ファイル・サーバーを検出します。
create FileServer
plugin=
name
accessHost=
[ value
adminHost=
value
adminUserName=
value
adminPassword=
] [ value
uniformedExports=
{ yes
| no
} ] [ name=
] [ value
description=
]value
このコマンドはファイル・サーバーを検出し、Oracle VM Serverに追加します。Sun ZFS Storage Applianceなど、非汎用ファイル・サーバーを追加する場合は、追加のプラグイン・オプションも入力して、Oracle VM ManagerがadminHost
オプションを使用してファイル・サーバーの構成管理機能にアクセスできるようにします。
ファイル・サーバーを検出した後、次の手順を実行します。
add Serverコマンドを使用して1つ以上の管理サーバーをファイル・サーバーに追加します。
addNfsRefreshServerコマンドを使用して1つ以上のリフレッシュ・サーバーをファイル・サーバーに追加します。
必要に応じて、不均一なファイル・システム・エクスポートを使用する場合、create NfsAccessGroupコマンドを使用してファイル・サーバーのアクセス・グループを作成できます。add FileSystemコマンドを使用してファイル・システムをアクセス・グループに追加します。add Serverコマンドを使用してOracle VM Serverをアクセス・グループに追加します。
refreshコマンドを使用してファイル・サーバーおよびファイル・システムをリフレッシュします。
次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。
オプション | 説明 |
---|---|
| 検出するファイル・サーバーに使用する記憶域プラグイン。プラグイン名は、既存のプラグ名と完全に一致している必要があります。既存のプラグイン名のリストを取得するには、次のようにします。 OVM> list FileServerPlugin
ベンダー固有のプラグインが構成されている場合、ここでオプションとして使用可能になります。オプションのリストを表示するには、次のように、?オプションを使用します。 OVM> create FileServer plugin=? |
| 検出するファイル・サーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
| ファイル・サーバーへの管理アクセスが許可されるホスト名またはIPアドレス。 |
|
|
|
|
|
ファイル・サーバーでファイル・システム・エクスポートが統一されているかどうか。デフォルトは |
| ファイル・サーバーを識別する名前。 |
| ファイル・サーバーの説明(オプション)。 |
すべてのcreateコマンドは、オブジェクトの単一のインスタンスを作成するだけであるため、単一のオブジェクトのインスタンスを属性として受け入れるだけです。パラメータと同じ属性タイプの複数のオブジェクトを指定すると、常に最後の属性値が優先されます。
例A.27 ファイル・サーバーの検出
OVM> create FileServer plugin="Oracle Generic Network File System" \
accessHost=10.172.76.125 name=MyNFSServer