Oracle® X4 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

サーバーの電源投入と電源切断

サーバーの電源状態には電源切断、スタンバイ電源、フル電源の 3 つがあります。

電源状態
説明
電源切断
サーバーの電源が完全に切断されるのは、AC 電源コードを抜いた場合だけです。
サーバーモジュールの電源が完全に切断されるのは、それらがシャーシから切り離されている場合、またはシャーシへの AC 電源が切断されている場合です。
スタンバイ電源
スタンバイ電源モードでは、Oracle ILOM の電源は投入されますがホストの電源は切断されます。スタンバイ電源モードでは、フロントパネルの OK ステータスインジケータが点滅します。
フル電源
ホストの電源を投入すると、サーバーはフル電源モードに入ります。
フル電源モードでは、OK ステータスインジケータが常に点灯しています。
ホストの電源を正常に切断することも、すぐに切断することもできます。
サーバーの電源を正常に切断すると、Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) に対応したオペレーティングシステムでは、シャットダウンされる前にオペレーティングシステムの準備が行われます。サーバーの電源を即時に切断すると、そのような試みは行われません。

注意  -  データ損失: データの損失を防ぐには、電源の即時切断を実行する前に、シャットダウンに向けてオペレーティングシステムの準備を行なってください。

システムの電源を制御するには、埋め込み式の電源ボタン、Oracle ILOM Web インタフェース、Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI)、のいずれかを使用します。