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Oracle® Application Expressリリース・ノート
リリース4.2
B71106-01
 

 

Oracle® Application Express

リリース・ノート

リリース4.2

B71106-01(原本部品番号:E35121-02)

2012年10月

このリリース・ノートでは、Oracle Application Expressのドキュメントに記載されていない重要な情報を示します。最新の情報については、次のWebサイトにあるこのリリース・ノートの最新版を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html

Oracle Application Expressリリース4.2の各新機能の詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の新機能に関する説明を参照してください。

このリリース・ノートでは、次の項目について説明します。

1 最新リリースの確認

Oracle Application Expressは、Oracle Databaseよりも頻繁にリリースされます。最新のリリースに関する情報またはダウンロードについては、次のWebサイトを参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/overview/index.html

2 構成要件

基礎となるデータベース・キャラクタ・セットにかかわらず、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)の構成におけるPlsqlNLSLanguageのキャラクタ・セット部分の値は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

現在、データベース・アクセス記述子には、PlsqlRequestValidationFunction用のパラメータが含まれています。このパラメータは、mod_plsqlによって起動可能なプロシージャの数を制限するために使用されます。デフォルトでは、起動可能なプロシージャはOracle Application Expressのパブリック・エントリ・ポイントのみです。これは、Oracle Application Expressに付属の検証機能を使用して拡張できます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』のデータベース・アクセス記述子(DAD)によるOracle Application Expressへのアクセスの制限に関する説明を参照してください。

データベース・アクセス記述子に対してPlsqlRequestValidationFunctionを有効にすると、パブリックに実行可能なプロシージャに依存している既存のアプリケーションで障害が発生します。データベース・アクセス記述子の定義からPlsqlRequestValidationFunctionを省略するか、または推奨される方法(提供されている検証機能の拡張)を実行できます。

3 新機能

このセクションでは、他のドキュメントには記載されていないOracle Application Expressの新機能について説明します。Application Expressリリース4.1からリリース4.2に更新していない場合は、『Application Expressリリース・ノート リリース4.1』および『Application Expressリリース・ノート リリース4.0』の変更された動作に関する説明を参照してください。

これらのドキュメントは次の場所にあります。

Application Expressリリース・ノート リリース4.1

http://docs.oracle.com/cd/E23903_01/doc/doc.41/e21672/toc.htm#BABFBHEF

Application Expressリリース・ノート リリース4.0

http://docs.oracle.com/cd/E17556_01/doc/relnotes.40/e15512/toc.htm#BABFBHEF

このセクションの内容は次のとおりです。

3.1 テーマ24の追加

Application Expressリリース4.1以降には、新しいテーマであるテーマ24が含まれています。テーマ24には、HTML5およびCSS3機能が組み込まれており、Oracle Public Cloudで使用されている色に基づいています。

3.2 テーマ25の追加

Application Expressリリース4.2には、新しいテーマであるテーマ25が含まれています。Blue Responsiveテーマ25には、HTML 5およびCSS3機能が組み込まれており、生産性アプリケーションのカラー・スキームに基づいています。このテーマは、Application Expressリリース4.2のグリッド・レイアウト機能を使用するResponsiveテーマです。このテーマは、ページ・コンポーネントがモバイル機器またはタブレット端末に適切に収まるように、自動的に移動または再編成します。

3.3 テーマ26の追加

Application Expressリリース4.2には、新しいテーマであるテーマ26が含まれています。生産性アプリケーションのテーマ26には、HTML 5およびCSS3機能が組み込まれており、生産性アプリケーションのカラー・スキームに基づいています。

3.4 APEX_DEBUG_MESSAGEパッケージからAPEX_DEBUGへの名前の変更

Oracle Application Expressリリース4.2で、APEX_DEBUG_MESSAGEパッケージの名前がAPEX_DEBUGに変更されています。APEX_DEBUG_MESSAGEパッケージ名も、下位互換性のためにサポートされています。ただし、Oracle Application Expressの旧バージョンでパッケージを実行する場合を除き、新規アプリケーションでは新しいAPEX_DEBUGパッケージを使用することをお薦めします。

4 変更された動作

このセクションでは、Oracle Application Expressリリース4.2での動作の変更について説明します。


ヒント:

このセクションは、このドキュメントを作成していた時点での最新です。変更された動作の最新のリストについては、次のURLの「Downloads」ページから「Known Issues」ページを参照してください。関連項目:
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/downloads/index.html


注意:

Application Expressリリース4.1.1からリリース4.2に更新していない場合、他の変更については、『Oracle Application Expressリリース・ノート リリース4.1』の変更された動作に関する説明を参照してください。

このセクションの内容は次のとおりです。

4.1 互換性モード

この属性は、Application Expressランタイム・エンジンの互換性モードを制御します。一部のランタイム動作はリリースのたびに変更されます。この属性を使用して、特定のアプリケーション動作を取得します。

Application Expressリリース4.1では、アイテムのソースの列名が無効な場合、Automatic DMLフォームは、ページのレンダリング時にエラーを発生します。Application Expressリリース4.1以前では、アイテムのソースの列名が無効であっても、ページのレンダリング時にエラーを発生しませんでしたが、アイテムのセッション・ステートも設定されませんでした。アプリケーションで新しい動作を認識するには、アプリケーションの互換性モードを4.1に設定します。Application Expressリリース4.0または以前のリリースのときと同じ動作が必要な場合は、アプリケーションの互換性モードを4.1前に設定します。

また、Application Expressリリース4.1では、CacheおよびEmbed in Framesという2つの新しいアプリケーション・セキュリティ属性があり、ブラウザ・セキュリティを制御することができます。Cache属性を有効にすると、ブラウザでアプリケーションのページ・コンテンツをメモリー内とディスク上の両方のキャッシュに保存できます。Embed in Frames属性は、ブラウザのフレーム内にアプリケーションのページを表示させるかどうかを制御します。互換性モード「4.1前」で実行中のアプリケーションは、Cacheが有効のときやEmbed in Framesが許可されているときと同じように機能します。互換性モード4.1で実行中のアプリケーションは、特定のブラウザ・セキュリティ属性を優先します。

