Oracle® Smart View for Office

Readme

Release 11.1.2.5.200


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Authors: EPM Information Development Team

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Table of Contents:

目的

このリリースでの新機能

インストール情報

64ビットMicrosoft Officeのインストールに関する情報

サポートされているプラットフォーム

サポートされている言語

サポートされているこのリリースへのパス

このリリースで修正された問題

リリース11.1.2.5.000で修正された問題

既知の問題

ヒントとトラブルシューティング

ドキュメントの更新事項

ドキュメントのフィードバック

アクセシビリティの考慮事項

目的

このドキュメントには、このリリースのOracle Smart View for Officeに関する重要な最新情報が記載されています。Oracle Enterprise Performance Management SystemおよびSmart Viewをインストールする前に、このReadmeをよくお読みください。

このリリースでの新機能

Oracle Smart View for Office New Featuresを参照してください。

このリリースでのインストール、アーキテクチャおよびデプロイメントの変更に関係のある新機能については、Oracle Enterprise Performance Management System Readmeのこのリリースでの新機能に関する項を参照してください。

Note:

Oracle Smart View for Office User's Guideには、今後のOracle製品オファリングであるOracle Planning and Budgeting Cloud Serviceへの参照が含まれています。Oracle CloudでOracle Planning and Budgeting Cloud Serviceが使用可能かどうか確認してください。

リリース11.1.2.0、11.1.2.1、11.1.2.2、11.1.2.2.300、11.1.2.2.310または11.1.2.3からアップグレードする場合は、Cumulative Feature Overviewツールを使用して、これらのリリースの間に追加された新機能のリストを確認します。このツールによって、現在の製品、現在のリリース・バージョン、およびターゲット実装のリリース・バージョンを識別できます。このツールでは、1回クリックするだけで、現在のリリースとターゲット・リリースの間に開発された製品機能の概要を必要に応じて組み合せて生成することができます。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1092114.1

Smart View 11.1.2.5.200では、64ビット・バージョンと32ビット・バージョンのMicrosoft Office用に1つのインストーラが使用されます。

Note:

インストーラは、コントロール・パネルにあるWindowsの「地域と言語」ダイアログ・ボックスの「形式」フィールドに設定されている言語で自動的に表示されます。

EPM System製品のインストールに関する最新情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Readmeを参照してください。EPM System製品をインストールする前に、ここに記載された情報をよくお読みください。

Oracle Technology NetworkまたはMy Oracle Supportからのインストール

Smart ViewをOracle Technology Network (OTN)またはMy Oracle Support (MOS)から直接インストールするには:

  1. 開始する前に、Microsoft Officeアプリケーションをすべて閉じます。

  2. Smart ViewのzipファイルをOTNまたはMOSからダウンロードします:

  3. 一時的な場所にファイルを解凍します。

  4. SmartView.exeをダブルクリックして、インストール・ウィザードを開始します。

  5. Smart Viewの宛先フォルダを選択し、「OK」をクリックします。

    新規インストールの場合、Smart Viewはデフォルトで次の場所にインストールされます:

                C:\Oracle\SmartView
             

    Smart Viewの既存のインストールをアップグレードする場合、インストーラは、Smart Viewがインストールされていたフォルダにデフォルト設定されます。

  6. インストールが完了したら「OK」をクリックします。

    次にMicrosoft Excel、PowerPointまたはWordを開いたときにSmart Viewのリボンが表示されます。

EPM Systemでの自動デプロイメントによるインストール

これらの手順はSmart View 11.1.2.xからアップグレードする場合のみに対応します。以前のバージョンのSmart Viewからアップグレードする場合は、該当リリースのドキュメントに記載されている自動デプロイメントの手順を使用します。

サーバーの設定

Smart Viewの自動デプロイメントのためにサーバー環境を設定するには:

  1. データ・プロバイダの自動デプロイメントを次のように有効にします。

    • Oracle Essbase: 次の方法から選択します:

      • 管理サービス・コンソール(使用可能な場合)を使用します。

        1. プロバイダ・サーバーに接続し、「編集」、「プロパティ」、「クライアントのデプロイメント」を選択します。

        2. 「Smart Viewクライアントにアップグレードを強制」または「Smart Viewクライアントにアップグレードを警告」を選択します。

        3. 「Smart Viewクライアントをアップグレードに適用」チェック・ボックスを選択します。

        4. 「適用」をクリックします。

      • essbase.propertiesを次のように更新します:

        1. EPM_ORACLE_INSTANCE\bin\essbase.propertiesに移動します。

        2. 次のプロパティを設定します:

                                        smartview.webservice.autodeploy.force=true
                                     
          
                                        smartview.webservice.autodeploy.warn=true
                                     
    • Oracle Hyperion Planning:

      1. 「管理」、「プロパティの管理」、「システム・プロパティ」を選択します。

      2. 次のプロパティを設定します:

                                SMART_VIEW_FORCE_INSTALL=true
                             
        
                                SMART_VIEW_DISPLAY_WARNING=true
                             
    • Oracle Hyperion Financial Management: Financial ManagementのWeb Server Configuration Utility for Smart Viewで、「クライアントにアップグレードを常に強制」を選択します。

    • Oracle Hyperion Reporting and Analysis: 自動デプロイメントは自動的に行われます。

  2. 現在のSmartView.exeversion.xmlのバックアップ・コピーを作成してから、置き換えるファイルをデプロイします。

  3. Smart ViewのzipファイルをOTNまたはMOSからダウンロードします:

  4. ダウンロードしたファイルを一時的な場所に解凍します。

  5. SmartView.exeversion.xmlをOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceのインストール場所にコピーします。通常は次の場所です:

                C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\epmstatic\wspace\SmartView
             

これで、Smart Viewユーザーはクライアントのインストールに進むことができます。

クライアントのインストール

Smart Viewクライアントをインストールするには:

  1. Smart Viewで「パネル」を選択します。

  2. 次のいずれかの方法でデータ・ソースに接続します:

    • 共有接続を介して

    • 次のURLでプライベート接続を介して:

      • Essbase: http://<server>:19000/aps/SmartView

      • Planning: http://<server>:19000/HyperionPlanning/SmartView

      • Financial Management: http://<server>:19000/hfmofficeprovider/hfmofficeprovider.aspx

