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リリース 11.1.2.3
タスク所有者は、タスクを実行する準備ができるまで、自動タスクに必要なパラメータの設定を延期できるようになりました。現時点で設定しない場合は、電子メール通知が送信され、タスクは必須パラメータが入力されるまで遅延します。
Account Reconciliation Managerには、サブシステムの残高、および残高の比較メソッドでの説明のない差異行に対する非表示チェック・ボックスができました。
Account Reconciliation Managerで、勘定科目に対して実行された最後の調整からの勘定科目の金額の変化を測定できるようになりました。
残高をインポートすると、「完全リフレッシュ」オプションは既存のデータをパージしてクリーン・データを再インポートします。既存のデータ・ロードに対するすべてのステージが完了するまで、同じ場所で新規データ・ロードを開始できません。
詳細なチーム割当て機能には3つの部分があります。
「チーム割当て:」 この機能では、策定者、レビュー担当者、参照者およびコメント作成者をチーム(ARMで定義およびメンテナンス)またはShared Servicesグループに割り当てることができます。
「バックアップ割当て」: この機能では、管理者またはパワー・ユーザーが、プロファイルまたは調整インスタンスのバックアップ策定者またはレビュー担当者を指定できます。調整により、プライマリ・ユーザーが外出中の場合はバックアップ割当てに戻ります。
「再割当て要求:」 この機能により、策定者およびレビュー担当者は、調整の再割当ての要求を管理者およびパワー・ユーザーに送信することで、1つ以上の調整に対する策定者/レビュー担当者の割当てに異議を唱えることができます。
これらの機能により、データ・ロードをスケジュールに基づいて実行できます。管理者は、Account Reconciliation Managerでデータ・ロードを作成し、Windowsタスク・スケジューラやCronなどの任意のスケジューラを使用して特定の日付/時刻に実行するようスケジュールできます。スケジュール済データ・ロードの実行のステータスはAccount Reconciliation Managerで監視できます。
自動調整が拡張され、5つの新しい方法が含まれました:
「残高はゼロで、アクティビティはありません」
「ソース・システムの残高」はゼロであり、「ソース・システムの残高」は前の調整の「ソース・システムの残高」と同じです。
「アクティビティはありません」
「ソース・システムの残高」は前の調整と同じです。
「残高は範囲内です」
「ソース・システムの残高」は承認された範囲内です。
「残高は範囲内で、アクティビティはありません」
「ソース・システムの残高」は承認された範囲内であり、「ソース・システムの残高」は前の調整の「ソース・システムの残高」と同じです。
「残高一致(許容差数)」
「ソース・システムの残高」と「サブシステムの残高」の差異は許容値以下です。許容値はプロファイルで指定されます。
Oracle Browser Look and Feel (BLAF+)は、一貫したルック・アンド・フィール(Fusionが深い青なのに対して青とベージュ)、一貫性のある操作モデル、そして最終的には、Oracle eBusiness製品のスイート全体にわたる一貫したユーザー・エクスペリエンスを提供します。このリリースでは、Financial Close ManagementはデフォルトでBLAFに準拠します。これはユーザー固有の変更です。
Financial Close Managementは、スケジュールやビュー・タイプの指定を含む拡張起動オプションをサポートするようになりました。これが指定されている場合、ユーザーがアプリケーションを最後に終了したときに表示していた内容を表示するデフォルトの動作がオーバーライドされます。
このパッチで、Close Managerはサード・パーティ・アプリケーションでシステム自動化機能を大幅に拡張しています。Close Managerでは、同期Webサービスと、1システム内で複数の呼出しをサポートする機能(自動タスク実行)がサポートされるようになりました。この2つの変更により、Close Managerを現在および従来の財務アプリケーションと統合できます。Oracle Technology NetworkでOracle(R) Hyperion Financial Close Management統合ガイド、リリース11.1.2.2を参照してください。
Oracle Hyperion Financial Close Management管理者ガイドの手順が更新されます。
「統合タイプ」ダイアログで、次のWebサービスから選択します。
「非同期」
各操作は前の操作の完了後にのみ開始します。
「同期」
自動化統合タイプを迅速かつ簡単にサポートできます。たとえば、ジョブを開始するWebサービスを呼び出すことができます。このようなWebサービスは常に同期されます。Close Managerの以前のリリースでこのコールをサポートするには、クライアントが非同期Webサービスに同期Webサービスをラップする必要があります。
「ポーリング同期」
Webサービスが応答してプロセスが完了したことを示すか開始時刻期間が失効するまで、指定された同期Webサービスを繰り返し呼び出します。
グローバル統合トークン機能を使用すると、パラメータ化されたURLを作成できます。URLは、フィルタを適用してレポート・コンテンツを表示するためにパラメータのプロビジョニングを必要とするOBIEEレポートの起動など、様々な目的で使用できます。
グローバル統合トークン機能を使用すると、パラメータ化されたURLを作成できます。URLは、フィルタを適用してレポート・コンテンツを表示するためにパラメータのプロビジョニングを必要とするOBIEEレポートの起動など、様々な目的で使用できます。
2つの新しい属性があります:
「前期間」 - 前期間の調整のソース・システム残高を示します。
「期間アクティビティ」 - 前期間と現在の期間の調整のソース・システム残高の差異を示します。これらの新しい属性を使いやすくするために、「期間」定義ダイアログに、現在の期間の前の期間を示す新しいフィールド「前期間」があります。期間がオープンされると、前期間を変更できなくなります。
リリース11.1.2.3のドキュメント・ファイルは、以前から使用可能な.mobiファイルと.epubファイルの2つのモバイル・フォーマットで使用できるようになりました。Oracle Enterprise Performance Management System ePubドキュメント・ファイルは、すべてのAppleモバイル・デバイス(iPad、iPhoneおよびiPod Touch)でサポートされます。ePubは多くのモバイル・デバイスでサポートされますが、Appleモバイル・デバイスでのみ動作保証されています。追加デバイスも将来的に動作保証されます。
リリース11.1.2.0、11.1.2.1または11.1.2.2からアップグレードする場合は、Cumulative Feature Overviewツールを使用して、これらのリリース間で追加された新機能のリストを確認します。このツールにより、現在の製品、現在のリリース・バージョンおよびターゲット実装リリース・バージョンを識別できます。1回のクリックで、ツールは現在とターゲットのリリース間に開発された製品機能の概要説明のカスタマイズされたセットをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:
https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1092114.1