ここでは、システムの準備および最新のOracle Fusion Middlewareを入手してインストールし、構成する手順に関する重要な情報を示します。
Oracle Fusion Middlewareは、J2EEや開発者用ツールから、統合サービス、ビジネス・インテリジェンス、コラボレーションおよびコンテンツ管理までの各種ツールとサービスを含む、標準に準拠したソフトウェア製品群です。Oracle Fusion Middlewareは、開発、デプロイおよび管理において完全なサポートを提供します。
実行する必要がある手順は、既存のシステムの構成や、インストールと構成によって作成する環境に応じて異なります。
この章には、次の項が含まれます。
この項の内容は次のとおりです。
Oracle Fusion Middleware 12cのソフトウェアは、一連の製品の配布で利用可能です。配布はインストーラを含むアーカイブ・ファイルで、インストーラを実行すると、その配布に含まれるOracle Fusion Middleware製品と機能(後述)がインストールされます。
表1-1に、Oracle WebLogic Server and Coherenceの配布の内容を示します。製品と機能は、Oracle Fusion Middleware製品に応じて異なります。
表1-1 配布、製品および機能の理解
配布 | 製品 | 機能 |
---|---|---|
Oracle WebLogic Server and Coherence ( |
Core Server |
Core Application Server Coherence Product Files Web 2.0 HTTP Pub-Sub Server WebLogic SCA WebLogic Client JARs |
Administrative Tools |
Administration Console Additional Language Help Files CIE WLS Config |
|
Database Support |
Third-Party JDBC Drivers WebLogic Evaluation Database |
|
Open Source Components |
Third-Party Jackson Third-Party Jersey Third-Party Maven Apache |
|
Examples |
Server Examples Coherence examples |
|
Oracle Installation Infrastructure |
OPatch
|
この表の各列の説明は次のとおりです。
配布の列は、ダウンロードできる配布の名前と実際のファイル名を示します。
製品の列の項目は、製品のインストーラの実行時に選択したインストール・タイプに応じてインストールされるものとされないものがあります。ほとんどのOracle Fusion Middleware製品は、2、3種類のインストール・タイプが用意されており、すべての製品がすべてのインストール・タイプでインストールされるわけではありません。
特に例を挙げると、Oracle WebLogic Server and Coherenceのインストール・タイプのうち、Examplesが含まれるものと含まれないものがあります。
機能の列は、各製品に含まれるものを示します。
機能を選択したり選択しなかったりすることはできません。製品に含まれるすべての機能がインストールされ、インストール時に機能を選択または選択解除することはできません。
特に例を挙げると、Examplesが含まれるインストール・タイプを選択した場合、Server ExamplesとCoherence Examplesの両方がインストールされ、どちらかを選択することはできません。
同じ機能が複数の製品に存在する場合、すでに同じバージョンが存在するとき、既存の機能が再インストールされることはありません。機能のバージョンが異なる場合に既存の機能のバージョンと互換性があれば、新しいバージョンがインストールされます。
互換性がない場合(たとえばバージョン番号が一致しない場合)、インストーラによってエラー・メッセージが表示され、既存の機能は上書きされません。
製品の配布はOracle Software Delivery CloudまたはOracle Technology Networkから入手できます。配布を入手するためにアクセスする必要があるサイトの詳細は、「Oracle Fusion Middlewareダウンロード、インストール、構成のREADME」ページを参照してください。
Oracle Fusion Middlewareのすべての配布は.jar
ファイルで提供されます。.jar
ファイルからインストーラを実行できるようにするには、システムで動作保証されたJDKが必要です。詳細は、1.7項を参照してください。