      • Reporting and Analysis: http://<server>:19000/raframework/browse/listxml

        Note:

        Reporting and Analysisリリース11.1.2.1.000以前を使用している場合、Smart Viewの自動デプロイメントは機能しません(10233672、12870087)。

  3. 「使用可能なSmart Viewクライアントの新規バージョン」が表示されたら、「ここをクリックしてインストールしてください」をクリックします。

  4. 起動されたInternet Explorerブラウザで、「ファイルのダウンロード」で「実行」を選択します。

    Note:

    Firefoxがデフォルトのブラウザの場合でも、Internet Explorerが起動します。

  5. Microsoft Excelのセキュリティ警告が表示されたら、「実行」をクリックします。

  6. プロンプト表示されたらアップグレードを確認します; 「はい」をクリックします。

  7. インストール・ウィザードが表示されます; 「OK」をクリックします。

    インストーラは、コントロール・パネルにあるWindowsの「地域と言語」ダイアログ・ボックスの「形式」フィールドに設定されている言語で自動的に表示されます。

  8. プロンプト表示されたら、開いているすべてのMicrosoft Officeアプリケーションを閉じて、「OK」をクリックします。

  9. インストール・ウィザードで「OK」をクリックし、プロンプトに従ってSmart Viewをインストールします。

  10. インストールが完了したら「OK」をクリックします。

    次にMicrosoft Excel、PowerPointまたはWordを開いたときにSmart Viewのリボンが表示されます。

  11. Excelを開きます。

  12. Smart Viewのリボンで、「ヘルプ」の横の矢印を選択し、「バージョン情報」を選択します。

  13. 新しいバージョンのSmart Viewを確認します。

EPM Workspaceからのインストール

ワークスペース設定

更新されたSmart Viewインストーラ用にワークスペース環境を設定するには:

  1. 現在のSmartView.exeversion.xmlのバックアップ・コピーを作成してから、置き換えるファイルをデプロイします。

  2. Smart ViewのzipファイルをOTNまたはMOSからダウンロードします:

  3. ダウンロードしたファイルを一時的な場所に解凍します。

  4. SmartView.exeversion.xmlをEPM Workspaceのインストール場所にコピーします。通常は次の場所です:

                C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\common\epmstatic\wspace\SmartView
             

クライアントのインストール

EPM WorkspaceからSmart Viewをインストールするには:

  1. EPM Workspaceで、「ツール」、「インストール」、「Smart View」を選択します。

  2. 「ファイルのダウンロード」で「実行」を選択します。

  3. Microsoft Excelのセキュリティ警告が表示されたら、「実行」をクリックします。

  4. Smart Viewの宛先フォルダを選択し、「OK」をクリックします。

    新規インストールの場合、Smart Viewはデフォルトで次の場所にインストールされます:

                C:\Oracle\SmartView
             

    Smart Viewの既存のインストールをアップグレードする場合、インストーラは、Smart Viewがインストールされていたフォルダにデフォルト設定されます。

  5. インストールが完了したら「OK」をクリックします。

    次にMicrosoft Excel、PowerPointまたはWordを開いたときにSmart Viewのリボンが表示されます。

Oracle BI EE Analyticsホームページの構成

Note:

Smart Viewインストーラのカスタム・ダウンロード・リンクの構成は、Oracle BI EE 11.1.1.7.1以降のバージョンに適用され、それより前のバージョンでは使用できないことがあります。

Oracle Business Intelligence Enterprise Editionに同梱されているSmart Viewのバージョンは、Oracle Business IntelligenceサーバーまたはSmart Viewの使用可能な最新バージョンと同期していない場合があります。

Smart Viewインストーラのカスタム・ダウンロード・リンクを指すよう「BIデスクトップ・ツールのダウンロード」ドロップダウン・リストの「Smart View for MS Office」リンクを構成できます。環境に適したバージョンのSmart Viewをユーザーが常に使用できるようにできます。これは、SmartViewInstallerURL要素をinstanceconfig.xmlに追加して行います。

次のようなsmartview.exeが含まれている場所を指すようダウンロード・リンクを構成できます:

  • 最新バージョンのSmart Viewが常に入手できるOracle TechnologyのSmart Viewのダウンロード・ページなどの外部URL

  • インストールをすぐに開始できる内部Webページまたはイントラネット・サイトなどの内部URL

  • インストールをすぐに開始できるローカル・サーバー上のフォルダ

Smart Viewインストーラのカスタム・ダウンロード・リンクを構成するには:

  1. 編集のためにinstanceconfig.xmlファイルを開きます。

    Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドの構成ファイルの場所に関する項を参照してください。

  2. CatalogPathおよび<DSN>AnalyticsWeb</DSN>セクションを見つけ、これらのセクションの後にSmartViewInstallerURL要素を追加します。

  3. 次の例の構文を使用して、SmartViewInstallerURL要素を追加します。

    Oracle Technology Networkからのダウンロードの例:

                <CatalogPath>/example/path/work/abc/instances/instance1/bifoundation/OracleBIPresentationServicesComponent/coreapplication_obips1/catalog/SampleApp</CatalogPath>
    <DSN>AnalyticsWeb</DSN>
    <SmartViewInstallerURL>http://www.oracle.com/technetwork/middleware/epm/downloads/smart-view-1112x-1939038.html</SmartViewInstallerURL>
    
             

    イントラネット・サイトからのダウンロードの例:

                <CatalogPath>/example/path/work/abc/instances/instance1/bifoundation/OracleBIPresentationServicesComponent/coreapplication_obips1/catalog/SampleApp</CatalogPath>
    <DSN>AnalyticsWeb</DSN> <SmartViewInstallerURL>http://myserver:8080/downloads/smartview.exe</SmartViewInstallerURL>
    
             

    内部サーバーからのダウンロードの例:

                <CatalogPath>/example/path/work/abc/instances/instance1/bifoundation/OracleBIPresentationServicesComponent/coreapplication_obips1/catalog/SampleApp</CatalogPath>
    <DSN>AnalyticsWeb</DSN> <SmartViewInstallerURL>\\myserver\downloads\smartview.exe</SmartViewInstallerURL> 
    
             
  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

  5. Oracle BI EEインスタンスを再起動します。

Oracle BI EE Analyticsホームページからのインストール

Smart ViewをOracle BI EEホームからインストールするには:

  1. Oracle BI EE Analyticsホームページで「BIデスクトップ・ツールのダウンロード」の横にある矢印をクリックし、「Smart View for MS Office」を選択します。

  2. 次のいずれかのオプションを選択します:

    • 「実行」をクリックしてインストーラを直接実行します。

      「ユーザー・アカウント制御」ダイアログ・ボックスが表示されたら、「はい」をクリックして、step 3に進みます。

    • 「保存」をクリックして、アクセスでき、実行可能ファイルを実行できるディレクトリにSmart Viewインストーラ・ファイルを保存します。

      Smart View実行可能ファイルを保存したフォルダを開き、ダブルクリックして実行します。step 3に進みます。

  3. インストール・ウィザードで使用する言語を選択します。

  4. 「次」をクリックします。

  5. ウィザードで指示される手順に従って操作します。

  6. インストールが完了したら「終了」をクリックします。

    次にMicrosoft Excel、PowerPointまたはWordを開いたときにSmart Viewのリボンが表示されます。

ローカルまたはWebサーバーにインストールするヘルプのダウンロード

Smart Viewのインストール後、Oracle.com WebサイトでホストされているURLからオンライン・ヘルプが取得されます。これはSmart Viewのデフォルト動作であり、ヘルプを起動するのにユーザーが変更を加える必要はありません。

ただし、ヘルプをローカルで、または組織のWebサーバーでインストールする必要が生じることがあります。Oracle.com以外の場所からヘルプにアクセスする必要がある例をいくつか示します。

  • アクセシビリティ第508条のために、ヘルプ・ファイルを個人のコンピュータのローカル・ドライブにインストールする必要がある場合。

  • インターネットのアクセス制限。たとえば、ユーザーが組織のイントラネットのURLにしかアクセスできない場合。

このようなケースに対応するために、ヘルプのzipファイルがリリース11.1.2.5.200のパッチとしてMy Oracle Supportに用意されており、ダウンロードすることができます。

次の手順で、ヘルプのzipファイルをダウンロードする方法を説明します。インストールおよび構成の詳細な手順は、次のガイドにあります:

  • Oracle Smart View for Office Accessibility Guide。ローカルでのヘルプのインストールと構成に関する項を参照してください。

  • Oracle Smart View for Office User's Guide、付録B。ローカルまたはWebサーバーでのヘルプのインストールと構成に関する項を参照してください。

Smart ViewのヘルプzipファイルをMy Oracle Support (MOS)からダウンロードするには:

  1. MOSにログインします。

  2. 「パッチと更新版」タブを選択します。

    「パッチ検索」領域が画面の右側に表示され、デフォルトで「検索」タブが選択されています。

  3. 「番号/名前またはバグ番号(簡易)」見出しの下で、ドロップダウン・リスト・ボックスの「パッチ名または番号」が選択されていることを確認します。

  4. 「パッチ検索」テキスト・ボックスに次のSmart Viewパッチ番号を入力します:

                18090340
             

    「パッチ検索」テキスト・ボックスは、「パッチ名または番号」ドロップダウン・リスト・ボックスの右側にあります。

  5. 「検索」をクリックします。

  6. パッチzipファイルを一時ディレクトリにダウンロードします。

  7. 要件に応じてヘルプをインストールおよび構成するには、次のいずれかのガイドの指示に従います:

    • Oracle Smart View for Office Accessibility Guide。ローカルでのヘルプのインストールと構成に関する項を参照してください。

    • Oracle Smart View for Office User's Guide、付録B。ローカルまたはWebサーバーでのヘルプのインストールと構成に関する項を参照してください。

64ビットMicrosoft Officeのインストールに関する情報

64ビットOfficeを使用する場合、次のことに留意してください:

  • リリース11.1.2.5以上では、64ビットと32ビット両方のOfficeシステム用にSmartView.exeという1つのSmart Viewインストール・ファイルが提供されています。

  • 64ビット・バージョンのSmart Viewという場合、64ビットが示すのはMicrosoft Officeのみであり、オペレーティング・システムのバージョンは示していない点に注意してください。

  • 64ビットのオペレーティング・システムではPlanningオフラインがサポートされますが、64ビットのSmart Viewインストールではサポートされません。Planning OfflineをSmart Viewと組み合せて使用する場合、32ビット・バージョンのMicrosoft Officeを使用する必要があります。

  • 14342207 -- Smart Viewの関数移行ユーティリティは64ビットOfficeではサポートされていません。これはMicrosoftの問題であり、サービス・リクエストがMicrosoftに報告されています。

    回避策: Microsoftによって修正されるまで、32ビット・バージョンのOfficeを使用します。

  • 14770595 -- 以前のリリースでは、Oracle Business Intelligenceホームページから、64ビット・バージョンのSmart Viewをインストールできませんでした。

    11.1.2.5以降、Smart Viewの実行可能ファイルSmartView.exeは、32ビットと64ビット両方のバージョンのOfficeに対してインストールする際に使用できます。ユーザーへの配付用のSmartView.exeをOracle Technology NetworkまたはMy Oracle Supportからダウンロードするか、Oracle BI EEからのインストールで他のインストール・オプションを参照してください。

  • 16872045 -- リリース11.1.2.5以降、32ビット・バージョンと64ビット・バージョンのSmart Viewを1つのインストーラから使用できるようになりました。ユーザーがEPM Workspaceからインストールする場合に、SmartView.exeを検索するようにリリース11.1.2.3.x以前の自動デプロイ機能を設定すると、必要なバージョン(32ビット・バージョンまたは64ビット・バージョン)が自動的に検出されてインストールされます。

    ユーザーがOracle Technology NetworkまたはMy Oracle Supportからインストーラにアクセスする場合は、同じ1つのインストーラと検出機能を使用できます。

EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixにスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

Note:

このReadmeに特に記載のないかぎり、Smart View 11.1.2.5.200でのプラットフォーム・サポートは、11.1.2.3.500バージョンのOracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの内容に従います。

他のMicrosoftプラットフォームのサポート

このリリースでは、次のものがサポートされます:

  • Microsoft Windows 8

  • Microsoft Office 2013 (32ビットおよび64ビット)