Application Expressリリース4.2では、新しいグリッド・レイアウトの変更のため、ページをレンダリングすると、特定の表示ポイントのすべてのリージョンが、その表示ポイントをレンダリングする前に評価され、(グリッド・レイアウトがレンダリングする列数を把握するために)表示するかどうかを判断します。評価の戻り値がtrueのリージョンは実行および表示されます。ただし、これは、PL/SQLベースのリージョンにセッション・ステートが設定されている場合には機能せず、表示ポイントをレンダリングする前にすでに条件をチェックしているため、後続のリージョン条件に使用されてリージョンを表示するかどうかが決定されます。計算またはPL/SQLプロセスを使用して、リージョンが表示される前にセッション・ステートを設定します。前のバージョンでは、各リージョンが表示される直前に条件が評価されていました。

また、Application Express 4.1では、バグ12990445のため、行の自動処理(DML)のプロセス・タイプに次の変更が実装されています。INSERTを実行するコードが変更され、列をINSERT文に含める必要があるかどうかを決定します。これらは、UPDATEの前のチェックと同じチェックであることに注意してください。新しいチェックは次のとおりです。

  • ソース・タイプは「DB列」であるか。

  • 指定した「ビルド・オプション」のステータスは「含む」であるかまたは何も指定されていないか。

  • ページ・アイテムはPOSTリクエストに含まれているか。たとえば、ページ・アイテムが条件付で、ページのレンダリング中に条件がFALSEと評価された場合、POSTリクエストには含まれません。

  • ページ・アイテムは、「状態の保存」が「いいえ」に設定されている「表示のみ」タイプでないか。

アプリケーションで新しい動作を認識するには、アプリケーションの互換性モードを4.1に設定します。リリース4.0または以前のリリースのときと同じ動作が必要な場合は、アプリケーションの互換性モードを4.1前に設定します。

Application Expressリリース4.2では、プロセス・ポイントが「リージョンの前」の計算およびプロセスは、リージョンがレンダリングされる前に実行されます。プロセス・ポイントが「リージョンの後」の計算およびプロセスは、すべてのリージョンのレンダリング後に実行されます。前のバージョンでは、計算およびプロセスは、リージョン表示ポイントのページ・テンプレート・ボディ(1-3)の前後に実行されていました。

互換性モードの設定の詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のアプリケーション定義の編集に関する説明を参照してください。

4.2 メールの再試行遅延

Application Expressリリース4.2以前では、最大10の試行が実行され、Application Expressメール・キューから電子メールが送信されます。10回目で電子メール・メッセージが送信できない場合、電子メール・キューから削除され、最後に発生したエラーとともにメール・ログに記録されます。

Application Expressリリース4.2では、最大14回まで電子メール配信が試行されます。試行と試行の間の遅延は対数で増加し、最大である14回目の試行では前回の試行から2^14 (32768)分遅延しています。

4.3 アクセシビリティ・モードの廃止

Oracle Application Expressでは、最適化されたアクセシビリティのモード「スクリーン・リーダー」および「ハイ・コントラスト」は廃止されます。開発者がアプリケーションでこれらのモードをプロビジョニングし、ユーザーがこれらのモードを有効化するかわりに、Oracle Application Expressは、デフォルトでユーザーまたは開発者から追加のアクションを要求せずに最適化されます。この動作は、次の機能にスクリーン・リーダー・モードを実行する必要がなくなったOracle Application Expressリリース4.2から開始しました。

シャトル、ラジオおよびチェック・ボックス・ページ・アイテムはFIELDSET HTMLタグ内でレンダリングされます。FIELDSET要素には、個々のラジオ入力など、その内部での任意の要素のコンテキストとして使用されるテキスト記述が必要です。これはLEGEND HTMLタグを使用して行います。スクリーン・リーダー・モードで実行すると、このタグが生成され、ページ・アイテムのLabelの値が指定されます。

4.4 「HTML表の停止および開始」アイテム・タイプの名前変更

以前「HTML表の停止および開始」と呼ばれていたアイテム・タイプは現在、「グリッド・レイアウドの停止と開始(非推奨)」と呼ばれ、「ページ・アイテムの作成」ウィザードから削除されています。

「HTML表の停止および開始」アイテム・タイプを使用するかわりに、開発者は、同じ動作を提供する新しいページ・アイテムである「新規グリッドの開始」属性を使用する必要があります。開発者は古いアイテム・タイプを継続して使用する場合、「ページ・アイテムの編集」ページのアイテム・タイプ選択リストで「グリッド・レイアウドの停止と開始(非推奨)」を選択することもできます。

4.5 オンライン・ヘルプのホスト

Oracle Application Expressリリース4.1より前は、Application Expressのオンライン・ヘルプ・システムはApplication Expressの配布に含まれていました。Oracle Application Expressリリース4.1移行のオンライン・ヘルプは、Oracle Technology NetworkにホストされるOracle Application Expressドキュメント・ライブラリになります。

Application Expressリリース4.1以前でオンライン・ヘルプにアクセスするには、Oracle Application Expressのほとんどのページの右上隅にある「ヘルプ」リンクをクリックします。詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のヘルプおよびドキュメント・ライブラリへのアクセスに関する説明を参照してください。

オンライン・ヘルプをホストするメリットは、次のとおりです。

  • ドキュメント・チームによって、より柔軟にドキュメントおよびオンライン・ヘルプが更新、修正、拡張され、最新かつ有用なコンテンツが提供されます。

  • ホストされたオンライン・ヘルプでは、より強力な検索機能が提供されます。

  • Application Expressの配布にヘルプ・システムを含めないことにより、Application Expressリリース4.2の配布の全体サイズ、および埋込みPL/SQLゲートウェイを使用している場合はXDBリポジトリにロードされるコンテンツのサイズを大幅に縮小できます。

  • これによって、特にインスタンスがSSLを介してアクセスされたり、データベースがWebサーバーに到達できないファイアウォールの内側にある場合などのオンライン・ヘルプ・ファイルの索引付けに伴う複雑さがなくなります。

インターネットにアクセスできないお客様は、ドキュメント・ライブラリ全体をダウンロードし、ローカルにステージングできます。Application Expressから「ヘルプ」リンクのURLを調整して、ローカルにステージングしたドキュメントに直接アクセスできます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』のオンライン・ヘルプの構成に関する説明を参照してください。

ダウンロードしたドキュメントにはローカルでの検索機能があります。詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のオンライン・ドキュメント・ライブラリのダウンロードに関する説明を参照してください。

