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Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7.0)
B55932-05
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D トラブルシューティング

この付録では、Application Developerのインストール時に発生する可能性のある一般的な問題の解決策を説明します。

この付録では、次の内容を説明します。

D.1 一般的なトラブルシューティングのヒント

インストール時にエラーが発生した場合の対処方法は、次のとおりです。

D.2 インストール・ログ・ファイルおよび構成ログ・ファイル

この項では、Oracle Application DeveloperインストーラおよびOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行時に作成されるログ・ファイルについて説明します。ログ・ファイルには、インストールや構成に関する問題のトラブルシューティングに役立つ情報が記載されています。

この項は、次の項目で構成されています。

D.2.1 インストール・ログ・ファイル

ログ・ファイルは、UNIXの場合はOracle_Inventory_Location/logディレクトリに、Windowsの場合はOracle_Inventory_Location\logsディレクトリに書き込まれます。

UNIXシステムで、Oracle Inventoryディレクトリの場所が不明な場合、このディレクトリはMW_HOME/oraInst.locファイル内にあります。Windowsシステムの場合、Oracle Inventoryディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。

ログ・ディレクトリには、次のインストール・ログ・ファイルが作成されます。

  • installdate-time-stamp.log

    これはメインのログ・ファイルです。

  • installdate-time-stamp.out

    このログ・ファイルには、インストール時の出力ストリームやエラー・ストリームが記載されます。

  • installActionsdate-time-stamp.log

    このファイルは、インストーラGUIによって内部情報の追跡に使用されます。

  • installProfiledate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、インストールおよび構成を完了するまでにかかった時間やメモリーおよびCPUの詳細事項など、全体的な統計が記載されます。

  • oraInstalldate-time-stamp.log

    このログ・ファイルには、コピー・セッションの出力ストリームが記載されます。

-printtimeパラメータを使用してインストーラを起動すると、同じディレクトリに、timeTakendate-time-stamp.logファイルとtimedate-time-stamp.logファイルが作成されます。

  • timeTakendate-time-stamp.log

    このファイルには、画面間の移動にかかる時間に関する情報が含まれます(GUIインストールにのみ該当)。

  • timedate-time-stamp.log

    このファイルには、コピー・セッションの時間に関する情報が記載されます。

-printmemoryパラメータを使用してインストーラを起動すると、memorydate-time-stamp.logファイルが作成されます。このファイルには、コピー・セッションのメモリー使用量に関する情報が記載されます。

D.2.2 構成ログ・ファイル

構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すとおり、-logオプションで構成ウィザードを起動します。

UNIXの場合:

% ./config.sh -log=log_filename

Windowsの場合:

G:\ config.cmd -log=log_filename

log_filename を絶対パスで指定すると、ログ・ファイルはその場所に作成されます。パスを付けずにファイル名のみを指定した場合、ログ・ファイルは、MW_HOME/oracle_common/common/binディレクトリ(UNIXの場合)またはMW_HOME\oracle_common\common\binディレクトリ(Windowsの場合)に作成されます。

D.3 JREの場所の記録

Application Developerインストーラが使用するJREの場所は、MW_HOME/oracle_common/oui/oraparam.iniファイル(UNIXの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\oraparam.iniファイル(Windowsの場合)に格納されています。このファイルは、OPatchおよびOracle Universal Installer(OUI)が、推奨されるJREの場所を決定するために使用されます。

JREの場所を変更できます(たとえば、JREディレクトリをMiddlewareホームの外に移動します)。変更された場合にOPatchまたはOUIを実行しようとすると、JREの場所が見つからないためにエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージが表示された場合には、次のいずれかを実行します。

D.4 問題が解決しなかった場合

この付録の手順を試しても発生した問題を解決できない場合は、次の情報源を参照してください。

それでも問題が解決しない場合は、サービス・リクエストを作成してください。