  • Microsoft Surface Proタブレット

Microsoft Officeのサポート

Smart Viewは、Microsoft Office 2007バージョン以上(該当する場合は32ビットと64ビットのOfficeを含む)をサポートしています。

Microsoft .NET Frameworkのサポート

Smart Viewの11.1.2.5.200バージョンを使用するにはMicrosoft .NET Framework 4.5以上が必要です。

Smart Viewの拡張機能のサポート

16492773 -- Smart Viewの拡張機能を扱う場合は、バージョン11.1.2.3.500以上の拡張機能を使用する必要があります。たとえば、Oracle Hyperion Strategic Finance拡張機能をSmart View 11.1.2.5.200で使用する場合は、11.1.2.3.500以上のバージョンの拡張機能にアップグレードする必要があります。Smart View 11.1.2.5.200は、11.1.2.3.500より古いバージョンの拡張機能と互換性がありません。

Oracle BI EEのバージョンのサポート

Smart ViewでOracle BI EE関連の機能を使用するには、Oracle BI EEリリース11.1.1.7または11.1.1.7.1が必要です。

また、リリース11.1.2.5.200で新しいOracle BI EEの機能を使用するには、新しい機能をサポートするOracle BI EE 11.1.1.7.1パッチが必要です。

ブラウザのサポート

Smart Viewはブラウザのバージョンに依存しませんが、Smart Viewが連携する製品は依存する場合があります。Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixおよび製品のReadmeでその他のブラウザ・サポート要件を確認してください。

サポートされている言語

EPM System製品のサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの「Translation Support」タブでスプレッドシート形式で提供されています。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

Note:

このReadmeに特に記載のないかぎり、Smart View 11.1.2.5.200での言語サポートは、11.1.2.3.500バージョンのOracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの内容に従います。

サポートされているこのリリースへのパス

Smart Viewは、次のリリースからリリース11.1.2.5.200にアップグレードできます:

Table 1. サポートされているこのリリースへのパス

アップグレード・パスのリリース: 元

11.1.2.x

11.1.2.5.200

11.1.1.4.x

11.1.2.5.200

Note:

11.1.1.3.X以前のリリースからアップグレードする場合は、リリース11.1.2.5.200をインストールする前にSmart Viewをアンインストールすることをお薦めします。

この項では、リリース11.1.2.5.200で修正された不具合を示し、次の項では、リリース11.1.2.5.000で修正された不具合を示します。以前のリリースで修正された問題のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールでは、所有する製品および現在の実装のリリースを確認できます。このツールでは、1回クリックするだけで、修正された問題の説明や関連するプラットフォームとパッチ番号を必要に応じて組み合せたレポートが生成されます。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

インストール

  • 17635429 -- インストール場所のパスに空白が含まれている場合、サイレント・インストールが機能しませんでした。

    サイレント・インストールでは、インストール場所のパスに空白が含まれる場合、次のように引用符を使用してください:

                SmartView.exe /s /v"/qn INSTALLDIR=\"C:\Program Files\Hyperion\SmartView\""
             
  • 17662148 -- 64ビットのオペレーティング・システムでは、管理者以外のユーザーはSmart Viewのサイレント・インストールを正常に完了しませんでした。

    このリリースでは、管理者以外のユーザーは、次のコマンドを使用してサイレント・インストールを正常に実行できます:

                SmartView.exe /s /v" /L*v  C:\install.log"
             
  • 17804274 -- Smart Viewのインストーラで、Office 64ビットに32ビット・クライアントがインストールされます。

全般

  • 16097806 -- 上位レベルの期間に入力したデータがSmart Viewで分散されません。

  • 16616324 -- 小数点を使用して指定したフォント・サイズ(11.5など)の場合、リフレッシュ時にワークシート内のフォント・サイズが2ポイントに縮小されます。

  • 17288684 -- Windows 8で、Smart Viewが有効になっている場合、Microsoft Outlook 2013 64ビットが異常終了することがあります。

  • 17318905 -- オプションの設定に加えられた変更は既存および新規シートに対してグローバルに保持されません。

  • 17436898 -- Excelの起動時、UTSymbol.xmlファイルがないというクリティカルでないエラーがログに記録されます。

  • 17449535 -- タスク・リストからフォーカスを移動すると、「タスク・リスト」ペインのラベル・テキストが白くなり、読み取れません。

  • 17478306 -- リフレッシュ時、「進捗情報を表示するまでの時間」(「オプション」ダイアログ・ボックスの「詳細」タブ)で秒数が指定されている場合でも、操作がほぼ完了するまで進行状況バーが表示されません。

  • 17584823 -- Office 2013でSmart View以外に有効なアドインがある場合、起動時にExcelがフリーズします。

  • 17594115 -- Excel 2013で、Smart Viewの65,536行を超える行をリフレッシュすると、Excelの最大行と列のエラーになります。

  • 17642750 -- Excel 2013で、非常に大きいワークブックを開く際、Smart Viewのパフォーマンスが非常に悪くなります。

    パフォーマンスを向上させるため、このリリースでは、「メタデータ・ストレージの向上」オプションがデフォルトで選択されています。

  • バグ17655563 -- Smart Viewがインストールされている場合、Wordを終了する際、「このファイルはすでに使用中のため保存できません(Normal.dotm)。」というエラーが表示されます。

  • 17665864、17695508 -- 大きなアド・ホック・グリッドの操作時、Excelのメモリー使用量が増え続け、その結果、Excelが予期せず終了します。

    このリリースでは、機能が拡張され、アド・ホック操作時のメモリー消費が改善されました。

  • 17783328 -- フランス語で関数ビルダーは機能しません。

  • 17830360 -- HypGetSheetOptionおよびHypGetGlobalOption関数によって返されるテキスト値が変数に格納される場合、テキスト値が変わります。変数には、正しい値が含まれます。しかし、テキスト値は、変数内で変更を続けます。これは、Excelの標準関数のテキスト値または直接テキスト値が変数に格納される場合には起こりません。

  • 17938623 -- Smart Viewの言語オプションがオランダ語に設定されている場合、Smart Viewの関数ビルダーでセル参照を選択できません。

Essbase

  • 14785472 -- 「メンバー名と別名」または「メンバー名のみ」が選択されている場合、「メンバー」オプションの「アドホック操作の式とコメントを保存(ピボットを除く)」と「拡張コメント処理を使用可能にする」が有効になっていても、アド・ホックの実行中にSmart Viewをリフレッシュするとコメント・テキストが除去されることがあります。