4.6 JavaScriptライブラリの更新

Application Expressが使用するjQueryおよびjQueryUIのJavaScriptライブラリが次のように更新されました。

  • jQueryは、バージョン1.6.2からバージョン1.7.1に更新されました。

  • jQueryUIは、バージョン1.8.14からバージョン1.8.22に更新されました。

バグ修正および拡張については、次のjQueryおよびjQueryUIのリリース・ノートを参照してください。

このアップグレードに関連し、考慮する必要のある状況がいくつかあります。

まず、アプリケーションのJavaScriptコードでjQueryを使用している場合、jQueryバージョンの更新によって動作変更の影響を受ける場合があることを考慮します。jQueryバージョンの更新による最も大きな影響は、jQueryのattrメソッドの使用によるものです。このメソッドでは、ある状況下では若干異なる値が返されることがあります。これについての詳細およびその他の変更については、jQueryの変更ログを確認してください。

アプリケーションへの影響が懸念される場合の対処として、次の2つのオプションがあります。

  1. コードで以前のバージョンのjQueryにフォールバックします。「ページ・テンプレート」→「ヘッダー」で<head>…</head>タグに次を追加することにより、jQuery 1.6.2を簡単に含めることができます(#HEAD#置換文字列の直後のライブラリを追加する前に追加することが重要です)。

    ...
        #HEAD#
        <script src="#IMAGE_PREFIX#libraries/jquery/1.6.2/jquery-1.6.2.min.js" type="text/javascript"></script>
        ...
    

    この後も#APEX_JAVASCRIPT#置換の一部としてjQuery 1.7.1を含めますが、後で1.6.2を含めるということは、変数$およびjQueryがjQueryバージョン1.6.2を指すため、引き続きアプリケーションで使用できることを意味します。jQuery 1.6.2は配布にまだ含まれているので、Webサーバーに追加する必要はありません。

  2. jQueryコードを確認および再テストし、変更の影響を受けているか確認します。これによって最初に必要な作業は増えますが、アプリケーションにはロードするjQueryライブラリのバージョンが1つでよいというメリットと、最新バージョンの拡張を使用できるというメリットが得られます。

このアップグレードで2つ目に考慮する必要があるのはjQuery UIについてであり、デフォルトではApplication Expressに含まれていないjQuery UIのコンポーネントを含めている場合です。デフォルトでは、ページ・サイズと処理を削減するために、すべてのjQuery UIコンポーネントでなくApplication Expressのベース機能で使用されるコンポーネントのみを含めています。以前に含めたコンポーネントは古いバージョンを参照している可能性はありますが、これらのデフォルトのコンポーネントはすべてjQuery UI 1.8.22を使用しています。これは、すでに含まれているjQuery UIコンポーネントのバージョンと、デフォルトで含まれている更新後のjQueryおよびjQuery UIバージョンの間に互換性の問題がある可能性があることを示します。

この場合も、アプリケーションへの影響が懸念される場合の対処として、次の2つのオプションがあります。

  1. コードで以前のバージョンのjQueryおよびjQuery UIにフォールバックします。「ページ・テンプレート」→「ヘッダー」で<head>…</head>タグに次を追加することにより、jQuery 1.6.2およびjQuery UI 1.8.14を簡単に含めることができます(#HEAD#置換文字列の直後のライブラリを追加する前に追加することが重要です)。

    ...
        #HEAD#
        <script src="#IMAGE_PREFIX#libraries/jquery/1.6.2/jquery-1.6.2.min.js" type="text/javascript"></script>
        <script src="#IMAGE_PREFIX#libraries/jquery-ui/1.8.14/ui/minified/jquery-ui-1.8.14.custom.min.js" type="text/javascript"></script>
        ...
    

    この後も#APEX_JAVASCRIPT#置換の一部としてjQuery 1.7.1およびjQuery UI 1.8.14を含めますが、古いバージョンは、参照する可能性のある他のjQuery UIコンポーネントとの互換性用にのみ含めます。jQuery 1.6.2およびjQuery UI 1.8.14は配布にまだ含まれているので、Webサーバーに追加する必要はありません。

  2. jQuery UIコードを確認し、すべてのjQuery UIコンポーネントがバージョン1.8.22を参照するように更新し、再テストします。これによって最初に必要な作業は増えますが、アプリケーションにはロードするjQueryライブラリとjQuery UIライブラリのバージョンが1つでよいというメリットと、最新バージョンの拡張を使用できるというメリットが得られます。JavaScriptコードを含むファイルおよびApplication BuilderのApplication Searchで次のテキストを検索することをお薦めします。

    libraries/jquery-ui/
    

4.7 CKeditorの更新

Application Expressリリース4.2で使用されるCKeditorが、CKeditorバージョン3.6.4に更新されました。

4.8 AnyChart Flashチャートの更新

Application Expressで使用されるAnyChart Flashチャートが、最新バージョンの6.0.11に更新されました。

Application Expressリリース4.2以前では、AnyChart FlashチャートおよびAnyMap Flashマップは、<OBJECT>/<EMBED> HTMLタグを使用してページに組み込まれており、「リージョンの編集」ページでリージョン・ソースが表示および編集可能でした。

Application Expressリリース4.2では、ページでのコンポーネントの組込みにAnyChart JavaScript Integration Libraryが使用されており、「リージョンの編集」ページでリージョン・ソースを表示することはできなくなりました。AnyChart 5チャートが含まれている既存のアプリケーションは、Application Expressリリース4.2では自動的にAnyChart 6チャートにアップグレードされます。AnyChart 5チャートのXML構造は、AnyChart 6と互換性があるため、変更の必要はありません。

カスタム・コードを含む既存のFlashチャート・リージョンのリージョン・ソースへのアクセスを希望するお客様は、次の問合せを使用して、APEX_APPLICATION_PAGE_REGIONSビューを使用して、リージョン・ソース情報を表示することができます。

    select page_id, region_name, region_source
        from apex_application_page_regions
        where application_id = :APP_ID
        and source_type_code in ('FLASH_CHART','FLASH_CHART5')

この問合せでは、:APP_IDは、情報を取得するアプリケーションのIDです。

既存のFlashチャートからFlash 6へアップグレードするために「アプリケーションのアップグレード」を使用すると、リージョン・ソースのコンテンツが削除され、カスタム・コンテンツが消失します。