12c (12.1.2)以上の各インストレーション・ガイドは、1つ以上の標準インストール・トポロジを扱っています。標準インストール・トポロジはトポロジ例であり、このトポロジのみが製品でサポートされるわけではありません。ただし各インストール・ガイドには、そのトポロジを実現するための手順が記載されているため、ニーズが異なる場合は、対応するドキュメントへのリンクが参照用に提供されます。
標準インストール・トポロジは、高可用性とセキュリティのために容易に拡張できるように設計されているため、本番システムに適合させることができます。標準インストール・トポロジは、すべてのアップグレード処理の出発点にもなります。
同じドメインの標準インストール・トポロジに複数の製品をインストールする必要がある場合は、第1.5.5項で重要な情報を参照してください。
ご使用の環境が必要なインストール要件を満たしていることを検証するには、動作保証のマトリックスとシステム要件のドキュメントをあわせて参照する必要があります。
サポートされているハードウェア構成またはソフトウェア構成で製品をインストールしようとしていることを確認します。詳細は、「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページで、ご使用のリリース向けの動作保証情報のドキュメントを参照してください。
動作保証されたすべてのシステムおよび環境で製品のパフォーマンスがテストされ、検証されています。新しく動作保証されたものは、すぐに適切な動作保証情報のドキュメントに追加されます。新たな動作保証は随時発生するため、動作保証情報のドキュメントは、ドキュメント・ライブラリとは別に作成され、Oracle Technology Networkで利用できます。
Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントを使用して、動作保証要件を満たしていることを確認してください。たとえば、ご使用の製品が64-BitのOracle Linux 5で動作保証されていることが動作保証情報のドキュメントに記載されている場合、そのOracle Linux 5システムが、ディスク領域、使用可能なメモリー、特定のプラットフォーム・パッケージとパッチおよびその他のオペレーティング・システム固有の項目などの最小要件を満たしていることをこのドキュメントで確認する必要があります。システム要件は随時更新されるため、システム要件情報のドキュメントは、ドキュメント・ライブラリとは別に作成され、Oracle Technology Networkで利用できます。
この項では、システムでインストールおよび構成を実行するユーザーの権限に関する重要な情報について説明します。この章では、次の項目について説明します。
Fusion Middleware製品をインストールするユーザーは、そのファイルとそのファイルについて次の権限を持つことになります。
実行可能ファイル以外(.jar
、.properties
、.xml
など)のすべてのファイルに対する読取り権限と書込み権限。その他の同じグループのすべてのユーザーにはファイル所有者として読取り権限のみがあります。
すべての実行可能ファイル(.exe
、.sh
または.cmd
)に対する読取り、書込みおよび実行権限。同じグループのその他のすべてのユーザーにはファイル所有者として読取り権限および実行権限のみがあります。
これは、ソフトウェアをインストールしたユーザー以外のユーザーが、Oracleホームにインストールされているバイナリを使用して、ドメインやFusion Middleware製品を構成できることを意味します。
構成中に生成されたファイルは、構成ウィザードを実行したユーザーが所有者になり、前述のインストール・ユーザーと同じ権限を持ちます。
次の例について考えてみます。
この例は、同じユーザーがソフトウェアをインストールしてドメインを構成する場合の権限を示します。
すべてのファイルに対して適切な権限があるようにするには、同じ所有者が構成ウィザードを使用してOracle Fusion Middleware製品のインストールとWebLogic Serverドメインの構成の両方のタスクを実行することをお薦めします。
ドメインの作成を、ソフトウェアをインストールしたユーザーとは別のユーザーが実行する必要がある場合は、次の例に示すとおり、両方のユーザーが同じグループのユーザーで、必要な権限を持っている必要があります。
この例は、あるユーザーがOracleホームを作成し、別のユーザーがドメインを構成する場合の権限を示します。
その他、インストーラを実行する前に次のような考慮事項があります。
UNIXオペレーティング・システムでは、インストールの前にumask
を027
に設定することをお薦めします。これによってインストール時のファイルの権限が適切に設定されます。次のコマンドを使用します。
umask 027