    この修正には、Essbase 11.1.2.3.500以上が必要です。

  • 14802498 -- 「データなし/欠落」抑制オプションが選択されている場合、空白行が抑制されるはずであっても表示され、それらの行のセルにフォーマットが適用されます。

    この修正には、Essbase 11.1.2.3.500以上が必要です。

  • 16808119 -- アド・ホック操作の実行中で、かつメンバー(繰返しかどうかにかかわらず)がすでにグリッドに存在する場合、「行の抑制」の「繰返しメンバー」オプションは、有効にしても効力がありません。

    この修正には、Essbase 11.1.2.3.500以上が必要です。

  • 17001455 -- 「行の抑制」オプションの「繰返しメンバー」が選択されている場合でも、繰返し行が表示されます。

    この修正には、Essbase 11.1.2.3.500以上が必要です。

  • 17389036 -- 複数のメンバーを含むPOVディメンションを使用してクエリー・デザイナで作成された既存のレポートでリフレッシュを行うと、POVがディメンションの1番目のメンバーにリセットされます。

  • 17610172 -- 複数のシートにEssbaseの内容を含むワークブックで、「すべてのワークシートのリフレッシュ」をクリックすると、キーボードがフリーズします。[Esc]キーを押しても効果がなく、矢印キーを使用すると、POVが表示されます。

  • 17854600 -- ユーザーはEssbaseに接続した後、セル・コメントを含むセルのサイズを変更できません。

Financial Management

  • 16084841 -- Financial Managementアプリケーションで定義された小数点の位置の設定は、Smart Viewでアプリケーションにフォームをインポートしたり、アド・ホックを実行すると、失われます。

  • 17337698 -- アド・ホックの実行時、「Excelフォーマットの使用」オプション(「オプション」ダイアログ・ボックスの「フォーマット」・タブ)が選択されている場合、インデントが機能しません。

  • 17834004 -- 大きなワークシートでは、バージョン11.1.2.1のSmart Viewと比較してパフォーマンスが劣っていました。

  • 17872385 -- 関数ビルダーの式を使用したワークシートで、すでにフィルタされているディメンションにフィルタを使用すると、Smart Viewが応答しなくなり、エラーは記録されません。

Financial Reporting

  • 14798798 -- Oracle Hyperion Financial Reportingに接続し、インポートされたレポートまたは保存されたExcelスプレッドシート(XLSまたはXLSM)を開くと、レポート・ヘッダーのロゴまたは他のイメージが表示されません。

  • 17355918 -- 「リフレッシュ」オプションを選択してPowerPointの現在のスライドをリフレッシュすると、プレゼンテーションのすべてのスライドがリフレッシュされます。

Oracle BI EE

  • 14342299、14507281 -- 複数のOracle BI EE接続が同時に開いているとき、エラーが発生することがあります。

    このリリースでは、Smart Viewで、1つのシートでの複数のOracle BI EE接続がサポートされます。

  • 14689283 -- ビュー・デザイナでは、エッジ内でメンバー・リストの一番上に階層メンバーが配置されたビューを作成できません。たとえば、Sample Salesアプリケーションを使用するとき、RowエッジにTime Hierarchyを配置し、その下にD3 Organizationメンバーを配置することはできません。

  • 16026143 -- Smart ViewのOracle BI EEカタログでは、分析に含まれるビューに階層列がある場合、分析のビューが表示されないことがあります。

  • 16218211 -- Oracle BI EEサーバーの接続がタイムアウトになった後でアクションを実行しようとすると、「AMFバージョンがサポートされません」というメッセージが表示されます。

  • 1802826 -- Office 2010でPlanning接続を使用してWordまたはPowerPointにアド・ホック・グリッドをコピーして貼り付けると、データが0として返され、Planningプロバイダ・エラーがスローされます。Essbase接続を使用する場合、エラーは発生しますが、データは正しく貼り付けられます。

Planning

  • 17338924 -- PlanningのフォームがExcelでローカルに保存される場合、Business Rulesの実行時プロンプトは保存されません。

  • 17649057 -- ユーザーは、Planningのアド・ホック・シート内のメンバーに変更を加えることはできません。

  • バグ17685100 -- "date"データ型の日付メンバーに対してアド・ホック分析を実行する際、エラーが発生します。

  • 17908175 -- アド・ホック・プランニング・グリッドでフリーフォームの操作を実行する場合、入力された名前がマルチバイトであると、リフレッシュ時に無効なdouble値というメッセージが表示されます。

  • 17973341 -- Smart Viewでデータをリフレッシュすると、棒グラフの軸ラベルに下線が付きます。

この項では、リリース11.1.2.5.000で修正された問題について説明します。

全般

  • 12645722 -- 式をコピーして貼り付けることができません。

    Note:

    リリース11.1.2.5以降では、式のセルをコピーして貼り付けることができます。

  • 13530466 -- 64ビット・バージョンのSmart ViewはEPM Workspaceからインストールできません。

    Note:

    このリリースでは、Smart ViewインストーラはSmartView.exeという1つの実行可能ファイルで、使用しているOfficeのビット・バージョン(32ビットまたは64ビット)を自動的に検出します。詳細は、インストール情報を参照してください。

  • 13606492 -- 64ビット・バージョンのExcel 2010 SP1で、Smart View関数が存在する場合や関数ビルダーを使用した場合に、Excelが異常終了することや、Smart Viewの「コピー」および「貼付け」機能が動作しないことがあります。これはMicrosoftの問題であり、サービス・リクエストがMicrosoftに報告されています。

  • 14402151 -- Smart Viewがインストールされると、大きいワークブックを開くためにかかる時間が非常に長くなることがあります。

    Note:

    パフォーマンスを向上させるため、Smart View 11.1.2.5では、「向上したメタデータ・ストレージ」オプションがデフォルトで選択されます。

  • 15950036 -- 64ビットOfficeのWord 2010で、タイトル・ビューとチャート・ビューのみを含む複合ビューを挿入するときにオブジェクト参照エラーが発生します。

