されています。


tnf トレース (3TNF)

tnf トレース (3TNF) 機能は、Oracle Solaris の将来のリリースで利用できなくなる可能性があります。代わりに、トレース目的には dtrace(1M) を使用してください。

/etc/power.confpmconfigpoweradm への置き換え

/etc/power.conf 構成ファイルと pmconfig(1M) ユーティリティーは、Oracle Solaris の将来のリリースで poweradm(1M) コマンドに置き換えられる可能性があります。poweradm(1M) コマンドを使って構成できるプロパティーの数は最小限になります。

Trusted Extensions の IPv6 CIPSO の CALIPSO への置き換え

Oracle では、IPv6 CIPSO (Commercial Internet Protocol Security Option) 実装が、Oracle Solaris の将来のリリースで IETF CALIPSO 標準に置き換えられる可能性があります。

CIPSO (Commercial Internet Protocol Security Option) は、FIPS PUB 188 に定義されており、IPv4 の標準です。Trusted Extensions のリリース時には CIPSO と同等の標準が IPv6 用に存在しなかったため、Oracle Solaris の Trusted Extensions 機能では CIPSO の独自の IPv6 実装を用意していました。

IETF では、CALIPSO (Common Architecture Label IPv6 Security Option) または RFC 5570 と呼ばれる、CIPSO と同等の標準を IPv6 用に作成しました。

現在の CIPSO IPv4 のサポートには影響しません。CIPSO と CALIPSO は、Trusted Extensions でのみ使用されます。

/etc/hostname.interface ファイル

持続的なネットワーク構成の格納に使用される /etc/hostname.interface ファイルは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

フラッシュアーカイブのインストールコマンド

次のフラッシュアーカイブのインストールコマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

また、flash_archive(4) ファイル形式を使用して実行されるインストールもサポートされなくなる可能性があります。

x86: lsimega ドライバのサポート

lsimega(7d) ドライバは、将来のリリースには含まれない可能性があります。lsimega(7d) によって決められるデバイスを使用している場合は、glm(7d) に移行するか、または最新のハードウェアにアップグレードしてください。

QLogic SCSI Ultra160 デバイスドライバの削除

qus デバイスドライバは、Oracle Solaris の将来のリリースから削除される可能性があります。qus デバイスドライバは、QLogic Ultra160 SCSI ホストバスアダプタをサポートしています。

32 ビット SPARC および x86: libmle ライブラリ

libmle ライブラリは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

32 ビット SPARC: アジア言語の SunOS4.x BCP の削除

アジア言語の SunOS4 BCP のすべてのバージョンのサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。ただし、Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではアジア言語の SunOS4 BCP のすべてのバージョンを引き続き使用できます。

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシー印刷フィルタの削除

次のアジア言語のレガシー印刷フィルタは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

テキストから PS への変換には、mp(1) フィルタを使用してください。

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーライブラリの削除

次のアジア言語のレガシーライブラリ (その xctype マクロを含む) は、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

これらのライブラリの代わりに、標準関数 iconv(3C) および wctype(3C) を使用してください。Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではこれらのライブラリを使用できる可能性があります。

32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーコマンドの削除

次のアジア言語のレガシーコマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

レガシーコードセットコンバータの代わりに、iconv(1) コマンドを使用してください。Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではこれらのコマンドを使用できる可能性があります。

ディスクレスクライアント機能

ディスクレスクライアント機能は、サポートされない可能性があります。次のコマンドが影響を受ける可能性があります。

SPARC: SunOS 4 バイナリ互換性のサポート

すべてのバージョンの SunOS 4 バイナリ互換性のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。ただし、Oracle Solaris 10 ブランドゾーンでの使用時は、すべてのバージョンの SunOS 4 バイナリのサポートは継続します。

32 ビット x86: sk98sol ドライバ

SysKonnect/Marvell SK-Net ギガビット Ethernet 用の sk98sol ドライバは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

IP 転送 SMF サービス

IP 転送 SMF サービスは、システム全体の転送構成を管理します。次の IP 転送 SMF サービスは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

x86: 32 ビットの X サーバーおよびドライバ

x86 プラットフォームでの次の X サーバーの 32 ビットバージョンは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。


注 - SPARC プラットフォームでは、これらのサーバーの 64 ビットバージョンのみを提供します。


ビデオドライバ、入力デバイスドライバ、拡張機能など、64 ビットバージョンで提供されない Xorg ロード可能モジュールはすべて使用されません。使用可能なビデオドライバが見つからない場合、Xorgvesa ドライバを使用します。

次の表に、32 ビットバージョンの Xorg ドライバを含む x86 ビデオデバイスを示します。

ビデオデバイス
ドライバ名
Alliance Promotion
apm
Ark Logic
ark
Chips & Technologies
chips
3Dlabs/TI glint
glint
Number Nine Imagine 128
i128
Intel i740
i740
NeoMagic
neomagic
Rendition Verite
rendition
S3
s3
S3 ViRGE & Trio3D
s3virge
S3 Savage
savage
Silicon Motion
siliconmotion
SiS & XGI
sis
3Dfx
tdfx
DEC 21039/TGA
tga
Tseng Labs
tseng

