ユーザーはモバイル・デバイスからOracle Hyperion Financial Reportingレポートの表示、起動、および操作を行うことができます。サポートされるモバイル・プラットフォームのリストについては、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixを参照してください。
ユーザーがリポジトリにアクセスすると、次のことを実行できます。
レポートとブックを選択して表示します。レポートとブックの表示を参照してください。
プロンプトへの応答および展開機能の使用を含め、レポートおよびブックを操作します。レポートとブックの操作を参照してください。
モバイル・デバイスでFinancial Reportingを使用する場合は、次に示す、モバイル・デバイスでのFinancial Reportingの使用と他のプラットフォームでの使用の相違点に注意してください。
レポートの操作のメニューはレポートの上部にあり、次の操作が可能です。
HTMLプレビュー
リフレッシュ
PDFプレビュー
ユーザーのPOVのプレビュー
レポートの「PDFプレビュー」では、モバイル・デバイスの画面に現在表示可能なページ領域のみが表示されます。別のページにスクロール、または同じページ内で下にスクロールするには、画面の左上にある「起動」リンクをタップします。レポートが別のブラウザのタブに表示され、PDFレポートのすべてのページであらゆる操作が可能です。
モバイル・デバイスの「PDFプレビュー」でレポートまたはブックを起動するには、リポジトリ・リストのレポートまたはブックの名前の横のPDFアイコンをタップします。
POVとプロンプトは個別のブラウザのタブに表示されます。
iPadおよびAndroidタブレットなどのデバイスでは、レポートまたはブックが開いている場合はフォルダとオブジェクトのリストが1つのペインに表示され、開いているレポートまたはブックは別に表示されます。しかし、iPhoneやAndroid携帯電話などのデバイスでは、レポートまたはブックが開くと、レポートまたはブックのコンテンツは画面のフォルダおよびオブジェクト・リストと置き換わります。電話のナビゲーション・ボタンを使用して、開いているレポートまたはブックとリポジトリのリストとの間を移動します。
モバイル・デバイスからFinancial Reportingにアクセスする場合、ユーザーはレポートの作成、ブックまたはバッチの作成、バッチのスケジュール、またはOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceユーザー・プリファレンスの編集はできません。
モバイル・デバイスではMicrosoft Officeへのレポートのエクスポートはサポートされていません。