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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
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16 WebLogic Serverテンプレート

サーバー・テンプレートはプロトタイプ・サーバーで、管理者は同種のサーバーの共有設定を簡単に構成できます。

この章では、サーバー・テンプレートを監視および構成する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

サーバー・テンプレートの監視

ドメイン内に構成されているすべてのサーバー・テンプレートのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • クラスタ

    • マシン

    • リスニング・ポート

    • リスニング・アドレス

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

サーバー・テンプレートの構成

この項では、サーバー・テンプレートを構成する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。

一般設定の構成

テンプレートの一般設定の変更は、明示的にオーバーライドしないかぎり、テンプレートを参照する各サーバーに適用されます。

サーバー・テンプレートの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「一般設定」を選択します。

  4. 「一般設定」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のような一般機能を構成できます。

    • マシン

    • クラスタ

    • リスニング・アドレス

    • リスニング・ポート有効

    • リスニング・ポート

    • SSLリスニング・ポートの有効化

    • SSLリスニング・ポート

    • クライアント証明書プロキシの有効化

    • Javaコンパイラ

    • 診断ボリューム

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このサーバー・テンプレートの詳細設定を定義します。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのクラスタ設定の構成

WebLogic Serverクラスタは、互いに連携するサーバーの集まりであり、スケーラビリティと信頼性の高いアプリケーション・プラットフォームを提供します。

サーバー・テンプレートのクラスタ構成設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  4. 「クラスタ」ページでは、サーバー・テンプレートの次のようなクラスタ構成を定義できます。

    • レプリケーション・グループ

    • セカンダリ・プリファレンス・グループ

    • クラスタの重み

    • インタフェース・アドレス

    • レプリケーション・ポート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレート・サービスの構成

サーバー・テンプレートのサービス設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「サービス」を選択します。

  4. 「サービス」ページでは、次のようなWebLogicサービス構成設定を設定できます。

    • JMS

    • デフォルト・ストア

    • トランザクション・ログ

    • メッセージング・ブリッジ

    • XMLサービス

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレート・キーストアの構成

キーストアを使用すると、秘密鍵と信頼性のある認証局(CA)を安全に保管および管理できます。メッセージ送信のセキュリティの管理に役立つ様々なキーストア構成の表示および定義ができます。

サーバー・テンプレートのキーストア設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「キーストア」を選択します。

  4. キーストア構成を変更するには、次の手順を実行します。

    1. 「変更」をクリックします。

    2. 「キーストア」ドロップダウン・メニューから、使用するキーストア構成を選択します。

    3. 「保存」をクリックします。

  5. 「キーストア」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のようなキーストア構成設定を定義できます。

    • アイデンティティ設定

    • 信頼設定

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのSSL設定の構成

メッセージ送信のセキュリティの管理に役立つ、サーバー・テンプレートの様々なSecure Sockets Layer (SSL)設定を表示および定義できます。

サーバー・テンプレートのSSL設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 構成」を選択して、「SSL」を選択します。

  4. アイデンティティおよび信頼の場所を変更するには、次の手順を実行します。

    1. 「変更」をクリックします。

    2. 「アイデンティティと信頼の場所」ドロップダウン・メニューから、使用する場所を選択します。

    3. 「保存」をクリックします。

  5. 「SSL」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のようなSSL構成設定を定義できます。

    • アイデンティティと信頼の場所

    • 秘密鍵の場所

    • 秘密鍵の別名

    • 秘密鍵のパスフレーズ

    • 証明書の場所

    • 信頼性のある認証局

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このサーバー・テンプレートの詳細構成設定を定義します。

  6. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのフェデレーション・サービスの構成

WebLogic ServerインスタンスをSAMLアサーションのプロデューサまたはコンシューマとして機能するように構成し、次の目的に使用することができます。

  • オンライン・ビジネス・パートナ間のWebシングル・サインオン

  • Webサービス・セキュリティのアイデンティティ情報の交換

フェデレーション・サービスの構成プロセスの概要は、使用しているSAMLのバージョンによって異なります。WebLogic Serverでは、SAML 1.1とSAML 2.0の両方がサポートされています。

SAML 1.1フェデレーション・パートナとして機能するようにWebLogic Serverを構成するには、次の手順を実行します。

SAML 2.0フェデレーション・パートナとして機能するようにWebLogic Serverを構成するには、次の手順を実行します。

SAML 1.1ソース・サービスの構成

始める前に

最初に、サーバーのセキュリティ・レルムにSAML資格証明マッピングV2セキュリティ・プロバイダを構成する必要があります。

SAMLソース・サイトとして機能するようにWebLogic Serverインスタンスを構成できます。SAMLソース・サイトとは、サイト間転送サービス(Intersite Transfer Service: ITS)を提供するサイトです。ソース・サイトではアサーションが生成され、アサーションはシングル・サインオンのプロファイルの1つを使用して、宛先サイトに伝達されます。

