3 コマンド構文

Oracle Linuxのコマンド構文は、固定幅フォントで表示されます。ドル記号($)、シャープ記号(#)、パーセント記号(%)はOracle Linuxのコマンド・プロンプトです。これらの記号をコマンドの一部として入力しないでください。このマニュアルでは、コマンド構文に次の表記規則を使用します。

表記規則

説明

バックスラッシュ\

バックスラッシュは、Oracle Linuxコマンドの行の継続を表す記号です。コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。

dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s6 of=/dev/rst0 bs=10b \ 
count=10000

中カッコ{ }

中カッコは、必須の入力項目を表します。

.DEFINE {macro1}

大カッコ [ ]

大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。

cvtcrt termname [outfile]

省略記号...

省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。

CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN

イタリック体

イタリック体は、変数を表します。変数には値を代入します。

library_name

縦線|

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。

FILE filesize [K|M]

スラッシュ /

スラッシュは、Oracle VM Managerコマンドライン・インタフェースで一重または二重引用符に囲まれた特殊文字をエスケープするために使用します。次に例を示します。

create Tag name=MyTag description="HR/'s VMs"