Oracle Tuxedo Application Runtime for IMS (Tuxedo ART for IMS)は、メインフレーム上のIBM IMSアプリケーションをサポートし、Oracle Tuxedoに移行します。それによって提供されるAPI、ツールおよびサービスの組合せは、オンラインとバッチの両方のIMSアプリケーションをそのままで実行することを可能にし、IMSビジネス・ロジックとデータに対する長年の投資を維持します。標準の3270ターミナル・エミュレータをサポートしているため、アプリケーション・ユーザーの変更が保護されます。また、開発者がメインフレーム・アプリケーションでよく使用するAPIと関数も提供しています。結果として、レガシー・メインフレーム・アプリケーションを速やか(および低リスクで)に、COBOLやC/C++アプリケーション・サーバーを実行するオープン・システムに移行できるようになります。これによって、莫大なコスト削減と柔軟性の向上が実現します。
Tuxedo ART for IMS 12cリリース1 (12.1.1)は、Oracle Tuxedo 12cリリース1 (12.1.1)、Oracle Tuxedo Application Rehosting Workbench 12cリリース1 (12.1.1)、およびOracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース1 (12.1.1)をサポートします。
Tuxedo ART for IMS 12cリリース1 (12.1.1)ローリング・パッチ015には、次の新機能および拡張機能が含まれています。
AIBTDLI
インタフェースのサポート
Tuxedo ART for IMSソフトウェアは、次のコンポーネントで構成されています。
Tuxedo ART for IMSは、次のものとの完全な相互運用性を保持しています。
Tuxedo ART for IMSのインストールは、Oracle Tuxedoのインストールを必要としませんが、Oracle Tuxedoはランタイムの前提条件です。
詳細は、 『Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSインストレーション・ガイド』を参照してください。
Tuxedo ART for IMSのサポート対象プラットフォームは、Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSインストレーション・ガイドに記載しています。
ARTIBMP
サーバーを再起動した後、シンボリックCHKPデータをリストアすることはできません。MOD
がアプリケーション・プログラムとMID "nxt
"フィールドの両方で指定されていない場合に使用されるIMSデフォルト・システムであるMOD - DFSMO2
はサポートされていません。ARTIMSによって端末にプレーン・テキストで出力メッセージを表示され、ユーザーは最初に端末をクリアする必要があります。tr-hexa.map
構成ファイルに従って、COBOLで16進数値を不適切に変換する可能性があります。プロジェクト自体に従って、tr-hexa.map
構成ファイルを作成する必要があります。