インストール済み Oracle VM Server を構成する

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インストール済み Oracle VM Server を構成する

これらの手順では、サーバーモジュールでインストール済み Oracle VM Server だけを構成する方法を示します。Oracle VM には、Oracle VM Manager など、別のコンポーネントもあります。仮想マシン環境をサポートするには、これらのコンポーネントがインストールされているか、すでに稼働している必要があります。

Before You Begin

ソフトウェアを構成するために必要な組織およびネットワーク環境情報を収集します。Oracle VM Server 構成ワークシートを参照してください。

サーバーモジュールの Oracle ILOM にログインします。
サーバーモジュールの Oracle ILOM にすでにログインしている場合、この手順をスキップします。
次のいずれかの方法を選択します。
- Ethernet 接続からリモートで
  Ethernet ネットワーク接続を使用してサーバーモジュールをリモートで設定するを参照してください。
- 直接シリアル接続からローカルで
  ローカルのシリアル接続を使用してサーバーモジュールを設定するを参照してください。
ホストコンソールを起動します。
次のいずれかの方法を選択します。
- Oracle ILOM の Web インタフェース:
  1. 「Remote Control」>「Launch Remote Console」をクリックします。
  2. サーバーがブートするのを待機すると、「GRUB」メニューが表示されます。
- Oracle ILOM CLI:
  1. -> start /HOST/console と入力します
  2. プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。
```
Are you sure you want to start /HOST/console (y/n)? y
Serial console started.
```
  3. サーバーがブートするのを待機すると、「GRUB」メニューが表示されます。
  4. 上下の矢印キーを押すと、このメニューで一時停止します。
    注 - 5 秒以内に何かキーを押さないと、デフォルトの選択 (シリアルポート) が使用されます。
  Oracle ILOM コンソール Web インタフェースに接続する方法の詳細は、Oracle ILOM へのアクセスを参照してください。
Oracle ILOM コンソール CLI に接続する方法の詳細は、ローカルのシリアル接続を使用してサーバーモジュールを設定するを参照してください。
サーバーの電源を投入するか、再起動します。
次のいずれかの方法を選択します。
- サーバーの電源を入れます。
  - Oracle ILOM の Web インタフェース:
    1. 「Host Management」 > 「Power Control」をクリックします。
    2. メニューから「Power On」をクリックします。
  - Oracle ILOM CLI:
    1. -> start /System と入力します
    2. プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。
```
Are you sure you want to start /SYS (y/n)? y

Starting /System
```
- サーバーを再起動します。
  - Oracle ILOM の Web インタフェース:
    1. 「Host Management」 > 「Power Control」をクリックします。
    2. メニューから「Reset」をクリックします。
  - Oracle ILOM CLI:
    1. -> reset /System と入力します。
    2. プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。
```
Are you sure you want to reset /System (y/n)? y

Performing hard reset on /System
```
サーバーモジュールがホストのブートプロセスを開始します。サーバーがブートします。「GRUB」メニューが表示されます。
「GRUB」メニューで一時停止するには、5 秒以内に Enter キー以外の任意のキーを押します。
注 - 5 秒以内に何かキーを押さないと、「GRUB」メニューが画面から消え、表示はデフォルトでシリアルポートに送信されます。
「GRUB」メニューで、上下の矢印キーを使用して表示オプションを選択し、Enter キーを押します。
次のいずれかのオプションを選択します。
- 出力をビデオポートに表示するには、リストの最初のオプションを選択し、Enter キーを押します。
```
Oracle VM Server - ovs (xen-4.0.0 2.6.32.32-41ovs)
```
- 出力をシリアルポートに表示するには、リストの 2 番目のオプションを選択し、Enter キーを押します。
```
Oracle VM Server - ovs serial console (xen-4.0.0
2.6.32.21-41ovs)
```
  注 - 表示をビデオポートに出力することを選択した場合、VGA ディスプレイと入力デバイス (USB キーボードおよびマウス) を、サーバーモジュールの UCP ポートに接続されたマルチポートケーブルに接続する必要があります。次を参照してください。4. サーバーモジュールの管理ツールにアクセスする(デバイスをサーバーに接続する方法の詳細)。
Oracle VM インストーラの画面上のプロンプトに従って、先に収集した組織およびネットワークの情報を使用してソフトウェアを構成します。
インストールが完了したら、次のいずれかの方法を使用してコンソールセッションを終了します。
- Oracle ILOM Web インタフェース: 「Remote Console」ウィンドウを閉じて、Oracle ILOM からログアウトします。
- Oracle ILOM CLI: Esc キーのあとに「(」キー (Shift + 9) を押してシリアルリダイレクトセッションを終了し、Oracle ILOM からログアウトします。
必要に応じて、Oracle VM ソフトウェアを更新します。
Oracle VM ソフトウェアのアップグレードを参照してください。

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