診断の概要
サーバー設置の検証、問題のトラブルシューティング、あるいはハードウェア修復の検証を行うには、Oracle 診断テストを実行します。
次の表に診断ツールの概要を示します。詳細は、http://www.oracle.com/goto/x86AdminDiag/docs にある『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』を参照してください。
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U-Boot 診断
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U-Boot は、SP をブートするのに十分な機能があることを確認するため、ハードウェアの基本機能を自動的にテストします。
U-Boot 診断を起動するには、サーバーを再起動し、「e」、「q」、「n」のいずれかを入力して対応する診断テストを開始します。
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『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』の「U-Boot 診断」セクションを参照してください。
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Oracle ILOM のブート前メニュー
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Oracle ILOM の実行中には修正不可能な Oracle ILOM の問題を修正するには、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) のブート前メニューを使用します。たとえばこのメニューを使えば、Oracle ILOM のブートプロセスに割り込みをかけ、設定を構成し、ブート処理を続行させることができます。Oracle ILOM のブート前メニューを使えば、特に、Oracle ILOM root パスワードの出荷時のデフォルトへのリセット、シリアルポートへの Oracle ILOM アクセスの復元、サービスプロセッサ (SP) ファームウェアの更新を行うことができます。
ブート前メニューを起動するには、SP をリセットしてブートプロセスに割り込む必要があります。ローカルでこれを行うには、サーバーの位置特定ボタンを押したまま、SP をリセットします。リモートでこれを行うには、ブートストラッププロセスの一時停止中に xyzzy と入力します。
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『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』の「Oracle ILOM の「Preboot」メニュー」セクションを参照してください。
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BIOS POST
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システムの起動時、システム BIOS は電源投入時自己診断テスト (POST) を実行してサーバー上のハードウェアをチェックし、すべてのコンポーネントが存在すること、および適切に機能することを確認します。これは、システムコンソールにこのテストの結果を表示します。
電源投入時自己診断を起動してテストの出力を表示するには、サーバーの電源をリセットします。
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『 Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』の「BIOS POST」セクションを参照するか、 POST でエラーメッセージを表示して解決するを参照してください。
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OracleVTS
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Oracle VTS は、ほとんどのハードウェアコントローラおよびデバイスの接続性と機能を検査する、包括的診断ツールです。Oracle VTS は、I/O やホストバスアダプタ (HBA) の問題を診断する際の推奨のテストです。
Oracle Solaris オペレーティングシステムが実行されているシステム上で、Oracle VTS を起動します。あるいは、Oracle VTS の ISO イメージを Oracle サーバーや CD/DVD にダウンロードしたあと、Oracle ILOM のリダイレクションを使ってそのイメージをブートすることもできます。
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『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』の「Oracle VTS」セクションを参照してください。
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Run Diagnostics on Boot
「Run Diagnosticson Boot」という名前は、UEFI BIOS システムの Oracle ILOM で表示されます。
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PC-Check
「PC-Check」というツール名は、レガシー BIOS システムの Oracle ILOM で表示されます。
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定義済みの一連の診断テストを実行することで、マザーボードコンポーネント、ドライブ、ポート、およびスロットの問題を検出します。
これらのテストは、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) の Web インタフェースまたはコマンド行インタフェース (Command-Line interface、CLI) から起動します。
Web:
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「Host Management」>「Diagnostics」をクリックします。
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「Run Diagnostics on Boot」リストボックスで、実行する診断のレベル (「Enable」、「Disable」、「Extended」、「Manual」のいずれか) を選択したあと、「Save」をクリックします。
CLI:
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『Oracle ILOM 3.1 および Oracle ILOM 3.2.x 搭載サーバー用 Oracle x86 サーバー診断、アプリケーション、およびユーティリティーガイド』の PC-Check または Run Diagnostics on Boot に関するセクションを参照してください。
Oracle ILOM 3.2.1 以降を含むシステムの場合、Oracle ILOM の「Diagnostics」Web ページで「More details」リンクをクリックします。
Oracle ILOM CLI で次を入力します。
help /HOST/diag
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サービスプロセッサ (Oracle ILOM)
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Oracle ILOM がシステムコンポーネントのステータスを表示します。そこで、故障したコンポーネントを交換すれば、通常は問題が解決します。
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