ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
12c (12.1.2)
E48008-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

8 WebLogic Serverワーク・マネージャ

WebLogic Serverでは、管理者定義パラメータ、実際の実行時パフォーマンスおよびスループットを考慮に入れた実行モデルに基づいて作業の優先順位付けおよびスレッドの割当てを行います。

管理者は、一連のスケジューリング・ガイドラインを構成し、これらを1つ以上のアプリケーションまたは特定のアプリケーション・コンポーネントに関連付けることができます。たとえば、1つのアプリケーションの一連のスケジューリング・ガイドライン、および他のアプリケーションの別のガイドラインを関連付けることができます。WebLogic Serverでは、実行時にこれらのガイドラインを使用して、保留中の作業およびキューに入れられたリクエストを実行スレッドに割り当てます。

アプリケーションでの作業を管理するには、次の1つ以上のワーク・マネージャ・コンポーネントを定義します。

アプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタ内のコンポーネントの名前を参照することで、これらのワーク・マネージャ・コンポーネントのいずれかを使用してアプリケーションのパフォーマンスを制御できます。また、前述のすべてのコンポーネントをカプセル化するワーク・マネージャを定義し、アプリケーションのデプロイメント・ディスクリプタ内のワーク・マネージャの名前を参照できます。複数のワーク・マネージャを定義できます。その適切な数は、WebLogic Server上にホストされているアプリケーションにわたって存在する個別の需要プロファイルの数によって決まります。ワーク・マネージャは、次の構成ファイルのいずれかにおいてドメイン・レベル、アプリケーション・レベルおよびモジュール・レベルで構成したり、WebLogic Server管理コンソールを使用して構成できます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』のワーク・マネージャを使用したスケジュール済作業の最適化に関する項を参照してください。

この章では、ワーク・マネージャを監視するために実行するタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ワーク・マネージャの監視

ワーク・マネージャのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「ワーク・マネージャ」を選択します。

    「ワーク・マネージャ」表には、現在のドメインに構成されたワーク・マネージャに関する次のような情報が表示されます。

    • ワーク・マネージャ名

    • タイプ

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するワーク・マネージャの名前を選択します。

サーバーのワーク・マネージャの監視

特定のサーバー・インスタンスのワーク・マネージャのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー」を選択します。

    「サーバー」表には、現在のドメインに構成された管理サーバーおよび管理対象サーバーに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー」表で、監視するサーバー・インスタンスの名前を選択します。

  3. 「WebLogic Server」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「ワーク・マネージャ」を選択します。

    「ワーク・マネージャ」表には、現在のサーバーに構成されたワーク・マネージャに関する次のような情報が表示されます。

    • ワーク・マネージャ名

    • タイプ

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表で、構成情報を表示するワーク・マネージャの名前を選択します。

クラスタのワーク・マネージャの監視

特定のクラスタのワーク・マネージャのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

    「クラスタ」表には、現在のドメインで構成されたクラスタに関する情報が表示されます。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「ワーク・マネージャ」を選択します。

    「ワーク・マネージャ」表には、現在のクラスタに構成されたワーク・マネージャに関する次のような情報が表示されます。

    • ワーク・マネージャ名

    • タイプ

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表で、構成情報を表示するワーク・マネージャの名前を選択します。