バグ修正および拡張については、次のAnyChart Webサイトを参照してください。

http://anychart.com/products/anychart/history/

4.9 AnyGanttチャートの更新

Application Expressで使用されるAnyGanttチャートが、最新バージョンの4.2.0に更新されました。

Application Expressリリース4.2以前では、AnyGanttチャートでAnyChart.jsというJavaScript Integration LibraryとAnyChartの関連付けられたクラス名が使用されていました。

Application Expressリリース4.2では、AnyGantt JavaScript Integration Libraryがリファクタリングされ、AnyGantt.jsに名前変更されています。関連付けられたクラスは、AnyGanttに名前が変更されます。AnyGantt 4.1.0チャートが含まれている既存のアプリケーションは、Application Expressリリース4.2では自動的にAnyGantt 4.2.0チャートにアップグレードされます。ただし、カスタムAnyGantt 4.1.0チャート・リージョンは手動で更新し、古いJavaScriptライブラリ名AnyChart.jsへの参照を新しい名前AnyGantt.jsに変更する必要があります。

バグ修正および拡張については、次のAnyChart Webサイトを参照してください。

http://anychart.com/products/anygantt/history/

4.10 影響を受ける複数の要素に対する動的アクションの値の設定

Application Expressリリース4.1では、「値の設定」動的アクションで、複数の影響を受ける要素を単一の値に設定する機能はサポートされなくなったという制限を紹介しました。たとえば、1つの「静的割当て」タイプの設定アクションを使用して、複数の影響を受ける要素を単一の静的値に設定することはできませんでした。かわりに、設定する各アイテムに別々のアクションを作成する必要がありました。Application Expressリリース4.2では、この制限はなくなり、単一の値の設定タイプ(「静的割当て」、「JavaScript式」、「PL/SQL式」および「PL/SQLファンクション本体」)では、1つのアクションで、複数の影響を受ける要素を単一の値に設定することが再び可能になりました。

注意: 「SQL文」設定タイプは、これの唯一の例外です。このタイプの設定では、複数のページ・アイテムへの複数の値の設定をサポートしているため、複数の影響を受ける要素を同じ値に設定する場合は、各影響を受ける要素の異なる別名で同じ値を選択するようSQL文をコーディングする必要があります。これは、値とアイテムの両方が1以上の場合に、単純なマッピングを保つために行われていました。

4.11 LOVによる2列のSQL文のみのサポート

最近のいくつかのApplication Expressの最近の数リリース以降、Builderではページ・アイテムの作成時または変更時にLOVのSQL文に2つの列を含める必要がありました。

Application Expressリリース4.1では、同じチェックが実行時に行われるようにレンダリング・エンジンが変更されています。1列のみを含むLOVが検出された場合は、P1_DNAMEのLOV SQL問合せで選択されている列数が正しくないため、例で有効な文を参照することを示すエラー・メッセージが表示されます。

このエラーを修正するには、LOVのSQL文を編集します。列を複製し、最初の列の別名をdisplay_valueにし、新しい2番目の列をreturn_valueにします。

次に例を示します。

編集前のSQL文は次のとおりです。

select dname from dept

編集後のSQL文は次のとおりです。

select dname as display_value, dname as return_value from dept

4.12 Oracle Database 11gにおけるネットワーク・サービスの有効化

Oracle Database 11gでは、ネットワーク・サービスとの通信機能が、デフォルトで無効化されています。そのため、Oracle Application ExpressとOracle Database 11gを実行する場合は、新しいDBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、APEX_040200データベース・ユーザーに対し、任意のホストへの接続権限を付与する必要があります。これらの権限の付与に失敗すると、次の場合に問題が発生します。

  • Oracle Application Expressにおけるアウトバウンド・メールの送信

    ユーザーは、APEX_MAILパッケージのメソッドをコールできますが、アウトバウンド電子メールの送信時に問題が発生します。

  • Oracle Application ExpressにおけるWebサービスの使用

  • PDF/レポートの印刷

このセクションの内容は次のとおりです。


ヒント:

このセクションで示されている例を実行するには、データベースのcompatible初期化パラメータが11.1.0.0.0以上に設定されている必要があります。デフォルトでは、11gデータベースのパラメータは事前に適切に設定されていますが、以前のリリースから11gにアップグレードされたデータベースのパラメータは適切に設定されていない場合があります。データベース初期化パラメータの変更については、『Oracle Database管理者ガイド』の「Oracle Databaseの作成および構成」を参照してください。

4.12.1 ホストへの接続権限の付与

次の例は、APEX_040200データベース・ユーザーに対して、任意のホストへの接続権限を付与する方法を示しています。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to '*' and give APEX_040200
  -- the "connect" privilege if APEX_040200 does not have the privilege yet.
 
  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;
 
  IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_040200',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_040200', TRUE, 'connect');
  END IF;
 
EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to '*'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('power_users.xml',
    'ACL that lets power users to connect to everywhere',
    'APEX_040200', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('power_users.xml','*');
END;
/
COMMIT;

4.12.2 ローカル・ホストへの接続権限の付与

次の例は、ローカル・ホストのリソースにアクセスする場合に、より少ない権限で行う方法を示しています。この例では、対象サーバーがローカル・ホストにも存在する場合は、電子メールおよびPDFへの出力を行うことができる場合があります。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to 'localhost' and give APEX_040200
  -- the "connect" privilege if APEX_040200 does not have the privilege yet.
  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = 'localhost' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;
   
  IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_040200',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_040200', TRUE, 'connect');
  END IF;
  
EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to 'localhost'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('local-access-users.xml',
    'ACL that lets users to connect to localhost',
    'APEX_040200', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('local-access-users.xml','localhost');
END;
/
COMMIT;

4.12.3 無効なACLエラーのトラブルシューティング

前述のスクリプトを実行した後にORA-44416: 無効なACLのエラーが表示された場合は、次の問合せを使用して、無効なACLを特定します。

REM Show the dangling references to dropped users in the ACL that is assigned
REM to '*'.