サーバーをSAMLソース・サイトとして構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「フェデレーション・サービス」を選択し、「SAML 1.1ソース・サイト」を選択します。

  5. 「ソース・サイトの有効化」属性を選択して、このサーバーがSAMLアサーションのソースとして機能するようにします。

  6. 「SAML 1.1ソース・サイト」ページでは、このサーバーの次のような他の構成設定も定義できます。

    • ソース・サイトURL

    • 署名鍵別名

    • サイト間転送URI

    • ITSでSSLが必要

    • アサーション取得用URI

    • ARSでSSLが必要

    • ARSで双方向SSL認証が必要

    • アサーション・ストアのクラス名

    • アサーション・ストアのプロパティ

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  7. 「保存」をクリックします。

SAML 1.1宛先サービスの構成

始める前に

最初に、サーバーのセキュリティ・レルムにSAMLアイデンティティ・アサーションV2セキュリティ・プロバイダを構成する必要があります。

SAML宛先サイトとして機能するようにWebLogic Serverインスタンスを構成できます。宛先サイトは、SAMLアサーションを受け取り、これらを使用してローカルのサブジェクトを認証できます。

サーバーをSAML宛先サイトとして構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「フェデレーション・サービス」を選択し、「SAML 1.1宛先サイト」を選択します。

  5. 「宛先サイトの有効化」属性を選択してアサーション・コンシューマ・サービスを有効にします。

  6. 「SAML 1.1宛先サイト」ページでは、このサーバーの次のような他の目的の構成設定も定義できます。

    • アサーション・コンシューマのURI

    • ACSでSSLが必要

    • SSLクライアント・アイデンティティ別名

    • POST受信者チェックの有効化

    • POST使用済みチェックの有効化

    • 使用済みアサーション・キャッシュのクラス名

    • 使用済みアサーション・キャッシュのプロパティ

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  7. 「保存」をクリックします。

SAML 2.0の全般的なサービスの構成

サーバーの全般的なSAML 2.0サービスを構成できます。フェデレーション・パートナにSAML 2.0 Webシングル・サインオン・サービスを構成すると、フェデレーション・パートナに送信するメタデータ・ファイルで、構成するサイト情報が公開されます。

このサーバーの全般的なSAML 2.0プロパティを構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバーの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「フェデレーション・サービス」を選択し、「SAML 2.0全般」を選択します。

  5. 「レプリケートされたキャッシュの有効化」属性を選択して、SAML 2.0アーティファクトを格納するための永続キャッシュを使用します。

    このオプションは、ドメイン内の複数のWebLogic ServerインスタンスでSAML 2.0サービスを構成する場合に必要となります。たとえば、クラスタでSAML 2.0サービスを構成する場合は、個々の管理対象サーバー・インスタンスでこのオプションを有効化する必要があります。


    注意:

    ドメイン内の複数のWebLogic ServerインスタンスでSAML 2.0サービスを構成する場合は、RDBMSセキュリティ・ストアを構成する必要があります。これらの構成では、組込みLDAPサーバーはサポートされません。


  6. 「サイト情報」セクションで、SAML 2.0サイトに関する次の情報を入力します。

    • 連絡先の詳細

    • 組織の名前とURL

    • 公開サイトのURL。これは、サイトのSAML 2.0サービス・エンドポイントのトップレベルURLです。このURLには文字列/saml2を付加する必要があります。これが一定のサフィックスに自動的に結合され、完全なエンドポイントURLが作成されます。

  7. 「バインディング」セクションで、このSAML 2.0サーバー・インスタンスで使用される一般的なバインディング情報を入力します。

    トランスポート層セキュリティ・キー別名およびパスフレーズを指定しない場合、TLS別名には、サーバーのSSL構成の構成済のSSL秘密鍵別名およびパスフレーズがデフォルトで使用されます。

  8. このサーバー・インスタンス上でホストされているSAML 2.0セキュリティ・プロバイダに、アーティファクト・バインディングが有効化されている場合、「アーティファクト解決サービス」セクションでアーティファクト解決サービス設定を定義します。

  9. 「シングル・サインオン」セクションで、フェデレーション・パートナに送信されるドキュメントの署名に使用されるキーのキーストア別名およびパスフレーズを入力します。