このコマンドは、製品のインストーラと同じ端末ウィンドウで実行する必要があります。
UNIXオペレーティング・システムでは、インストール・プログラムをroot
ユーザーで実行しないでください。インストーラの起動検証が失敗し、続行できなくなります。
製品のインストールを管理する際(パッチ適用、管理対象サーバーの起動など)は、初回の製品インストールに使用したものと同じユーザーIDを使用する必要があります。
Windowsオペレーティング・システムでは、インストールを実行するユーザーは管理者権限を持っている必要があります。詳細は、第1.4.3項を参照してください。
デフォルトの権限設定を変更すると、インストールとシステムのセキュリティが脆弱になります。そのため、そのような変更はお薦めしません。特定のファイルや実行可能ファイルへのアクセス権が他のユーザーで必要な場合、ファイル関連権限を変更するかわりに、UNIXのsudo
コマンド(または類似のコマンド)を検討してください。
さらにサポートが必要な場合は、ご使用のUNIXオペレーティング・システムに付属している管理者ガイドを参照するか、オペレーティング・システムのベンダーに問い合せてください。
Windowsオペレーティング・システムでインストールを実行するユーザーは、Windowsレジストリを更新できるように、管理者権限を持っている必要があります。デフォルトでは、通常の権限でシステムにログインする管理者グループのメンバーが、管理タスクを実行するために高い権限が要求される場合があります。
高い権限が必要なタスクを実行するには:
左下の「スタート」メニューまたはWindowsアイコンから、コマンド・プロンプトアイテムを検索します。
コマンド・プロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
これによってコマンド・プロンプトのウィンドウが新規に開き、このウィンドウで実行されるすべてのアクションが管理者権限で実行されます。
注意: システムでユーザーアクセス制御が有効な場合、このアクションの確認を求めるウインドウが表示される場合があります。確認し、この手順を続行します。 |
必要なタスクを実行します。
たとえば製品のインストーラを起動します。
java -jar distribution_name.jar
インストール中およびドメインの構成中に、次のディレクトリの場所を指定する必要があります。
Oracleホーム
ドメイン・ホーム
アプリケーション・ホーム
この項では、これらのディレクトリを作成する場所を決めるために役立つ情報を示します。
図1-1に推奨するディレクトリ構造を示します。
システムでベースの場所(Oracleベース)を決め、(/home/Oracle
など)そこから2つのサブ・ディレクトリを別々に作成します。products
ディレクトリには、製品のバイナリ・ファイルとすべてのOracleホーム・ディレクトリを含めます。config
ディレクトリにはドメイン・データとアプリケーション・データを格納します。
Oracleホーム下には構成データを置かないことをお薦めします。製品を別のメジャー・リリースにアップグレードする場合、バイナリ用に新しいOracleホームの作成が必要になります。また構成データは、Oracleホームのバイナリからアクセス可能な場所に置く必要があります。
このドキュメント全体の例で/home/Oracle/products
ディレクトリ(Oracleホーム)と/home/Oracle/config
ディレクトリ(アプリケーション・データと構成データ)を使用していますが、これらのディレクトリはご使用のシステムの実際のディレクトリに読み替えてください。
Oracle Fusion Middleware製品をインストールする際に、Oracleホーム・ディレクトリの指定を求めるプロンプトが表示されます。このディレクトリは、同じマシンにインストールされる複数のFusion Middleware製品の共通ファイルのリポジトリになります。このためOracleホーム・ディレクトリは、システムにインストールされるすべてのFusion Middleware製品の中心的なサポート・ディレクトリとみなすことができます。
Oracleホーム・ディレクトリのファイルは、Fusion Middlewareをシステムで正しく動作させるために重要です。これらによってインストール中に製品間の依存性チェックが容易になります。
Fusion MiddlewareのドキュメントではOracleホーム・ディレクトリをORACLE_HOME
としています。
Oracleホームの考慮事項
Oracleホーム・ディレクトリの作成とFusion Middleware製品のインストールでは、次の点を考慮してください。
Oracleホーム・ディレクトリの名前には空白を含めないでください。Oracleホーム・ディレクトリのパスに空白が含まれていると、インストーラによってエラー・メッセージが表示されます。