SELECT ACL, PRINCIPAL
  FROM DBA_NETWORK_ACLS NACL, XDS_ACE ACE
 WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL AND
       NACL.ACLID = ACE.ACLID AND
       NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

次に、次のコードを実行してACLを修正します。

DECLARE
  ACL_ID   RAW(16);
  CNT      NUMBER;
BEGIN
  -- Look for the object ID of the ACL currently assigned to '*'
  SELECT ACLID INTO ACL_ID FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- If just some users referenced in the ACL are invalid, remove just those
  -- users in the ACL. Otherwise, drop the ACL completely.
  SELECT COUNT(PRINCIPAL) INTO CNT FROM XDS_ACE
   WHERE ACLID = ACL_ID AND
         EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

  IF (CNT > 0) THEN

    FOR R IN (SELECT PRINCIPAL FROM XDS_ACE
               WHERE ACLID = ACL_ID AND
                     NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS
                                  WHERE USERNAME = PRINCIPAL)) LOOP
      UPDATE XDB.XDB$ACL
         SET OBJECT_VALUE =
               DELETEXML(OBJECT_VALUE,
                         '/ACL/ACE[PRINCIPAL="'||R.PRINCIPAL||'"]')
       WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
    END LOOP;

  ELSE
    DELETE FROM XDB.XDB$ACL WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
  END IF;

END;
/

REM commit the changes.

COMMIT;

ACLを修正したら、この項の最初のスクリプトを実行して、APEX_040200ユーザーにACLを適用する必要があります。詳細は、「ホストへの接続権限の付与」を参照してください。

4.13 「アイテム・ファインダ」の「CSS」タブの可用性

「アイテム・ファインダ」の「CSS」タブは使用できなくなりました。

4.14 グリッド・レイアウトによるアイテム・ボタンへの影響

「新規行の開始」または「新規列の開始」が「はい」に設定されているアイテム・ボタンがある場合、アイテム・ボタンによってラベルに空白の表セルが生成されなくなったため、アイテム・ボタンの位置がわずかに異なって表示される場合があります。これによって影響を受けた場合、「グリッド・レイアウト」リージョンで新しい「列」属性を使用して、ボタンを適宜配置してください。

4.15 非表示のアイテムはグリッド・レイアウトに影響を与えない

Application Expressリリース4.2以前では、2つの表示アイテム間でアイテムを非表示にした場合、「新規行の開始」が「はい」に設定されていると、これは次のページ・アイテムのレイアウトに影響を与えていました。新規行に表示されていました。Application Expressリリース4.2では、非表示アイテムはページ・アイテムのレイアウト時に完全に無視されるため、「新規行の開始」が「いいえ」に設定されている場合、次のページ・アイテムは同じ行に表示されます。

5 サポートされなくなった機能

次のコンポーネントおよび機能は、Oracle Application Expressリリース4.1以降ではサポートされません。

このセクションの内容は次のとおりです。

5.1 ブランチ処理の前にステートを保存の非サポート

新しいブランチまたは既存のブランチに「ブランチ処理の前にステートを保存」オプションを使用できなくなりました。このオプションが以前選択されている場合のみ、互換性のために利用でき、以前と同様に機能します。

5.2 EBCDICキャラクタ・セットでの実行の非サポート

Oracle Application Expressでは、EBCDICキャラクタ・セットをサポートしていません。基礎となるデータベース・キャラクタ・セットにかかわらず、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)の構成におけるキャラクタ・セットの値は、AL32UTF8に設定されている必要があります。


関連項目:

「構成要件」

5.3 スペル・チェックがサポートされなくなったテキスト領域

「テキスト領域」アイテム・タイプは、シンプル・テキスト領域に移行されました。この機能は、より多くの言語をサポートするWebブラウザのスペル・チェックのサポートに置き換えられました。

5.4 日付ピッカーでサポートされなくなった書式マスク

Oracle Application Expressには、新しいjQueryベースの日付ピッカーが含まれています。この新しい日付ピッカーでは、表1「サポートされない日付ピッカーの書式」に示す書式マスクはサポートされません。

表1 サポートされない日付ピッカーの書式

書式 説明

DS

短い日付。短い日付書式で値を戻し、ローカル設定によって異なります。

DL

長い日付。長い日付書式で値を戻し、ローカル設定によって異なります。

CC

世紀

BCC

先頭にBCが付いた世紀

SYYY

先頭にBCが付いた年

IYYYY

ISO年

YEAR

スペルアウトした年

SYEAR

先頭にBCが付いたスペルアウトした年

BC

BC/ADインジケータ

Q

四半期

RM

ローマ数字の月

WW

年における週番号(1-52)

W

月における週番号(1-5)

IW

年におけるISO標準の週番号

DDTH

序数表示の日

DDSPTH

スペルアウトした序数表示

J

ユリウス日

TH

序数の書式

TZD

タイムゾーンの短縮名

TZH

タイムゾーンの置換時間

TZM

タイムゾーンの置換分

TZR

タイムゾーン地域


6 オープン・バグおよび既知の問題

このセクションでは、Oracle Application Expressのバグおよび既知の問題について説明します。

このセクションの内容は次のとおりです。


ヒント:

このセクションは、このドキュメントを作成していた時点での最新です。既知の問題の最新のリストについては、次のURLの「Downloads」ページから「Known Issues」ページを参照してください。関連項目:
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/downloads/index.html

6.1 モバイル・ページの「クラシック・レポート」で動的なアクションのリフレッシュが機能しない

「jQuery Mobileスマートフォン」ユーザー・インタフェース・タイプを使用するアプリケーション・ページでは、動的アクション・リフレッシュを使用して、クラシック・レポート・リージョンをリフレッシュすることはできません。AJAX呼出しによってエラーが返され、レポートは更新されません。

この問題は、Oracle Bug#14399349で追跡されます。

対処方法:

考えられる可能な対処方法として、レポートをリフレッシュするためにページ全体を送信します(jQuery Mobileは、ネイティブ・ページ遷移を使用して部分ページ・リフレッシュとして処理します)。これは、本来の動的アクション・リフレッシュほど軽いリクエストではなく、ページ全体をリフレッシュする方法ですが、代替手段として使用できる方法です。ページの送信方法は、レポートのリフレッシュ方法によって異なります。

