4.5 Oracle VM Managerへのログイン

Oracle VM Managerのログイン・ページを開くには、Webブラウザで次のアドレスを入力します。

https://hostname:port/ovm/console

hostnameは、Oracle VM Managerホストのホスト名またはIPアドレスを示し、portは、Oracle VM Managerがリスニングしているポート番号を示しています。

注意

Oracle VM Managerの以前のバージョンでは、暗号化されていないHTTPトラフィックがデフォルトで許可されていました。これが無効になり、トラフィックは常にSecure Sockets Layer (SSL)を使用して暗号化されるようになりました。したがって、Oracle VM Managerにアクセスするには、常にURLのプロトコル部分でhttpsを使用する必要があります。

myserver.example.comというホストでOracle VM Managerに接続するには、次のようにします。

https://myserver.example.com:7002/ovm/console

重要

ファイアウォールを介してOracle VM Managerにアクセスするには、Oracle VM Managerに構成したポートでTCPトラフィックが許可されるようファイアウォールを構成する必要があります。デフォルトでは、これは7002に設定されています。

Oracle VM Managerの管理ユーザー名(デフォルトでは、admin)を「Username」フィールドに入力します。これは、Oracle VM Managerのインストール時に作成した管理ユーザー名です。「Password」フィールドに、Oracle VM Manager管理ユーザー名のパスワードを入力します。

警告

デフォルトのadminユーザーに加え、Oracle VM Managerインストーラによってデフォルトで作成されるその他のアカウントを使用してOracle VM Managerにログインできます。たとえば、次のとおりです。

  • OracleSystemUser

  • weblogic

    すべてのアカウントに対するパスワードがセキュアであることを確認します。Oracle VMユーザーおよびパスワードの管理方法の詳細は、『Oracle VMユーティリティ・ガイド』その他のOracle VMツールに関する説明を参照してください。

Oracle VM Managerのローカル・インスタンス(localhostにインストールされている)を管理するには、「Management Server URI」フィールドをデフォルトのtcp://localhostのままにします。Oracle VM Managerのリモート・インスタンスを管理する場合は、そのマシンのホスト名またはIPアドレスを次のように入力します。

tcp://myserver.example.com

Oracle VM Managerのリモート・インスタンスにアクセスする方法の詳細は、第4.9項「リモート・ログインの有効化」を参照してください。

ログイン後、記憶域リポジトリやサーバー・プールの作成、Oracle VM Serverの追加、仮想マシンの作成、リソースのインポートなどを行うことができます。

ユーザー・インタフェースには、ナビゲータおよび内容ペインの選択内容に関連する、状況依存の情報が表示されます。