  • 15993607 -- シングル・サインオン環境でユーザー資格証明を指定した後、次のエラー・メッセージが少しの間表示されます。

                Server Error - 405 - HTTP verb used to access this page is not allowed
    The page you are looking for cannot be displayed because an invalid method 
    (HTTP verb) was used to attempt access
             

    その後、ユーザーは正常にSmart Viewにサイン・インできます。

  • 16180415-- Oracle Fusion General Ledgerアプリケーションにログインしていないと、このアプリケーションへのドリルスルーが失敗します。Smart Viewでドリルスルー操作を実行する前にアプリケーションにログインしてください。

  • 16361978 -- Wordでスライダを含むレポートを保存して再オープンした後、スライダが小さく表示されます。

    Note:

    スライダを初めてレポートに挿入してリフレッシュしたときに、スライダがグレー表示されることがあります。これを修正するには、「ドキュメント・コンテンツ」パネルに移動して「コンテンツのリフレッシュ」ドロップダウン矢印をクリックし、「デザイン・モードの切替え」を選択してスライダを調整します。元の画面に戻り、「デザイン・モードの切替え」を再度選択してから「リフレッシュ」を選択すると、スライダが正しく表示されます。

  • 16520945 -- 「UIの色」機能(リリース11.1.2で廃止)により、Smart Viewを11.1.2より前のリリースからアップグレードした場合にSmart Viewパネルで問題が発生します。

  • 16528948 -- Excelのスマート・クエリー・シートで、スマート・クエリー・パネルの「視点」の下に属性メンバーが表示されません。

  • 16887171 -- データ・ソースへの接続時に自動リフレッシュを実行すると、既存のワークシート・データが失われました。

    Tip:

    「ドキュメント・コンテンツ」ペインで、「接続の変更」コマンドを使用して、個々のワークシートまたはワークブック全体に対する接続を変更します。この機能については、Oracle Smart View for Office User's Guideの接続の変更に関する項に説明があります。

  • 16903009 -- ワークシートをコピーする際にシート・オプションがコピーされません。

  • 16998632 -- ワークブックを保存するときに、Excelが異常終了することがあります; ただし、保存の前にリフレッシュを実行すると、ワークブックは正しく保存されます。

  • 17075458 -- パスワードで保護されたアドインを使用する際、既存のSmart Viewを終了するとログイン・ダイアログ・ボックスが表示されます。

    Note:

    注意: この修正が適用されるのは、Oracle BI EEおよびスマート・クエリー拡張機能です。その他の拡張機能については、各拡張機能のドキュメントを確認してください。

  • 17237674 -- Smart Viewパネルから「メンバー選択」を起動すると、Essbaseのリボンが表示されなくなります。

Essbase

  • 16509704 -- 新しいワークブックを開いてEssbaseに接続し、「アド・ホック分析」ではなく「このワークシートのアクティブ接続の設定」オプションを選択した場合、ワークシート内でダブルクリックすると、古いグリッド・フォーマットがデフォルトで開きます。その後、「アド・ホック分析」を選択し、再利用オプションを選択してから更新すると、共通プロバイダ・セッションが一致しないというエラーが発生します。

  • 16597283 -- POVが1つ含まれていた移行済のシートを再度開くと、POVの数が超過しているというエラーが表示されます。

  • 16765987 -- HsGetSheetInfo("Alias Table")から、現在のシートで使用されている別名表が返されません。

  • 16770102 -- 取得領域が1つしかない複数グリッドのワークシートにおいて、Essbaseのリボンで「別名の変更」を選択すると、Excelが異常終了していました。

  • 16778720 -- 関数(HsGetValueとHsSetValue)を含むワークシート上でアクティブな接続を有効にした後、そのシートで「データの送信」が機能しません。

Financial Management

  • 15959754 -- Smart ViewでFinancial Management Webフォームを開くと、「XMLのロード・エラー: 名前に無効な文字が含まれていました」というエラーが表示されます。しかし、同じWebフォームがFinancial Managementでは正しく開きます。

  • 16868873 -- 中かっこ({})などの一部の一般的な算術記号が関数ビルダーで認識されません。

  • 16980508 -- Smart Viewの「列の抑制」オプションがすべて選択された状態でFinancial Managementフォームを開くと、POVツールバーが表示されません。

    この問題は、Financial Management 11.1.2.2.305で修正されています。この修正をSmart View 11.1.2.5で確認するには、Financial Management 11.1.2.2.305に接続する必要があります。

  • 16985544 -- POV詳細がリンク・フォームに正しく渡されません。

Financial Reporting

  • 16199752 -- Financial Managementプロバイダに接続したとき、「操作時にフォーマットを移動」オプション(「オプション」ダイアログ・ボックス、「フォーマット」タブ)が有効になっていると、「選択項目のみ保持」や「選択項目のみ除去」などの操作が失敗します。

  • 16775130 -- PowerPointにインポートして保存したFinancial Reportingレポートを使用する際に、レポートのリフレッシュや編集ができません。

Oracle BI EE

  • 14685678 -- 列に対してダブル列のプロンプトが定義されているときに、ユーザーがプロンプトを編集しようとすると、エラーが発生することがあります。ダブル列(Oracle BI EEで構成可能)では、列データは、コード列がマップされている表示列を含みます。

  • 14690536 -- ビュー・デザイナで、インタフェース要素のタブ順序が正しくありません。またチェック・ボックスにフォーカスがありません。

  • 14781105 -- Wordでチャートに対して「データのマスク」機能を使用すると、そのチャートは完全に除去されます。

  • 16922669 -- メンバー名に先行ゼロが含まれている場合(SKU番号000456など)、Smart Viewでは先行ゼロが切り捨てられ、値はテキストではなく数値として扱われます。先行ゼロと1つ以上の文字を含むメンバー名はテキストとして正しく処理されます(SKU番号000456Aなど)。

  • 16299637 -- Officeアプリケーション間で(たとえばWordからPowerPointに)チャートをコピーして貼り付けると、Excelが開き、デフォルトのデータ・シート(要求の処理時にExcelで使用されるシート)が表示されたままになります。

    また、Excelがすでに開いている場合に、WordまたはPowerPointでチャートに対してマスク操作またはリフレッシュ操作を実行すると、デフォルトのデータ・シートがExcelで表示されたままになります。