  • 「動的アクション」では、「処理中を表示」を「いいえ」に設定して「ページの送信」アクションを使用できます。

  • 「ボタン」に、「ページの送信」の「ボタンがクリックされたときのアクション」を使用します。

  • 一部のネイティブ・アイテム・タイプには、「値の変更時のページ・アクション」設定があり、「ページの送信」に設定できます。

ページの送信によって、他のページ・プロセス機能(計算、検証、プロセスおよびブランチ)が処理中であるとみなされるため、送信のREQUEST値に基づいてこれらを実行するかどうかを制御できます。

6.2 移動後にモバイル・ページのカレンダで現在の日付のエントリの表示に失敗する

カレンダ・ページを実行する際のデフォルトの動作は、月グリッドがレンダリングされ、月グリッドのエントリがある場所には青い点が表示されます。青い点があるフィールドをタップすると、月グリッドの下に日付エントリが表示されます。現在の月を実行し、今日の日付エントリがある場合、今日をタップしなくても、その日付エントリがそのページのロード時に表示されます。現在、「次」または「前」ボタンを使用して、デフォルトのAJAXナビゲーションを使用して、前後に移動すると、現在の日付エントリが存在する場合、ロード時に表示されません。

この問題は、Oracle Bug#14532665で追跡されます。

対処方法:

ナビゲーション後に、今日をタップして、月グリッドの下の日付エントリの詳細を表示します。

6.3 テンプレートがないリージョンで動的アクションが実行されない

リージョン・テンプレートが「テンプレートなし」として定義されているリージョンをリフレッシュするよう動的アクションを設定すると、リージョンはリフレッシュされません。これは、「テンプレートなし」には、動的アクションに必要な「リージョンID」がないためです。

対処方法:

次のようにテンプレート「空白」などを定義します。

<section id="#REGION_STATIC_ID#" #REGION_ATTRIBUTES#>
  <div>
    #BODY#
  <div>
</section>

6.4 Chrome 21以降におけるAnyMapマップ表示の問題

リージョンが空白になったり、マップが表示されないなど、Chrome 21でAnyMapマップの表示に問題が発生した場合、Pepper-based Flash Playerの無効化を試行します。Chrome 21でPepper-base Flash Playerを無効化するには、次の手順を実行します。

  1. Chrome 21ブラウザを起動します。

  2. 検索フィールドにchrome://pluginsと入力します。

  3. Flashプラグイン・リストの下で、「プラグイン」タイトルの右側の「詳細」ノードを展開します。

  4. PEPFLASHPLAYER.dll Shockwave Flashプラグインを見つけ、「無効化」をクリックします。


    関連項目:

    AnyChart Webサイト: http://www.anychart.com/supportdesk/index.php?_m=knowledgebase&_a=viewarticle&kbarticleid=50のナレッジベース文書「AnyMap Maps Display problem in Chrome 21」

6.5 SVGチャートでの問題

SVGチャートで問題が発生した場合は、Flashチャートにアップグレードしてみてください。

SVGチャートをFlashにアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. 該当する「ページ定義」に移動します。

  2. 「リージョン」で、リージョン名をクリックします。SVGチャートの左側にリージョン名が表示されます。

  3. 「リージョン定義」の「タスク」リストで、「SVGチャートのFlashチャートへのアップグレード」をクリックします。

  4. 「アップグレード」をクリックします。


関連項目:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』のチャートの作成に関する説明を参照してください。

6.6 バインド変数および2つのダッシュを含む文字列を指定した問合せの問題

2つのダッシュを含む文字列を指定した問合せに基づいてレポート・リージョンを作成すると、アイテムのバインド変数の参照に対するApplication Expressエンジンの処理能力が低下します。次に例を示します。

SELECT ename, job, sal, comm, deptno
FROM   emp
WHERE instr ('-'||'-dash-'||'-','uu') = 0 
AND deptno = :P18_X 
AND 1 = 1 

対処方法:

この動作は、バインド変数の書式を変更すると修正できます。たとえば、前述の例でこの問題を解決するには、:P18_Xv('P18_X')に変更します。

6.7 引用符を含むスプレッドシート・データのインポート

コピー・アンド・ペーストでスプレッドシート・データをインポートする場合に、列値に二重引用符が含まれていると、データは正しくインポートされません(54" Plasma Flat Screenなど)。この問題を回避するには、次の2つの方法があります。

  • オプション1:

    1. データを区切りフォーマット(カンマ区切り(.csv)またはタブ区切り)で保存します。

    2. 保存したファイルを、「テキスト・データのインポート」ウィザードを使用してアップロードおよびインポートします。

  • オプション2:

    1. 二重引用符を、次に示すように2つの二重引用符に置き換えます。

      54"" Plasma Flat Screen
      
    2. 「スプレッドシート・データのインポート」ウィザードを使用して、ファイルをインポートします。

6.8 以前のリリースからインポートされたアプリケーションでの実行時エラー

Oracle Application Expressの以前のリリースのアプリケーションをエクスポートし、アプリケーション・ビルダーのインストール・ページでそのアプリケーションをインポートおよびインストールした場合、まれにアプリケーションのインストール後に実行時エラーが発生する場合があります。

多くの場合、これらのエラーは、アプリケーション・コンポーネントに埋め込まれたPL/SQLコードのブロックに関連するPL/SQLパーサー・エラーまたは実行エラーです。インストール・プロセスによって、200文字を超える文字列が複数の行に分割される場合があります。たとえば、行がPL/SQLキーワードとPL/SQLキーワードの間、または解析エラーの原因となる箇所で分割される場合があります。

対処方法:

これらのタイプのエラーが発生し、インストール・プロセスによって長い文字列が分割された疑いがある場合、次の手順を実行します。

  1. エラーが発生したページをアプリケーション・ビルダーで編集して、アプリケーション内の問題がある疑いのあるPL/SQLを含む、エラーが発生したコンポーネントを隔離します。

  2. 不適切に分割されたコードのブロックの場所を検索します。

  3. コードのブロックをより適切な箇所で分割するか、または実行時エラーが発生しなくなるまで行に空白を挿入します。

  4. アプリケーションをエクスポートし、エクスポート・ファイルをインポートして再インストールします。

  5. 新しいエクスポート・ファイルを永続バックアップ・コピーとして保持します。

6.9 DBA認証の制限

次の制限事項が、DBA認証を必要とするOracle Application Expressの機能(「データベース監視」ページの「セッション」レポートなど)に適用されます。認証に使用するDBAアカウントには、二重引用符を使用できません。つまり、小文字で指定したり、大/小文字を組み合せて指定することはできません。