各ドライバのマニュアルページには、サポートされるデバイスに関する詳細情報が記載されています。独自のドライバを作成してサポートする場合は、X.Org Foundation (http://www.x.org/) からこれらのドライバのソースを入手できます。

SYSV3 SCO 互換の環境変数

SYSV3 SCO 互換の環境変数は、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。次のコマンドが影響を受ける可能性があります。

passmgmt コマンド

passmgmt コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。代わりに、同じ機能を提供する次のコマンドを使用できます。

ロケール管理

localeadm(1M) コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで利用できなくなる可能性があります。

SIP Express Router (SER)

SER および SERWeb は、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。

Oracle Solaris OS での Jakarta Tomcat 4 インタフェース

Jakarta Tomcat 4 は、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。同じ機能を提供する Apache Tomcat 5.5 または Apache Tomcat 6 に移行できます。

x86: lx ブランドゾーン

lx ブランドは、ブランドゾーンフレームワークを使用して、Linux バイナリアプリケーションを変更することなく、Oracle Solaris OS のカーネルを備えたマシンで実行できるようにします。

lx ブランドゾーンのサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

プロットコマンド

Oracle Solaris の将来のリリースで次のプロットコマンドのサポートが中止される可能性があります。

さらに、LPR の -g オプションも Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

MySQL 4

MySQL 4 RDBMS は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。同じ機能を提供する MySQL 5.1 に移行できます。

Apache httpd 1.3

Apache httpd 1.3 は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。同じ機能を提供する Apache httpd 2 に移行できます。

audit_user データベース

audit_user(4) データベースおよび getuausernam(3BSM) アクセサの機能は、将来の Oracle Solaris リリースでは削除される可能性があります。ユーザーごとの監査事前選択フラグの指定方法が異なる可能性があります。

監査デーモンインタフェース

Oracle Solaris 監査デーモンが使用する次のインタフェースは、将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

Oracle Solaris 監査コマンド

次の Oracle Solaris 監査インタフェースは、Oracle Solaris の将来のリリースで同等の機能に置き換えられる可能性があります。

監査ファイルサイズ統計およびファイルサイズ制限のインタフェース

監査ファイルサイズ統計およびファイルサイズ制限のインタフェース getfsize および setfsize は、auditon(2) システムコール内にある同様の名前の付いたサブコマンドと、auditconfig(1M) コマンドに渡されるオプションから構成されますが、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

さまざまな SPARC 互換グラフィックスカード用のドライバ

SPARC プラットフォームの次のグラフィックスカード用ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースに含まれない可能性があります。

カード/デバイス
ドライバ名
Creator、Creator3D
ffb
Elite3D
afb
Expert3D、Expert3D Lite
ifb
GX、GXplus、TurboGX、TurboGXplus
cg6
PGX
m64
PGX32
gfxp
PGX64
m64
Sun Blade 100/150 オンボードグラフィックス
m64
Ultra 3 ラップトップオンボードグラフィックス
m64
Ultra 5/10 オンボードグラフィックス
m64
XVR-200
mko
XVR-500
ifb
XVR-600
jfb
XVR-1000
gfb
XVR-1200
jfb
XVR-2500
kfb
XVR-4000
zulu

ロケールの省略形式

次の表に、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性のあるロケールのリストを示します。この表は、対応する代替ロケールのリストも示しています。

