Oracle® X4 シリーズサーバー管理ガイド

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更新: 2014 年 4 月
 
 

現在の Oracle ILOM ファームウェア構成をバックアップする (Oracle ILOM)

image:Oracle ILOM のアイコン

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) を使用して、現在の Oracle ILOM 構成をバックアップすることにより、サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) 構成設定の損失を防ぎます。

始める前に

  • Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) にログインします。手順は、Oracle ILOM を起動しログインするを参照してください。

  • Admin (a)、User Management (u)、Console (c)、Reset and Host Control (r)、および Read-Only (o) の Oracle ILOM での役割に関連付けられた特権を持っていることを確認します。

  • 現在機能している SP または CMM 構成のコピーをバックアップするには、次のいずれかの手順を行います。
    インタフェース
    手順
    詳細
    Web
    1. 「ILOM Administration」>「Configuration Management」>「Backup/Restore System」の順にクリックします。

    2. 「Operations」ドロップダウンリストから「Backup」を選択します。

    3. バックアッププロセスの転送方法を選択します。

    4. 機密データ (パスワードなど) を暗号化するには、パスフレーズを指定して確認します。

      注 – バックアップファイルは、手順 4 で指定したパスフレーズを使用して暗号化されます。バックアップしたファイルを復元するために、このパスフレーズがあとで必要になります。

    5. 「Run」をクリックしてバックアッププロセスを開始します。

    Oracle ILOM 3.2.1 以降のシステムの場合、「Backup/Restore Configuration」ページで「More details」リンクをクリックします。
    CLI
    1. 次の例のように、SP または CMM 構成のターゲットに移動します。

      cd /SP/config

      または

      cd /CMM/config

    2. バックアップファイルで機密データ (パスワードなど) を暗号化するには、パスフレーズの値を設定します。次に例を示します。

      set passphrase=[value]

      注 – バックアップファイルは、手順 2 で指定したパスフレーズを使用して暗号化されます。バックアップしたファイルを復元するために、このパスフレーズがあとで必要になります。

    3. バックアッププロセスを開始するには、次のように入力します。

      set dump_uri= 
      transfer_method://username:password@
      ipaddress_or_hostname/directorypath/filename
    この手順の「関連項目」セクションを参照してください。

関連項目

  • ファームウェアバージョン 3.1 または 3.2 の『Oracle ILOM 構成および保守ガイド』、Oracle ILOM 構成ファイルのバックアップ。