    シングル・サインオン署名鍵別名およびパスフレーズを指定しない場合、サーバーのSSL構成の構成済SSL秘密鍵別名およびパスフレーズがデフォルトで使用されます。

  10. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

終了後

このサーバーの全般的なSAML 2.0サービスを構成した後で、「SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダ」ページまたは「SAML 2.0サービス・プロバイダ」ページを選択し、このサーバーをそれぞれアイデンティティ・プロバイダまたはサービス・プロバイダとして構成します。詳細は、SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダ・サービスの構成およびSAML 2.0サービス・プロバイダ・サービスの構成を参照してください。

SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダ・サービスの構成

SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダのロールのサーバーを構成できます。SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダは、プリンシパルのアイデンティティ情報を作成、維持、管理したり、フェデレーション内の他のサービス・プロバイダ・パートナのSAML 2.0アサーションを生成して、そのようなパートナにプリンシパルの認証を提供します。

サーバーをSAML 2.0アイデンティティ・プロバイダとして構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「フェデレーション・サービス」を選択し、「SAML 2.0アイデンティティ・プロバイダ」を選択します。

  5. 「有効」属性を選択して、アイデンティティ・プロバイダのロールのこのサーバーのSAML 2.0サービスをアクティブ化します。

  6. 受信するすべての認証リクエストが署名されるようにするには、「署名された認証リクエストのみ受け入れる」を選択します。

  7. 非認証リクエストが送信されるカスタム・ログインWebアプリケーションを使用している場合は、次の手順を実行します。

    • 「ログインのカスタマイズ」を選択します。

    • カスタム・ログインWebアプリケーションのURLを入力します。

    • ログインの問合せの戻りパラメータを入力します

      この問合せパラメータは、ローカルのシングル・サインオン・サービス・サーブレットのログインの戻りURLを保持するためにSAML 2.0サービスで使用される一意な文字列です。(代替方法として、ログインの戻りURLは、ログインWebアプリケーションで指定することもできます。)

  8. このサーバーが有効化されるSAMLバインディングを設定し、目的のバインディング・タイプを選択します。

  9. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

終了後

フェデレーション・パートナと調整し、このSAMLオーソリティに対して有効化したSAMLバインディングと、署名ドキュメントの要件がパートナと互換性を持つようにします。

SAML 2.0サービス・プロバイダ・サービスの構成

WebLogic ServerインスタンスをSAML 2.0サービス・プロバイダとして構成できます。サービス・プロバイダは、SAMLアサーションを受け取り、それらのアサーションからアイデンティティ情報を抽出することができるSAMLオーソリティです。抽出されたアイデンティティ情報は、ローカルのサブジェクトや必要に応じてグループにマップされ、これらが認証可能になります。

サーバーをSAML 2.0サービス・プロバイダとして構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「フェデレーション・サービス」を選択し、「SAML 2.0サービス・プロバイダ」を選択します。

  5. 「有効」属性を選択して、アイデンティティ・プロバイダのロールにおけるこのサーバーのSAML 2.0サービスをアクティブ化します。

  6. 必要に応じて、ローカルのSAML 2.0サービス・プロバイダ・サービスの構成オプションを設定します。次の事項に注意してください。

    • 「常に認証リクエストに署名」および「署名されたアサーションのみ受け入れる」のオプションを希望どおりに、またフェデレーション・パートナと調整されるように選択して、認証リクエストおよびアサーションが受け入れられるようにします。

    • このサーバーのSAMLバインディング設定をフェデレーション・パートナに伝達し、互換性を確保します。

  7. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

終了後

フェデレーション・パートナと調整し、このSAMLオーソリティに対して有効化したSAMLバインディングと、署名ドキュメントの要件がパートナと互換性を持つようにします。

サーバー・テンプレートのデプロイメント設定の構成

サーバー・テンプレートのデプロイメント設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「デプロイメント」を選択します。

  4. 「デプロイメント」ページでは、サーバー・テンプレートの次のようなデフォルトのデプロイメント・ステージング構成を定義できます。

    • ステージング・モード

    • ステージング・ディレクトリ名

    • アップロード・ディレクトリ名

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのチューニングの構成

サーバー・テンプレートのチューニング設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「チューニング」を選択します。

  4. 「チューニング」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のようなチューニングのパフォーマンスと機能の設定を定義できます。