削除されるロケール
代替ロケール
ar
ar_EG.ISO8859-6
bg_BG
bg_BG.ISO8859-5
ca
ca_ES.ISO8859-1
ca_ES
ca_ES.ISO8859-1
cs
cs_CZ.ISO8859-2
cs_CZ
cs_CZ.ISO8859-2
da
da_DK.ISO8859-1
da_DK
da_DK.ISO8859-1
da.ISO8859-15
da_DK.ISO8859-15
de
de_DE.ISO8859-1
de_AT
de_AT.ISO8859-1
de_CH
de_CH.ISO8859-1
de_DE
de_DE.ISO8859-1
de.ISO8859-15
de_DE.ISO8859-15
de.UTF-8
de_DE.UTF-8
el
el_GR.ISO8859-7
el_GR
el_GR.ISO8859-7
el.sun_eu_greek
el_GR.ISO8859-7
el.UTF-8
el_CY.UTF-8
en_AU
en_AU.ISO8859-1
en_CA
en_CA.ISO8859-1
en_GB
en_GB.ISO8859-1
en_IE
en_IE.ISO8859-1
en_NZ
en_NZ.ISO8859-1
en_US
en_US.ISO8859-1
es
es_ES.ISO8859-1
es_AR
es_AR.ISO8859-1
es_BO
es_BO.ISO8859-1
es_CL
es_CL.ISO8859-1
es_CO
es_CO.ISO8859-1
es_CR
es_CR.ISO8859-1
es_EC
es_EC.ISO8859-1
es_ES
es_ES.ISO8859-1
es_GT
es_GT.ISO8859-1
es.ISO8859-15
es_ES.ISO8859-15
es_MX
es_MX.ISO8859-1
es_NI
es_NI.ISO8859-1
es_PA
es_PA.ISO8859-1
es_PE
es_PE.ISO8859-1
es_PY
es_PY.ISO8859-1
es_SV
es_SV.ISO8859-1
es.UTF-8
es_ES.UTF-8
es_UY
es_UY.ISO8859-1
es_VE
es_VE.ISO8859-1
et
et_EE.ISO8859-15
et_EE
et_EE.ISO8859-15
fi
fi_FI.ISO8859-1
fi_FI
fi_FI.ISO8859-1
fi.ISO8859-15
fi_FI.ISO8859-15
fr
fr_FR.ISO8859-1
fr_BE
fr_BE.ISO8859-1
fr_CA
fr_CA.ISO8859-1
fr_CH
fr_CH.ISO8859-1
fr_FR
fr_FR.ISO8859-1
fr.ISO8859-15
fr_FR.ISO8859-15
fr.UTF-8
fr_FR.UTF-8
he
he_IL.ISO8859-8
he_IL
he_IL.ISO8859-8
hr_HR
hr_HR.ISO8859-2
hu
hu_HU.ISO8859-2
hu_HU
hu_HU.ISO8859-2
is_IS
is_IS.ISO8859-1
it
it_IT.ISO8859-1
it.ISO8859-15
it_IT.ISO8859-15
it_IT
it_IT.ISO8859-1
it.UTF-8
it_IT.UTF-8
ja
ja_JP.eucJP
ko
ko_KR.EUC
ko.UTF-8
ko_KR.UTF-8
lt
lt_LT.ISO8859-13
lt_LT
lt_LT.ISO8859-13
lv
lv_LV.ISO8859-13
lv_LV
lv_LV.ISO8859-13
mk_MK
mk_MK.ISO8859-5
nl
nl_NL.ISO8859-1
nl_BE
nl_BE.ISO8859-1
nl.ISO8859-15
nl_NL.ISO8859-15
nl_NL
nl_NL.ISO8859-1
no
nb_NO.ISO8859-1
no_NO
nb_NO.ISO8859-1
no_NO.ISO8859-1@bokmal
nb_NO.ISO8859-1
no_NO.ISO8859-1@nynorsk
nn_NO.ISO8859-1
no_NY
nn_NO.ISO8859-1
pl
pl_PL.ISO8859-2
pl_PL
pl_PL.ISO8859-2
pl.UTF-8
pl_PL.UTF-8
pt
pt_PT.ISO8859-1
pt_BR
pt_BR.ISO8859-1
pt.ISO8859-15
pt_PT.ISO8859-15
pt_PT
pt_PT.ISO8859-1
ro_RO
ro_RO.ISO8859-2
ru
ru_RU.ISO8859-5
ru.koi8-r
ru_RU.KOI8-R
ru_RU
ru_RU.ISO8859-5
ru.UTF-8
ru_RU.UTF-8
sh
bs_BA.ISO8859-2
sh_BA
bs_BA.ISO8859-2
sh_BA.ISO8859-2@bosnia
bs_BA.ISO8859-2
sh_BA.UTF-8
bs_BA.UTF-8
sk_SK
sk_SK.ISO8859-2
sl_SI
sl_SI.ISO8859-2
sq_AL
sq_AL.ISO8859-2
sr_CS
sr_ME.UTF-8 または sr_RS.UTF-8
sr_CS.UTF-8
sr_ME.UTF-8 または sr_RS.UTF-8
sr_SP
sr_ME.ISO8859-5 または sr_RS.ISO8859-5
sr_YU
sr_ME.ISO8859-5 または sr_RS.ISO8859-5
sr_YU.ISO8859-5
sr_ME.ISO8859-5 または sr_RS.ISO8859-5
sv
sv_SE.ISO8859-1
sv_SE
sv_SE.ISO8859-1
sv.ISO8859-15
sv_SE.ISO8859-15
sv.UTF-8
sv_SE.UTF-8
th
th_TH.TIS620
th_TH
th_TH.TIS620
th_TH.ISO8859-11
th_TH.TIS620
tr
tr_TR.ISO8859-9
tr_TR
tr_TR.ISO8859-9
zh
zh_CN.EUC
zh.GBK
zh_CN.GBK
zh_TW
zh_TW.EUC
zh.UTF-8
zh_CN.UTF-8

Java SE 1.4.2 のサポート

Java Platform, Standard Edition (Java SE) 1.4.2 のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。重要な修正を受け取るために、次のオプションを考慮してください。

Java SE の技術サポートと EOL ポリシーについては、http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html を参照してください。