6.10 Microsoft Access用のエクスポータ・ツールのサポート

Microsoft AccessアプリケーションをOracle Application Expressアプリケーションに移行する場合は、エクスポータ・ツールを使用してMicrosoft Accessメタデータをエクスポートします。Microsoft Access用のエクスポータ・ツールでは、Microsoft Access 97、Microsoft Access 2000、Microsoft Access 2002、Microsoft Access 2003およびMicrosoft Access 2007をサポートしています。

6.11 ブラジルの地図の問題

ブラジルの地図の作成には問題があります。これは、連邦直轄区が周囲のゴイアス州に属しているためです。結果として、関連するデータが地図上に正しく表示されません。

この問題は、Oracle Bug#9725582で追跡されます。

6.12 AnyChartにおけるデータ・ポイント表示の問題

Oracle Application Expressリリース4.0以上で生成された、AnyChart 5チャート以上に関連付けられているすべてのデータ・ポイントを表示する場合、各データ・ポイントには、一意のラベルが必要です。AnyChart 5では、ラベルが重複しているデータ・ポイントの表示はサポートされておらず、ラベルが重複していると、チャートでデータ・ポイントが欠落してしまいます。チャート・シリーズ問合せが、チャートに表示されるデータ・ポイントごとに一意のラベルを持つ結果セットを戻すことを確認してください。

6.13 カスタム・カレンダをサポートしていないテーマ

次のテーマでは、カスタム・カレンダをサポートしていません。

  • テーマ8

  • テーマ10

  • テーマ13

  • テーマ14

  • テーマ15

  • テーマ16

  • テーマ18

  • テーマ19

  • テーマ20

  • テーマ24

6.14 セッションの期限切れにおける対話モード・レポート・リージョンのハング

対話モード・レポート・リージョンを含むページが表示されてからセッションの期限が切れた場合に、ユーザーが対話モード・レポートとやりとりを行おうとすると、レポートはハングし、処理は何も行われません。

この問題は、Oracle Bug#9690335で追跡されます。

6.15 一部の動的アクションのWhen条件タイプが特定のイベントに適用できない

動的アクションをWhen属性に定義する場合にはイベント選択リストがあり、これには動的アクションをトリガーできると考えられるイベントがすべて含まれています。また、When属性には条件選択リストがあり、これを使用すると、動的アクションを実行するタイミングを制御する条件を定義できます。Before Page SubmitPage LoadPage UnloadおよびResizeのイベント・タイプの場合、(「選択タイプ」フィールドを非表示にする)JavaScript Expressionの条件タイプのみが機能します。他の条件タイプ(equal tois nullなど)は、「選択タイプ」が定義されるイベント用です。

この問題は、Oracle Bug#9733317で追跡されます。

6.16 リージョンが定義されている動的アクションの削除における問題

影響を受ける要素として動的アクションに割り当てられているリージョンを削除すると、動的アクションを削除するように求められます。また、その動的アクションに、このリージョンに関連しない他のアクションもあると、該当するリージョンを参照する特定のアクションのみが削除されるのではなく、動的アクション全体が削除されます。

対処方法:

動的アクション全体が削除されないようにするには、リージョンを削除する前に、参照しているアクションを動的アクションから削除します。その結果、リージョンの削除によって、その動的アクションが削除候補として選択されなくなり、動的アクションは削除されなくなります。

この問題は、Oracle Bug#9615853で追跡されます。

6.17 複数選択リストの複数の値を設定する場合にJavaScriptファンクションが機能しない

JavaScript関数$sを使用すると、Oracle Application Expressにネイティブとプラグインの両方のアイテム・タイプの値を定義できます。このファンクションは、複数選択リストの複数の値を設定する場合は機能しません。複数選択リストは、「複数選択の許可」が「はい」に設定された選択リストです。単一の値は設定できます。

この問題は、Oracle Bug#9616570で追跡されます。

6.18 Webシート・オブジェクトでのアップグレード・エラー

アップグレード・ログに表示される「警告: Webシート・スキーマ」の接頭辞が付いたエラーは、ユーザーのWebシート・スキーマ固有のものです。それらのスキーマには、Webシート・オブジェクトのアップグレードが失敗する原因となる無効なWebシート・オブジェクトが含まれる可能性があります。これはOracle Application Expressのアップグレード全体には影響しません。

6.19 アクセシビリティの問題

この項では、アクセシビリティに関するOracle Application Expressのバグおよび既知の問題について説明します。

  1. Application Expressの開発環境への影響:

    • IEでは、トップ・レベルのナビゲーション・メニューのサブメニュー・ドリル・ダウン・アイコンにキーボードからアクセスすることはできません。この問題は、Oracle Bug#12678997で追跡されます。

      対処方法:

      トップ・レベルのメニュー・アイテムにタブ移動してアクティブにし、ロードされた次のページで特定のサブコンポーネントに移動するか、他のサポートされているブラウザ(Firefox、ChromeまたはSafari)を使用します。

    • 「ページ定義」ページで使用されている「ツリー・ビュー」をキーボードで使用することはできません。この問題は、Oracle Bug#9773584で追跡されます。

      対処方法:

      このページには、キーボードのみを使用する場合に使用する「コンポーネント・ビュー」という別のビューがあります。「コンポーネント・ビュー」は、このページ上部にあるコンポーネント・ビューに切り替えるボタンにタブ移動して[Enter]を押すか、スクリーン・リーダー・モードを有効にしてApplication Express開発環境を使用することによって有効にできます。

    • Code Editorでは、ChromeおよびSafariの[TAB]キーは使用できない場合があります。これは、これらのブラウザを使用する場合、キーボードだけではエディタからタブを切り替えることができないことを意味します。この問題は、Oracle Bug#11883419で追跡されます。

      対処方法:

      この問題がない、サポートされている他のブラウザ(Internet ExplorerまたはFirefox)を使用してください。

    • 「ワークスペースのリクエスト」確認ページには、アクセスできないCaptchaスタイルの検証があります。ユーザーは画面に表示されるイメージの英数字を入力する必要がありますが、このイメージにはALTテキストが設計されていません。これは、スクリーン・リーダー・ユーザーはアクセスができないことを意味します。この問題は、Oracle Bug#11728600で追跡されます。