    • ネイティブIOの有効化

    • JavaSocketMuxerソケット・リーダー

    • ギャザー書込みの有効化

    • スキャタ読取りの有効化

    • 最大オープン・ソケット数

    • StuckThreadMaxTime

    • スタック・スレッド・タイマー間隔

    • バックログの受入れ

    • ログイン・タイムアウト

    • SSLログイン・タイムアウト

    • 逆引きDNSの許可

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このサーバー・テンプレートの詳細設定を定義します。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのオーバーロード設定の構成

サーバー・テンプレートのオーバーロード設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「オーバーロード」を選択します。

  4. 「オーバーロード」ページでは、次のような設定を含め、オーバーロード時または障害時のWebLogic Serverの対応を構成できます。

    • ワーク・マネージャの共有容量

    • 障害時のアクション

    • 危機的状況のアクション

    • 空きメモリー比率の最大しきい値

    • 空きメモリー比率の最小しきい値

    • スタック・スレッド最大時間

    • スタック・スレッド数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのヘルス監視の構成

WebLogic Serverには、自己ヘルス監視機能が備わっており、この機能を使用することでWebLogic Serverドメイン内にあるサーバーの信頼性や可用性を向上させることができます。各サーバー内の選択されたサブシステムは、そのサブシステムに固有の条件に基づいて自身のヘルス・ステータスを監視します。

サーバー・テンプレートのヘルス監視設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「ヘルス監視」を選択します。

  4. 「ヘルス監視」ページでは、次のような設定を定義することで、サーバーの自動ヘルス・チェックの頻度、およびノード・マネージャ・アプリケーション(オプション)がサーバーのヘルス状態をチェックする頻度を構成できます。

    • ヘルス・チェック間隔

    • 失敗時の自動強制停止

    • 自動再起動

    • 期間内の最大再起動回数

    • 再起動遅延秒数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー起動の構成

ノード・マネージャは、正常または予期しない状態にあるサーバーを起動、中断、停止および再起動するのに使用するWebLogic Serverユーティリティです。

サーバー・テンプレートの起動設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「サーバーの起動」を選択します。

  4. 「サーバーの起動」ページでは、次のような設定を含め、ノード・マネージャがリモート・マシンでこのサーバーを起動するために使用する起動設定を構成できます。

    • Javaホーム

    • Javaベンダー

    • BEAホーム

    • ルート・ディレクトリ

    • クラス・パス

    • 引数

    • セキュリティ・ポリシー・ファイル

    • ユーザー名

    • パスワード

    • パスワードの確認

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのWebサービスの構成

この項では、サーバー・テンプレートのWebサービスを構成する方法について説明します。

この項には、次の項目が含まれます。

サーバー・テンプレートのバッファリング設定の構成

サーバー・テンプレートのメッセージング・バッファリングの設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「Webサービス」を選択し、「バッファリング」を選択します。

  5. 「バッファリング」ページでは、サーバー・テンプレートのWebサービスの次のようなメッセージ・バッファリング設定を定義できます。

    • 再試行回数

    • 再試行の遅延

    • リクエスト・キューの有効化

    • リクエスト・キューの接続ファクトリのJNDI名

    • リクエスト・キュー・トランザクションの有効化

    • レスポンス・キューの有効化

    • レスポンス・キューの接続ファクトリのJNDI名

    • レスポンス・キュー・トランザクションの有効化

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートの信頼できるメッセージングの構成

Webサービスの信頼性のあるメッセージングとは、ある1つのアプリケーション・サーバーで実行中のアプリケーションが、別のアプリケーション・サーバーで実行中のWebサービスを確実に呼び出せるフレームワークです。ここでは、双方のサーバーでWS-Reliable Messaging仕様が実装されていることが前提となっています。信頼性のある、とは2つのWebサービス間でのメッセージの配信を保証できるということです。

サーバー・テンプレートの信頼できるメッセージング設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「Webサービス」を選択し、「信頼できるメッセージ」を選択します。

  5. 「信頼できるメッセージ」ページでは、Webサービス・エンドポイントの次のような信頼できるメッセージング構成設定をカスタマイズできます。

    • 基本の再送信間隔

    • 再送信間隔の指数関数的バックオフの有効化

    • 非バッファ送信元

    • 非バッファ宛先

    • 確認応答の間隔

    • 非アクティブ・タイムアウト

    • 順序の有効期限

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートの論理ストアの表示

論理ストアとは、名前付きのストレージ・ユニットで、ビジネス上の構成要件を示し、Webサービスを物理キューとバッファリング・キューに接続します。

サーバー・テンプレートに構成された論理ストアを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、表示するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択します。