Java SE 5.0 のサポート

Java SE 5.0 のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。重要な修正を受け取るために、次のオプションを考慮してください。

技術サポートと EOL ポリシーについては、http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html を参照してください。

@euro ロケールバリアント

次の @euro ロケールバリアントは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。

ca_ES.ISO8859-15@euro
fr_BE.ISO8859-15@euro
de_AT.ISO8859-15@euro
fr_BE.UTF-8@euro
de_DE.ISO8859-15@euro
fr_FR.ISO8859-15@euro
de_DE.UTF-8@euro
fr_FR.UTF-8@euro
el_GR.ISO8859-7@euro
it_IT.ISO8859-15@euro
en_IE.ISO8859-15@euro
it_IT.UTF-8@euro
es_ES.ISO8859-15@euro
nl_BE.ISO8859-15@euro
es_ES.UTF-8@euro
nl_NL.ISO8859-15@euro
fi_FI.ISO8859-15@euro
pt_PT.ISO8859-15@euro

対応するバリアントでないロケールを使用します。

ucblinks コマンド

Oracle の SunOS 4.x デバイス名リンクを /dev ディレクトリに作成する ucblinks 機能は、Oracle Solaris の将来のリリースではサポートされない可能性があります。現在のリリースでは、SunOS 5.x デバイス名が使用されています。

次の表は、将来削除される可能性がある SunOS 4.x のデバイス名リンクの一覧です。

SunOS 4.x のデバイス名
デバイスの種類
/dev/[r]fd%d
fd フロッピー
/dev/[r]sr%d
sd/atapi cdrom
/dev/[r]sd%d
sd ディスク
/dev/[r]n%d
st テープ

次の表は、現行の SunOS 5.x のデバイス名リンクの一覧です。

SunOS 5.x のデバイス名
デバイスの種類
/dev/[r]diskette
fd フロッピー
/dev/[r]dsk/*
sd/atapi cdrom
/dev/[r]dsk/*
sd ディスク
/dev/rmt/*
st テープ

Xprt サーバーと Xprint 拡張機能

X ウィンドウシステムに対する Xprt サーバーと Xprint 拡張機能は、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。libXp ライブラリは、バイナリ互換性のために保持されます。このライブラリによって、このソフトウェアをすでに使用しているユーザーは、Oracle Solaris 10 およびそれ以前のリリースを実行している Xprt サーバー、またはほかのプラットフォーム上の Xprint 実装に対して、引き続きネットワーク経由で出力できます。

xmh コマンド

xmh コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。サポートされる電子メールアプリケーションは Thunderbird および Evolution です。

XIE ライブラリ

XIE (X Imaging Extension) ライブラリは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

bdftosnf コマンドおよび showsnf コマンド

bdftosnf コマンドおよび showsnf コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。

PostgreSQL 8.1 および 8.2

PostgreSQL バージョン 8.1 および 8.2 は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。


注 - PostgreSQL 8.1 およびそのインタフェースすべては、Oracle Solaris 10 OS で廃止されています。アプリケーションを、Oracle Solaris OS で使用可能な、より新しい PostgreSQL のバージョンに移行してください。


ロケールバリアント cz

チェコ語ロケールの短いバリアント cz は、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。代わりに、次のチェコ語ロケールを使用してください。

xorgcfg および xorgconfig ユーティリティー

xorg.conf ファイルを生成するための xorgcfg および xorgconfig ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。

多くの場合、Xorg(1) サーバーは xorg.conf(4) ファイルを必要とせず、このファイルが存在しない場合は自身を自動構成します。デフォルトの構成がユーザーのニーズに合わない場合は、次のいずれかの代替方法を使ってカスタマイズ用の xorg.conf ファイルを生成するようにしてください。

Oracle Berkeley DB 4.2

Oracle Berkeley DB 4.2 は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。

audiorecord および audioplay アプリケーションの一部のスイッチ

audiorecordaudioplay の両アプリケーションの -p および -b スイッチと、audiorecord アプリケーションの -m スイッチは、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。

コマンド行にファイル名が指定されていない場合、標準入力と標準出力が TTY でないと、これらのアプリケーションはどちらもエラーで終了します。これらのアプリケーションで加えられたオーディオ音量設定の変更はインスタンス間で持続されません。オーディオデバイスの設定を調整したい場合は、mixerctl(1)および gnome-volume-control(1) アプリケーションへ移行します。

インバウンドオープンソースおよびサードパーティー、ベンダー提供オープンソースコンポーネント用の方針転換

オープンソースコミュニティーが Mozilla プロジェクトなどのインバウンドのオープンソースコンポーネントの開発を中止したときは、Oracle でもこの製品バージョンの開発とサポート活動をすべて中止します。コンポーネントのサポート中止のご案内は、リリースノートドキュメントに記載されます。