単一のOracleホーム・ディレクトリには、Oracle Fusion Middlewareの各製品に1つのインスタンスのみインストールできます。異なるバージョンの製品を同じマシンにインストールするには、それぞれのバージョンを専用のOracleホーム・ディレクトリに格納する必要があります。
マシン上の単一のOracleホーム・ディレクトリに、すべてのOracle製品をインストールすることをお薦めします。Oracleホーム・ディレクトリは、同じ製品の複数のバージョンが必要な場合にのみ別々にします。
単一のOracleホームに複数の異なる製品をインストールすることもできますが、Oracleホームには各製品で1つのバージョンのみをインストールできます。
複数のホームディレクトリの作成
ほとんどの場合、Oracleホームは1つで十分ですが、複数のOracleホーム・ディレクトリを作成する場合もあります。たとえば次の場合に、複数のOracleホーム・ディレクトリを作成する必要があります。
それぞれに異なる製品を保持する開発環境と運用環境を分けて管理したい場合。2つのディレクトリを使用して、準備ができるまで運用環境を変更することなく開発環境を更新できます。
2つのバージョンのFusion Middleware製品を同時に保持する場合。たとえば製品の既存のバージョンを残したまま新しいバージョンをインストールする必要がある場合。この場合、製品の各バージョンを専用のOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。
インストール後、製品相互に互換性がない場合。詳細な情報は、相互運用性と互換性の理解を参照してください。
ドメイン・ホームは、構成するドメインが作成されるディレクトリです。ドメイン・ホームのデフォルトの場所はORACLE_HOME
/user_projects/domains/
domain_name
ですが、ドメイン・ホームはOracleホームとは別の場所に作成することを強くお薦めします。製品を別のメジャー・リリースにアップグレードする場合、バイナリ用に新しくOracleホームの作成が必要になります。
推奨ディレクトリ構造とドメイン・ホームの場所については、第1.5.1項を参照してください。
ドメイン・ホーム・ディレクトリは、Fusion MiddlewareのドキュメントではDOMAIN_HOME
とし、それ以下のそのドメイン名を含むすべてのフォルダを含みます。たとえばドメインをexampledomain
と命名し、ドメイン・データを/home/Oracle/config/domains
ディレクトリに置く場合、このドキュメント内に使用されるDOMAIN_HOME
は/home/Oracle/config/domains/exampledomain
を指します。
アプリケーション・ホームは、構成するドメインに関連する選択されたアプリケーションが作成されるディレクトリです。アプリケーション・ホームのデフォルトの場所はORACLE_HOME
/user_projects/applications/
domain_name
ですが、アプリケーション・ホームはOracleホームとは別の場所に作成することを強くお薦めします。製品を別のメジャー・リリースにアップグレードする場合、バイナリ用に新しくOracleホームの作成が必要になります。
推奨ディレクトリ構造とアプリケーション・ホームの場所については、第1.5.1項を参照してください。
アプリケーション・ホーム・ディレクトリは、Fusion MiddlewareのドキュメントではAPPLICATION_HOME
とし、それ以下のそのドメイン名を含むすべてのフォルダを含みます。たとえばドメインをexampledomain
と命名し、アプリケーション・データを/home/Oracle/config/applications
ディレクトリに置く場合、このドキュメント内に使用されるAPPLICATION_HOME
は/home/Oracle/config/applications/exampledomain
を指します。
複数の製品を同じドメインにインストールして構成する場合、次の2つの方法があります。
製品Aをインストールして構成し、スキーマを作成した後にドメイン内のすべてのサーバーを起動してドメインが正常に構成されたことを検証します。この方法では、製品のインストレーション・ガイドがすべて用意されています。
製品Bをインストールするには、すべてのサーバーと処理を停止し、製品Bのインストールガイドの手順に従って必要なスキーマを作成して製品Aのドメインを製品Bのドメインを含めるように拡張した後、すべてのサーバーを再度起動する必要があります。
このプロセスは、必要な製品の数だけ繰り返され、次の製品のインストールを始める前にすべてのサーバーを停止する必要があります。
インストールは行いますが、すべての必要な製品を構成するのではなく、すべての製品のスキーマを作成した後に、必要なすべての製品テンプレートを使用してドメインを構成し、すべてのサーバーを起動します。