      対処方法:

      インスタンス管理者が、Captchaスタイルの検証を無効にできます。

    • レポートの列ヘッダーに「すべてをチェック」チェックボックスがある場合があります。このチェックボックスに説明テキストがない場合があります。この問題は、Oracle Bug#12612649で追跡されます。

      対処方法:

      その列の各行のチェック・ボックスを選択します。

    • Oracle Application Expressの開発環境全体で使用される対話モード・レポート・リージョンには、リージョン・タイトルを含むヘッダー(H1、H2など)・タグがありません。これにより、スクリーン・リーダーのユーザーがそれらのリージョンを簡単に識別できなくなります。この問題は、Oracle Bug#9780852で追跡されます。

      対処方法:

      対話モード・レポート・リージョンでコンテンツに容易にナビゲートするために、JAWSを使用して次の手順で対話モード・レポートの上部にある検索フィールドに直接移動します。

      1. [INSERT]+[F5]を押して、「フォーム・フィールドの選択」ダイアログ・ボックスをロードします。

      2. 「レポート編集の検索」と聞こえるまで、[S]キーを繰り返し押します。

      3. これは、レポートの上部にあるフィールドです。通常、これは、Sで始まる最初のフォーム・フィールドです。

      4. [ENTER]を押すと、JAWSによって、対話モード・レポート・リージョンの上部にある検索フィールドに移動します。

      レポートに含まれている内容をさらに理解したい場合は、レポートを「レポート」ビューに切り替えます。スクリーン・リーダー・モードで実行している場合、対話モード・レポート・リージョンは、「レポート」ビューで実行されるように最適化されます。詳細は、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の付録「Oracle Application Expressのアクセシビリティ」のスクリーン・リーダー・モードに関する説明を参照してください。

      対話モード・レポート・リージョンの「レポート」ビューを有効にするには、次の手順を実行します。

      1. [Insert]+[F7]を押して、「リンク・リスト」ダイアログ・ボックスをロードします。

      2. 「レポートの表示」と聞こえるまで、[V]キーを繰り返し押します。

      3. [Enter]を押して、対話モード・レポートをリフレッシュします。

      4. レポートに含まれているデータの詳細情報を取得するには、[T]を押すと、JAWSによって、このレポートに関する詳細情報がアナウンスされます。

  2. Application ExpressのWebシート実行時への影響:

    • アプリケーションでの移動に使用するトップ・レベルのメニューおよびページでセクションを編集するときに使用可能な「設定」メニューが、キーボード・サポートに関するDHTMLスタイルのガイドラインに準拠していません。この問題は、Oracle Bug#12691947で追跡されます。

      対処方法:

      ただし、メニューおよび該当するメニュー・アイテムにタブ移動することによってはアクセスできます。また、利用可能なメニュー・アイテム用のキーボード・ショートカットも提供しています。

  3. 開発環境、Webシート実行時およびカスタム・アプリケーションへの影響:

    • Application Expressのリッチ・テキスト・エディタのネイティブ・アイテム・タイプが、ラベルではなくアイテム名でスクリーン・リーダーに通知されます。この問題は、Oracle Bug#12702214で追跡されます。

      対処方法:

      アイテムに付与されている名前がその機能を示し、ユーザーが理解できるものであることを確認します。

    • 対話モード・レポート・リージョンで、列の別名にスペースが含まれていると、不正な表のマークアップの原因になります。

      対話モード・レポート・リージョンでは、レポート問合せにスペースを含む列の別名が含まれている場合、Application Expressによって、スペースを含むIDおよびHEADERS値が生成され、これは不正なHTMLとなります。IDでは、スペースは無効で、HEADERSでは、スペースは異なるHEADERS値の境界を指定するために使用されます。この無効なHTMLによって、一部の補助技術(スクリーン・リーダーなど)では、表のセル間の関連付けがみなされない場合があり、列ヘッダーとなります。

      この問題は、Oracle Bug#14025528で追跡されます。

      対処方法:

      対処方法は、対話モード・レポート・リージョン問合せで定義した列の別名にスペースを使用しないことです。そうすると、IDおよびHEADERS値は正常に生成され、補助技術に必要な関連付けが提供されます。

6.20 AnyChartにおけるスタイルAquaLightおよびAquaDarkの使用の問題

「2D列」および「棒」FlashチャートにAquaLightまたはAquaDarkスタイルを使用して低い値から高い値までのデータを表示すると、低い値の上に影が表示され、実際に表示する値より大きく見えることがあります。

この問題は、Oracle Bug#13898096で追跡されます。

対処方法:

AquaLightまたはAquaDarkスタイルの使用時にこのような動作が発生した場合、「チャート属性」を編集して、「スタイル」設定を次のいずれかに変更します。

  • デフォルト

6.21 一部のアプリケーション・ページでファイルのアップロードが無効になる

「jQuery Mobileスマートフォン」ユーザー・インタフェース・タイプおよびページ・アイテム・タイプ「ファイルのアップロード」を使用するアプリケーション・ページでは、ファイルのアップロードは機能しません。

この問題は、Oracle Bug#14651423で追跡されます。

対処方法:

jQuery Mobileで、ページを送信し、AJAX呼出しを使用しないように指示します。

  1. ページ属性を編集します

  2. リージョン「JavaScript」に移動して、属性「ページ・ロード時に実行」に入力します。

    $("#wwvFlowForm", apex.gPageContext$).attr("data-ajax", false);
    

    注意:

    これによって、ページ遷移の視覚的効果が無効化されます。

6.22 Access移行プロジェクトの問合せエディタが正しく機能しない

Access移行プロジェクトの問合せエディタ・ページは、ページ・テンプレートのCSSファイル参照が不正であるため、正しく機能しません。

この問題は、Oracle Bug#14683230で追跡されます。

対処方法:

「SQLワークショップ」に移動してから「オブジェクト・ブラウザ」に移動して、Access移行プロジェクトに関連付けられているOracleビューを編集または作成します。

7 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

Oracleサポート・サービスでは、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧のみを行に記述する必要があります。しかし、一部のスクリーン・リーダーは括弧のみの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

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Oracle Application Expressリリース・ノート, リリース4.2

B71106-01

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