Mozilla 1.X のサポート

Solaris 10 10/08 リリース以降、新たなインバウンドのオープンソースコンポーネントの方針転換を受けて、Mozilla 1.X ソフトウェアのサポートは中止されました。ユーザーは Firefox にアップグレードするようにしてください。

x86: sbpro ドライバ

Sound Blaster Pro、Sound Blaster 16、および Sound Blaster AWE32 ISA デバイス用の Sound Blaster Pro デバイスドライバ (sbpro) は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

CacheFS ファイルシステム

CacheFS ファイルシステムは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。

sdtudctool コマンド

sdtudctool コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、『User Defined Characters Migration Guide 』 (http://developers.sun.com/global/products_platforms/solaris/reference/techart/UDCGuide.html) を参照してください。

ctlmp および ctlconvert_txt ユーティリティー

/usr/openwin/bin/ctlmp および /usr/openwin/bin/ctlconvert_txt ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。mp(1) 印刷フィルタまたは別の適切な印刷メカニズムを使用してください。

genlayouttbl ユーティリティー

複合文字言語のデータを CDE/Motif GUI ツールキットに提供する genlayouttbl(1) ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。

Mobile IPv4

mipagent(1M) のマニュアルページに記載されている Mobile IPv4 機能は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。

Gnopernicus

Java Desktop System のスクリーンリーダー Gnopernicus は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。代わりに、Orca スクリーンリーダーを使用してください。

Xsun サーバー

X ウィンドウシステムの Xsun サーバーは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。Xorg サーバーに移行するようにしてください。

Display Postscript (DPS) や X イメージング拡張機能 (XIE) など、Xsun では提供されているが Xorg では提供されていない機能は、含まれなくなる可能性があります。

共通デスクトップ環境

共通デスクトップ環境 (CDE) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。ユーザーは Java Desktop System に移行してください。

Sun Java System Calendar Server のクライアントアプレット

Sun Java System Calendar Server のクライアントアプレットである Now は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。

DARPA 簡易ネームサーバー

DARPA 簡易ネームサーバー in.tnamed(1M) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。同様の機能は、インターネットドメインネームサーバー named(1M) で提供されています。

I2O Intelligent I/O

I2O Intelligent I/O ドライバフレームワークおよび対応するすべてのドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。このテクノロジには、i2o_bs(7D) と i2o_scsi(7D) ドライバ、および I2O に関連するすべての機能が含まれます。

PDF ファイルおよび PostScript ファイルの GNOME ビューア

PDF ファイルおよび PostScript ファイルの GNOME ビューアは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。PDF ファイルと PostScript ファイルの表示が可能になる代替アプリケーションが提供される予定です。

スマートカード管理インタフェース

スマートカード管理グラフィカルインタフェース sdtsmartcardadmin(1M) は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。同じ機能が smartcard(1M) コマンドで用意されています。

iButton スマートカード

ocf_ibutton(7d) マニュアルページで説明されている Dallas Semiconductor 製 iButton Java Card スマートカードおよび OCF (OpenCard Framework) の端末ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。libpcsclite(3LIB) ユーティリティーでサポートされているほかのスマートカードデバイスに移行してください。

Cyberflex スマートカード

Cyberflex スマートカードは、将来の Oracle Solaris リリースの pam_smartcard(5) コマンドおよび smartcard(1M) コマンドでサポートされなくなる可能性があります。libpcsclite(3LIB) ユーティリティーでサポートされているほかのスマートカードデバイスおよびカードに移行してください。

PAM スマートカード

PAM スマートカードモジュール pam_smartcard(5) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。

OCF または SCF スマートカードフレームワーク

OCF または SCF スマートカードフレームワークは、将来の Oracle Solaris リリースで利用できなくなる可能性があります。ocfserv(1M) の機能は、pcscd(1M) によって提供されます。smartcard(1M) のカードプロビジョニング機能は、muscletool(1M) によって提供されます。smartcard(1M) によって提供されるドライバ構成機能は通常、pcscd(1M) では必要ありません。ただし、システム管理者は必要に応じて、reader.conf(4) ファイルを適宜編集できます。

SCF スマートカード API

libsmartcardsmartcard.jar によってエクスポートされる SCF (SmartCard Framework) インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。これらのインタフェースは廃止されました。新しい C アプリケーションを作成するときは、libpscslite(3LIB) からエクスポートされる PS/SC インタフェースを使用するようにしてください。現時点では、SCF Java インタフェースの代替は計画されていません。

Remote Program Load サーバー機能

rpld(1M) および rpld.conf(4) によって提供される RPL (Remote Program Load) サーバー機能は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。

sun4v システムのデフォルト Ethernet ドライバとして ipge から e1000g NIC ドライバに移行

sun4V システム用の ipge ドライバとそのすべての SUNWipge パッケージは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。Solaris 10 8/07 リリース以降、Ontario やほかの SPARC プラットフォームは ipge ドライバから e1000g ドライバに移行します。Intel 1G チップセットを使用しているすべての Oracle プラットフォームで、e1000g ドライバがデフォルトの Ethernet ドライバです。