この方法で複数の製品のドメインを作成すると若干高速ですが、この方法でのドメイン作成についてドキュメントに個々の手順は説明されていません。ユーザーが必要なサポート・ドキュメントを適宜参照します。
Oracle Fusion Middlewareでは、1つのOracleホームから複数のOracle WebLogic Serverドメインを構成できます。これにより、共有ボリューム上の1つの場所にOracleホームをインストールしたり、複数のホストをインストールするためにOracleホストを再利用したりすることもできます。
ご使用の環境で共有記憶域を使用する場合は、詳細について『高可用性ガイド』の共有記憶域の使用に関する説明を参照してください。
セキュリティ・アップデート(セキュリティ・アップデートの指定画面)を自動的にチェックするようにシステムを構成するかどうかをインストール時にたずねられます。構成する場合、Oracle Configuration Managerがシステムにインストールされます。
Oracle Configuration Managerは、主要なOracleとシステムの詳細情報を継続的に追跡管理しており、これによって構成の管理と提供に役立つ重要なデータが用意されます。収集データはHTTPSでOracle Supportに送信され、各構成のセキュアなビューが保持されます。My Oracle Supportには、システム状態のチェック、パッチに関するアドバイス、Oracle製品に関するそれ以外の重要情報が用意されています。Configuration Managerでは、ユーザー・パスワードなどのアプリケーション・データは収集されません。
詳細は、https://support.oracle.com/
でMy Oracle Supportアカウントを作成するかログインしてから、「コレクタ」タブをクリックします。
Oracle Fusion Middlewareでは、システム上に動作保証されたJDKがインストールされている必要があります。
動作保証されているJDKを調べるには、「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページで、ご使用のリリース向けの動作保証情報のドキュメントを参照してください。
Oracle JDKは、Oracle Technology Networkの次のページからダウンロードできます。
http://www.oracle.com/technetwork/java/index.html
多くのOracle Fusion Middleware製品は、ドメイン構成の前にデータベース・スキーマが必要です。このようなスキーマをインストールできるデータベースがない場合は、動作保証されたデータベースをインストールして構成する必要があります。
オペレーティング・システムで動作保証されているデータベースを調べるには、「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページで、ご使用のリリース向けの動作保証情報のドキュメントを参照してください。
スキーマ作成用にデータベースが適切に構成されていることを確認するには、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様ドキュメントのOracle Repository Creation Utilityの要件の確認に関する説明を参照してください。
注意: 12c (12.1.2)の場合、動作保証されたOracle DatabaseのみがOracle Fusion Middleware Infrastructureの標準インストール・トポロジに使用できます。 今回のリリースでは、Oracle Platform Security Services (OPSS)スキーマは、サードパーティのデータベースでサポートされません。 |
データベースが適切に構成されると、製品のスキーマを作成することができます。
Repository Creation Utility (RCU)は、データベースにスキーマを作成するために使用できるツールです。このツールはOracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールすることで利用できます。詳細は『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。
Oracle Fusion Middleware製品で必要な特定のスキーマ(ある場合)については、スキーマの作成手順とあわせて、製品のインストレーション・ガイドを参照してください。
Repository Creation Utilityの詳細は、『Repository Creation Utilityによるスキーマの作成』を参照してください。