  4. 「Webサービス」を選択し、「論理ストア」を選択します。

  5. 「論理ストア」ページでは、現在のWebLogicドメインに構成された各論理ストアに関する次のような情報を表示できます。

    • 名前

    • 永続性方式

    • リクエスト・バッファリング・キューのJNDI名

    • レスポンス・バッファリング・キューのJNDI名

    • デフォルト

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

サーバー・テンプレートのCoherenceクラスタ設定の構成

サーバー・テンプレートのCoherence設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「構成」を選択し、「Coherence」を選択します。

  4. 「Coherence」ページでは、このサーバー・テンプレートで使用するCoherenceクラスタを選択できます。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのプロトコルの構成

この項では、サーバー・テンプレートのプロトコルを構成する方法について説明します。

この項には、次の項目が含まれます。

サーバー・テンプレートのプロトコルの一般設定の構成

サーバー・テンプレートのプロトコルの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、「一般設定」を選択します。

  4. 「一般設定」ページでは、このサーバー・テンプレートで使用する様々な通信プロトコルに関する次のような接続設定を定義できます。

    • 完了メッセージ・タイムアウト

    • アイドル接続タイムアウト

    • トンネリングの有効化

    • トンネリング・クライアントPing

    • トンネリング・クライアント・タイムアウト

    • 最大メッセージ・サイズ

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのHTTP設定の構成

サーバー・テンプレートのHTTPプロトコル設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、次に「HTTP」を選択します。

  4. 「HTTP」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のようなHTTP設定を定義できます。

    • デフォルトWebアプリケーションのコンテキスト・ルート

    • POSTタイムアウト

    • 最大POSTサイズ

    • キープアライブの有効化

    • 期間

    • HTTPS期間

    • フロントエンド・ホスト

    • フロントエンドHTTPポート

    • フロントエンドHTTPSポート

    • WAPの有効化

    • リモート・アドレスのオーバーライド

    • サーバー・ヘッダーの送信

    • getRealPath()でコンテキスト・パスを許可

    • HTTPの最大メッセージ・サイズ

    • トンネリングの有効化

    • トンネリング・クライアントPing

    • トンネリング・クライアント・タイムアウト

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのjCOM設定の構成

サーバー・テンプレートのJava to COM (jCOM)プロトコル設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、「jCOM」を選択します。

  4. 「jCOM」ページでは、このサーバー・テンプレートの次のようなjCOMプロトコル設定を定義できます。

    • COMの有効化

    • NT認証ホスト

    • ネイティブ・モードの有効化

    • 冗長ロギングの有効化

    • メモリー・ロギングの有効化

    • 列挙値のプリフェッチ

    • アパートメント・スレッド

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのIIOP設定の構成

サーバー・テンプレートのInternet Inter-ORB Protocol (IIOOP)設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、「IIOP」を選択します。

  4. 「IIOP」ページでは、サーバー・テンプレートの次のようなIIOPプロトコル設定を定義できます。

    • COMの有効化

    詳細は、「構成オプション」を参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このサーバー・テンプレートの詳細構成設定を定義します。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのネットワーク・チャネル設定の監視

サーバー・テンプレートのネットワーク・チャネルのプロトコル設定を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

    「サーバー・テンプレート」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各サーバー・テンプレートに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、「チャネル」を選択します。

  4. 「チャネル」表には、このサーバー・テンプレートに構成された各ネットワーク・チャネルに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • プロトコル

    • 有効

    • リスニング・アドレス

    • リスニング・ポート

    • パブリック・アドレス

    • パブリック・ポート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

サーバー・テンプレートのネットワーク・チャネル設定の構成

サーバー・インスタンスのネットワーク・チャネルのプロトコル設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー・テンプレート」を選択します。

  2. 「サーバー・テンプレート」表で、構成するサーバー・テンプレートの名前を選択します。

  3. 「プロトコル」を選択し、「チャネル」を選択します。

  4. 「チャネル」表で、構成するチャネルの名前を選択します。

  5. 「構成」を選択します。

  6. 「一般」ページでは、ネットワーク・チャネルの次のような一般構成設定を定義できます。

    • 名前

    • プロトコル

    • リスニング・ポート

    • リスニング・アドレス

    • 外部リスニング・アドレス

    • 外部リスニング・ポート

    • 有効

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このネットワーク・チャネルの詳細構成設定を定義できます。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 「セキュリティ」ページでは、ネットワーク・チャネルの次のようなセキュリティ構成オプションを定義できます。

    • 双方向SSL有効

    • クライアント証明書の強制

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開し、このネットワーク・チャネルの詳細構成設定を定義できます。

  9. 「保存」をクリックします。