Solstice Enterprise Agents のサポート

次の Solstice Enterprise Agents (SEA) エージェント、ライブラリ、およびパッケージは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。

システム管理エージェント (System Management Agent、SMA) は、これらのリソースに対して同様の機能を提供します。

32 ビット x86: 拡張メモリーファイルシステムのサポート

拡張メモリーファイルシステム (xmemfs) は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。

詳細は、xmemfs(7FS) のマニュアルページを参照してください。

Standard Type Services Framework のサポート

Standard Type Services Framework (STSF) は、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。

このフレームワークには、次の内容が含まれています。

この機能は、次のいずれかの代替ソースにあります。

SPARC: jfca ドライバサポート

JNI Fibre Channel Adapter (jfca) ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、jfca(7D) のマニュアルページを参照してください。

zic -s オプションのサポート

zic コマンドの -s オプションは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、zic(1M) のマニュアルページを参照してください。

リムーバブルボリューム管理のサポート

ボリューム管理デーモン (vold)、ボリューム管理ファイルシステム (volfs)、および関連するボリューム管理コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースに組み込まれなくなる可能性があります。リムーバブルメディアの自動マウントおよびマウント解除は、引き続きサポートされます。

詳細は、vold(1M) および volfs(7FS) のマニュアルページを参照してください。

64 ビット SPARC: デュアル基本速度 ISDN インタフェースとマルチメディアコーデックチップ

T5900FC デュアル基本速度 ISDN インタフェース (DBRI) および関連するマルチメディアコーデックチップは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。また、これらのデバイス用のデバイスドライバもサポートされなくなる可能性があります。

SPARC: 将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性がある特定のドライバ

次のドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。

自動セキュリティー拡張ツールのサポート

/usr/aset ディレクトリ内の自動セキュリティー拡張ツール (ASET) によって提供されるチェックサム機能は、以降のリリースでは非推奨になります。この機能をレプリケートするには、/usr/bin/bart で入手できる基本監査報告機能 (BART) を使用してください。

アジアの短縮 dtlogin

次にリストするアジアの短縮ロケール名は、将来のリリースでは dtlogin 言語リストに含まれない可能性があります。

Solaris 8 以降、次の ISO 標準ロケール名が提供されています。

Cfront 実行時サポートライブラリ

libC.so.3 ライブラリは Cfront C++ コンパイラ C++ 3.0 によってコンパイルされるプログラムの実行時サポートライブラリです。コンパイラもコンパイラによって作成されるプログラムも Oracle Solaris 10 OS で動作しません。このライブラリは Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

構成管理者の fp プラグインハードウェアオプション

構成管理者の (cfgadm) の fp プラグインの次のオプションは、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされない可能性があります。

基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てインタフェース

基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てメカニズムに含まれる次のコンポーネントは、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。

廃止されるデバイスドライバインタフェース (DDI)

将来の Oracle Solaris リリースでは、一部のデバイスドライバインタフェース (Device Driver Interface、DDI) がサポートされなくなります。

次の表に、将来のリリースでサポートが中止される予定の DDI と、代わりに推奨される DDI を示します。

廃止されるインタフェース
推奨インタフェース
mmap
devmap
identify
nulldev に設定
copyin
ddi_copyin
copyout
ddi_copyout
ddi_dma_addr_setup
ddi_dma_addr_bind_handle
ddi_dma_buf_setup(9F)
ddi_dma_buf_bind_handle
ddi_dma_curwin
ddi_dma_getwin
ddi_dma_free
ddi_dma_free_handle
ddi_dma_htoc
ddi_dma_addr[buf]_bind-handle
ddi_dma_movwin
ddi_dma_getwin
ddi_dma_nextseg
ddi_dma_nextcookie
ddi_dma_nextwin
ddi_dma_nextcookie
ddi_dma_segtocookie
ddi_dma_nextcookie
ddi_dma_setup
ddi_dma_*_handle
ddi_dmae_getlim
ddi_dmae_getattr
ddi_getlongprop
ddi_prop_lookup
ddi_getlongprop_buf
ddi_prop_lookup
ddi_getprop
ddi_prop_get_in
ddi_getproplen
ddi_prop_lookup
ddi_iopb_alloc
ddi_dma_mem_alloc
ddi_iopb_free
ddi_dma_mem_free
ddi_mem_alloc
ddi_dma_mem_alloc
ddi_mem_free
ddi_dma_mem_free
ddi_map_regs
ddi_regs_map_setup
ddi_prop_create
ddi_prop_update
ddi_prop_modify
ddi_prop_update
ddi_segmap
devmap を参照
ddi_segmap_setup
devmap_setup
ddi_unmap_regs
ddi_regs_map_free
free_pktiopb
scsi_free_consistent_buf
get_pktiopb
scsi_alloc_consistent_buf
makecom_g0
scsi_setup_cdb
makecom_g0_s
scsi_setup_cdb
makecom_g1
scsi_setup_cdb
makecom_g5
scsi_setup_cdb
scsi_dmafree
scsi_destroy_pkt
scsi_dmaget
scsi_init_pkt
scsi_pktalloc
scsi_init_pkt
scsi_pktfree
scsi_destroy_pkt
scsi_resalloc
scsi_init_pkt
scsi_resfree
scsi_destroy_pkt
scsi_slave
scsi_probe
scsi_unslave
scsi_unprobe
ddi_peek{c,s,l,d}
ddi_peek{8,16,32,64}
ddi_poke{c,s,l,d}
ddi_poke{8,16,32,64}
in{b,w,l}
ddi_get{8,16,32}
out{b,w,l}
ddi_put{8,16,32}
repins{b,w,l}
ddi_rep_get{8,16,32}
repouts{b,w,l}
ddi_rep_put{8,16,32}

power.conf ファイルの Device Management エントリ

power.conf ファイルの Device Management エントリは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。Oracle Solaris OS では、Automatic Device Power Management エントリによって同様の機能が得られます。

詳細は、power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

デバイスとドライバソフトウェアのサポート

次の表に、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される予定のデバイスとドライバソフトウェアを示します。

表 4-1 デバイスとドライバソフトウェア

物理デバイス名
ドライバ名
カードの種類
AMI MegaRAID ホストバスアダプタ、第一世代
mega
SCSI RAID
Compaq 53C8x5 PCI SCSI および Compaq 53C876 PCI SCSI
cpqncr
SCSI HBA
Compaq SMART-2/P Array Controller および Compaq SMART-2SL Array Controller
smartii
SCSI RAID コントローラ
IBM PC ServeRAID SCSI、IBM ServeRAID II UltraSCSI、および IBM ServeRAID-3 Ultra2 SCSI
chs
SCSI RAID

FMLI (Form and Menu Language Interpreter)

FMLI (Form and Menu Language Interpreter) コマンドは廃止され、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされない可能性があります。次のコマンドは旧式です。

/etc/net/ti* のホストファイル

/etc/net/ti* にあるホストファイルは、Oracle Solaris OS に残ってはいますが、OS 内で確認されなくなりました。Oracle Solaris の将来のリリースでは、これらのホストファイルは削除される可能性があります。

krb5.conf ファイルの Kerberos Ticket Lifetime パラメータ

Kerberos Ticket Lifetime パラメータ max_life および max_renewable_life は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。これらのパラメータは、/etc/krb5/krb5.conf ファイルの appdefaults セクションにあります。これらのパラメータの代わりに、/etc/krb5/krb5.conf ファイルの libdefaults セクションにある max_lifetime および renew_lifetime を使用してください。

韓国語 CID フォント

Korean CID フォントは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止されます。Oracle Solaris OS には、韓国語 CID フォントに代わるものとして 韓国語 TrueType フォントが組み込まれているので、そちらを使用してください。

UTF-8 でないレガシー (従来の) ロケール

Oracle では、文字エンコーディングに Unicode の採用を進めています。このため、UTF-8 でないロケールは、Oracle Solaris の将来のリリースで Java Desktop System のログインロケールとしては削除される可能性があります。

CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) の関数

ハードウェアパフォーマンスカウンタを使用すると、CPU 動作に関連するさまざまなハードウェアイベントを測定できます。CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) に含まれている次の関数は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。

cpc_access
cpc_pctx_rele
cpc_bind_event
cpc_pctx_take_sample
cpc_count_sys_events
cpc_rele
cpc_count_usr_events
cpc_seterrfn
cpc_event_accum
cpc_shared_bind_event
cpc_event_diff
cpc_shared_close
cpc_eventtostr
cpc_shared_open
cpc_getcciname
cpc_shared_rele
cpc_getcpuref
cpc_shared_take_sample
cpc_getcpuver
cpc_strtoevent
cpc_getnpic
cpc_take_sample
cpc_getusage
cpc_version
cpc_pctx_bind_event
cpc_walk_names
cpc_pctx_invalidate

Oracle Solaris 10 OS では、このライブラリに新しい関数が追加されています。上のリストに示したインタフェースをコードで使用している場合は、対応する次の新しい関数を代わりに使用してください。

cpc_open
cpc_close
cpc_set_create
cpc_set_destroy
cpc_set_add_request
cpc_set_request_preset
cpc_buf_create
cpc_buf_destroy
cpc_bind_curlwp
cpc_bind_pctx
cpc_bind_cpu
cpc_unbind
cpc_set_sample
cpc_buf_sub
cpc_buf_add
cpc_buf_copy
cpc_buf_zero
cpc_buf_get
cpc_buf_set
cpc_buf_hrtime
cpc_buf_tick
cpc_walk_requests
cpc_walk_events_all
cpc_walk_events_pic
cpc_walk_attrs
cpc_enable
cpc_disable
cpc_caps
cpc_npic
cpc_cpuref
cpc_cciname
cpc_seterrhndlr

詳細は、cpc(3CPC) のマニュアルページを参照してください。

libXinput ライブラリ

libXinput.so.0 ライブラリは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。libXinput.so.0 ライブラリは、Solaris 2.1 および Solaris 2.2 リリースのドラフト標準 X Input API を使用して構築された X11R4 アプリケーションとの下位互換性のために提供されました。X11 標準 X Input Extension ライブラリ libXi は、Solaris 2.3 リリースに組み込まれました。

libXi API に依存するすべてのアプリケーションは、将来の互換性および標準適合のために、libXi 共有ライブラリを使用して構築するべきです。

NIS+ ネームサービスの種類

NIS+ は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。Solaris 9 リリースには、NIS+ から LDAP への移行を支援するツールが用意されています。

nstest テストプログラム

nstest プログラムは、DNS クエリーの構築と送信を行うための対話式 DNS テストプログラムです。このプログラムは、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。dig コマンドと nslookup コマンドを使用することにより、このテストプログラムと同じ機能が得られます。

Perl バージョン 5.6.1

Perl バージョン 5.6.1 は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Perl バージョン 5.8.4 (Oracle Solaris 10 OS のデフォルトのバージョン) は、Perl バージョン 5.6.1 とバイナリ互換性がありません。ただし、このリリースでは、以前のバージョンも保持されます。Perl バージョン 5.8.4 を使用する場合は、ユーザーによってインストールされ、カスタマイズされたモジュールは、再構築し、再インストールする必要があります。バージョン 5.6.1 を使用する必要があるスクリプトは、バージョン 5.8.4 ではなく、バージョン 5.6.1 のインタプリタを明示的に使用するように変更してください。各 Perl バージョンのインタプリタは、次のディレクトリにあります。

Solaris 管理コンソールのパッチツール (パッチマネージャー)

管理コンソールのパッチツールであるパッチマネージャーは、将来の Oracle Solaris リリースでは提供されない可能性があります。

Solstice Enterprise Agents

Solstice Enterprise Agents は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。

スタンドアロンのルーター検出

IPv4 ICMP ルーター発見プロトコルの /usr/sbin/in.rdisc 実装は、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされなくなる可能性があります。このプロトコルとほぼ同等のバージョンが、/usr/sbin/in.routed のコンポーネントとして実装されており、拡張された管理インタフェースをサポートしています。/usr/sbin/in.routed コンポーネントは、経路制御情報プロトコル (RIP: Routing Information Protocol) バージョン 2 の実装をサポートします。/usr/sbin/in.routed コンポーネントは、モバイル IP 通知とルーター検出メッセージを区別することもできます。

Oracle Sun Fire Link インタフェース

Oracle Sun Fire Link インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされなくなる可能性があります。

Java Desktop System アプリケーション

Java Desktop System, Release 3 の次のアプリケーションは、将来の Oracle Solaris リリースから削除される可能性があります。

トークンリングおよび FDDI デバイスタイプ

トークンリング (DL_TPR) および FDDI (光ファイバ分散データインタフェース、Fiber Distributed Data Interface) のデバイスタイプは、汎用 LAN ドライバ (GLD) でサポートされていますが、Oracle Solaris の将来のリリースではこのサポートが中止される可能性があります。GLD でのサポートが中止されたあと、このサポートに依存しているトークンリングドライバや FDDI デバイスは動作しなくなります。ただし、このサポートを使用しないドライバやアプリケーションは、影響を受けません。ドライバが GLD に依存しているかどうかを調べるには、次のスクリプトを実行します。

#!/bin/sh
#
# Test a driver binary for use of GLD
#
for file
do
     /usr/ccs/bin/nm $file | /bin/awk '
     /\|gld_register$/       { isgld=1; }
     END {
         if (isgld)
             print file, "uses GLD";
         else
             print file, "does not use GLD";
     }' file=$file
done

汎用 LAN ドライバについては、gld(7D) のマニュアルページおよび『Writing Device Drivers』を参照してください。

WBEM 動的再構成

WBEM 動的再構成 (WDR) 機能は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。現在、WDR は Oracle の Sun Fire ミッドレンジシステムおよびハイエンドシステムでサポートされています。

XIL インタフェース

XIL インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。XIL を使用するアプリケーションを使用すると、次のような警告メッセージが表示されます。

          WARNING: XIL OBSOLESCENCE
This application uses the Solaris XIL interface 
which has been declared obsolete and may not be 
present in version of Solaris beyond Solaris 9. 
Please notify your application supplier. 
The message can be suppressed by setting the environment variable 
"_XIL_SUPPRESS_OBSOLETE_MSG.

xetops ユーティリティー

xetops ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。xetops ユーティリティーは、アジア言語のテキストファイルを PostScript ファイルに変換します。この変換により、アジア文字をその組み込みフォントを持たない PostScript プリンタでも印刷できるようになります。

同様の機能は、mp コマンドで提供されています。ネイティブなアジア言語のすべてのエンコーティングについて、オプションおよび機能が追加され、サポートが拡張されています。