  • 16767134、16937009 -- 特定の時間メンバーが行に存在する場合、Smart Viewでは、Excelのピボット・テーブルを複合ビューまたはピボット・テーブル・ビューとしてExcelに挿入できませんでした。

  • 16616561 -- 表ビューおよびピボット・テーブル・ビューを挿入したとき、セクションだけでなくドリルダウンされた行エッジ上の階層列もそのビューに含まれる場合、エラーが発生します。

    Note:

    この問題は、Oracle BI EEバージョン11.1.1.7.1で修正されています。

  • 16974502 -- Smart Viewでは、Oracle Business Intelligence Answersから一部の大規模なレポートをインポートできません。

    Note:

    この問題は、Oracle BI EEパッチ16572688 (不具合16832299)で修正されています。

  • 17021872 -- Smart Viewで定義されたフィルタを使用してデータをロードすると、データの最初の150行が削除されます。

Planning

  • 14367639 -- PlanningアプリケーションのWebフォームで更新されたスマート・リスト値は、Smart Viewで保存されたPlanningデータ・フォームを開いて、更新されたPlanningアプリケーションに接続しても反映されません。

  • 15919182、16292632 -- Smart ViewのPlanningデータ・フォームでPOVを変更すると(セル・ドロップダウンを使用してPOVを別のメンバーに変更すると)、現在のPOVに入力するデータが、以前に選択したPOVメンバーに送信されます。POVが違うという警告メッセージも生成されません。

  • 16615404 -- Windowsの地域の設定で小数点の記号としてカンマ(,)が選択されている場合、Planningフォームでデータを調整すると小数部分が切り捨てられます。たとえば、選択したセルに10,50を追加する場合、10のみが追加されます。

  • 16914058 -- 代替変数またはユーザー変数が実行時プロンプトの最初のメンバーとして選択され、実行時プロンプトの値にメンバー名と代替変数が混在している場合、二重引用符が正しく追加されず、ルールの起動に失敗します。

Reporting and Analysis

  • 16412491 -- Financial ReportingレポートをEPM Workspaceから「問合せ準備モードでエクスポート」モードを使用してエクスポートすると、Smart Viewで自動的に「繰返しメンバー」オプションが選択され、繰り返されている列見出しが自動的に抑制されます。レポートをインポートする前に「繰返しメンバー」オプションが選択されていなくても、このようになります。

  • 16412491 -- Financial ReportingレポートをEPM Workspaceから「問合せ準備モードでエクスポート」モードを使用してエクスポートすると、Smart Viewで自動的に「繰返しメンバー」オプションが選択され、繰り返されている列見出しが自動的に抑制されます。レポートをインポートする前に「繰返しメンバー」オプションが選択されていなくても、このようになります。

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。

インストール

  • 9798801、8839088、7634745 -- このバージョンのSmart Viewをアンインストールしてから前のバージョンのSmart Viewをインストールしないでください。このようにする必要がある場合は、レジストリ・キーHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Outlook\Addins\Hyperion.CommonAddinを削除してください。

  • 14233719 -- Smart View PSEからこのリリースにアプグレードしている場合、まずPSEリリースをアンインストールしてからこのリリースをインストールすることをお薦めします。

  • 14648478 -- Smart Viewインストーラでは、双方向(BiDi)言語が完全にはサポートされていません。このために、テキストやアイコンの重なりや配置が正しくないといったフォーマット・エラーがインストーラの画面で発生することがあります。ただし、インストーラを使用することはできます。インストールされたSmart View製品ではBiDi言語が正しく表示されます。

  • 18038604 -- 「更新のチェック」リンク(Smart Viewの「オプション」ダイアログ・ボックスの「拡張機能」ページ)を使用して拡張機能をインストールする際、実行されているOfficeアプリケーションはExcelのみであるようにします。他のすべてのOfficeアプリケーション(Word、PowerPointおよびOutlook)が閉じていることを確認します。Excel以外のOfficeアプリケーションが実行されている場合、拡張機能はインストールされず、問題を説明したエラー・メッセージは表示されません。

    拡張機能のインストールが完了したら、プロンプトに従ってExcelを再起動します。

全般

  • 7432260 -- 表レポートの列をサイズ変更できません。

    回避策: これは通常の動作です。列のサイズ変更を使用可能にするには、次のように操作します:

    1. グリッドに表を挿入してリフレッシュします。

    2. Excelのデザイン・モードに切り替えます(Excelの「開発」リボンまたはVisual Basicツールバーから)。

    3. 表を右クリックして、「Microsoft Office Spreadsheet 11.0 Object」、「Command and Options」を選択します。

    4. 「Properties」ダイアログ・ボックスの「Protection」タブを選択し、「Resize Columns」を選択します。

    5. 「Sheet」タブを選択し、「Column Header」を選択します。

    6. 「OK」をクリックします。

  • 9083246 -- Excelを閉じようとすると、異常終了する可能性があります。これはMicrosoftの問題です。Excelを閉じる前に作業を保存するようにしてください。

  • 9315130 -- Office 2007用のMicrosoftセキュリティ更新プログラムKB969604を使用すると、Word内のSmart View機能が破損します。この問題の修正方法の詳細は、Microsoftのドキュメントを参照してください。

  • 9691355 -- レポート・オブジェクトを含むワークシートをレポート・デザイナから削除すると、Excelが異常終了することがあります。これはMicrosoftの問題です。

  • 11659670 -- Smart Viewのアラビア語およびヘブライ語バージョンのインタフェースには、レイアウト、配置およびその他の表示の問題があります。

  • 11934177、12569072、18057207 -- Microsoftの制限により、Excelのオプション「Lotus 1-2-3形式のキー操作」が有効な場合、Smart ViewとExcelの両方の機能でSmart Viewが依存するMicrosoft APIの多くが機能しません。例:

    • Excelで、コピー/貼付け、マクロ、オートメーションAPIコールが正しく機能しません。

    • Planning管理拡張機能で、Smart Viewディメンション・エディタのメンバー式のフォーマットが正しく表示されません。Planningに送信される際、式に正しくない構文が含まれます。

    最高のパフォーマンスを得るには、Smart Viewに次のものが必要です:

    • Excelのオプション「Lotus 1-2-3形式のキー操作」を選択解除する必要があります。

    • Smart Viewオプションの「メタデータ・ストレージの向上」が有効である必要があります(デフォルトでは、このオプションは有効です)。

  • 13987451 -- 大きいワークブックの場合に、「リソースが十分ではありません」というエラーが発生する可能性があります。

    回避策: ワークブックを分割して小さいワークブックにしてください。

  • 14494179 -- ズーム・インを実行した後にズーム・アウトすると、ワークシートに空白行が表示されることがあります。

    回避策: これはSmart View固有の問題ではありません。余分なフォーマット設定がExcelで除去されないことに関係している可能性があります。次に示すMicrosoftの回避策を試してみてください:

  • 14506528 -- Oracle Smart View for Office User's GuideのXMLファイルからの共有接続へのアクセスに関する項で説明するように、共有接続のためにXMLファイルを使用している場合、XMLファイルではASCII文字のみサポートされることに注意してください。このファイルに作成するエントリでは、ASCII以外の文字を使用しないでください。

  • 14456134 -- Excelのオプション「Dynamic Data Exchange (DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」が選択されると、様々な問題が発生することがあります。たとえば、問題が発生するのは、Excelを起動するとき、Excel外部からExcelファイルを起動するとき、またFirefox 17.xで「問合せ準備モードでエクスポート」オプションを使用してFinancial Reportingから残高をエクスポートするときです。

    回避策: 「Microsoft Office」ボタン(Excelの左上)をクリックし、「Excelのオプション」をクリックします。「詳細設定」カテゴリで「全般」オプションまでスクロール・ダウンし、「Dynamic Data Exchange (DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」チェック・ボックスを選択解除します。Excelを再起動します。

  • 16554169 -- Smart Viewがインストールされているコンピュータで、ExcelからPowerPointにコピーしたリンクをPowerPointで更新すると、エラーが発生します。

  • 16835531 -- Smart Viewは、スマート・スライスからインポートされた関数グリッドの数値のフォーマットをサポートしていません。

  • 17081231 -- この問題はWindows 8のOffice 2013 64ビット・プラットフォームで発生します: Smart Viewのリボンで「パネル」ボタンをクリックすると、Excelが終了します。

    回避策: 「管理者として実行」コマンドを使用してExcelを起動します。これを行うには、デスクトップ上のExcelアイコンを見つけるか、WindowsエクスプローラでExcelの実行可能ファイルに移動します。プログラム・アイコンまたはショートカットを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

  • 17164523 -- 一部の列を削除し、スプレッドシートをリフレッシュした後、選択したPOVメンバーがディメンション・メンバーに戻ります。

    回避策: 「POV」ボタンをクリックしてPOVツールバーを非表示にします。その後、ページ・メンバーを含む列が削除されないことを確認してください。

  • 17215221 -- Microsoft Surface Proタブレットのタスク・リスト・ペインで、アクション・パネルとタスクの詳細にテキストが正しく表示されません。これらの領域のアイテムは縦方向に詰まっているため、各アイテムのフォントの下部が欠けてしまっています。

  • 17263827、17636796、17667907 -- Microsoftは、タスク・ペインとOffice 2013内の多くのコントロールに対して、Officeアニメーションを有効にしています。これによって、次の状況でちらつきや画面のずれが生じます:

    • フォーム、特に、複合フォームおよびカスケーディング・フォームのオープン中。

    • Oracle Hyperion Disclosure Management拡張機能もインストールされている場合のSmart Viewのリボンでの「ヘルプ」ボタンからの「バージョン情報」ボックスへのアクセス(17667907の問題により、共有違反のエラー・メッセージが最初に表示されることに注意してください)

    ユーザー・エクスペリエンスを向上させるため、Windowsレジストリにキーを追加して2013のOfficeアニメーションを無効にすることもできます。これを行うには、グラフィックスとアニメーション無効化のキーを作成します。

    • キー名:

                        [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Graphics]
                     
    • キー値:

                        "DisableAnimations"=dword:00000001
                     

    このレジストリ・キーを作成する手順については、Windowsのドキュメントを参照してください。

  • 17201275 -- PowerPointで「発表者ツールを使用する」オプションが選択されている場合、レポート・オブジェクトをスマート・スライス(関数グリッド、表、POVなど)に挿入してスライド・ショーを起動し、スライド・ショーを終了した後、Smart Viewパネルの「ドキュメント・コンテンツ」パネルが表示されなくなります。

  • 18087285 -- 前のセッションでアドインを有効にした場合でも、Windows 7環境のOutlook 2013でSmart Viewのリボンが表示されません。

    回避策: Outlookを開くたびに、次のようにしてSmart View For Officeアドインを再度有効にします。

    Outlookの「オプション」、「アドイン」、「COMアドイン」の順に移動し、「Oracle Smart View for Office」を選択します。

Disclosure Management

  • 14275486 -- Disclosure Managementドックレットがマスター・ドキュメントに結合されると、表の自動配置フォーマットが消失することがあります。

  • 17064057 -- この問題はWindows 8のOffice 2013 64ビット・プラットフォームで発生します: Disclosure Managementの問題により、Oracle Hyperion Web Analysisレポートを問合せ対応モードでインポートするとExcelが終了します。

  • 17201226 -- この問題はWindows 8のOffice 2013 64ビット・プラットフォームで発生します: Disclosure Management拡張機能が原因で、次の場合にExcelが異常終了することがあります: 「ファイル」メニューの「開く」コマンドを使用して、レポート・デザイナで作成した保存済のレポートを開き、レポートをリフレッシュしてから、右上隅の「X」をクリックしてExcelを閉じる場合。

    回避策:

    • Windowsエクスプローラで、保存済のレポート・ファイルを見つけて、ダブルクリックして開きます。

    • Disclosure Management拡張機能を無効にします。

  • 17208840 -- Oracle Hyperion Disclosure Management 11.1.2.3拡張機能と予測プランニング11.1.2.3.500拡張機能の両方がインストールされたマシンで、保存されているレポートを開くと、バージョンの互換性の問題が発生し、次のメッセージのダイアログ・ボックスが複数回表示されます: このドキュメントには、Smart Viewの現在のバージョンと互換性がない対話型レポート・コンテンツが含まれています。レポート・マネージャで「レポートを変換」をクリックして移行します。

    バージョン11.1.2.3.500の両拡張機能が同じマシンにインストールされている場合、レポートを開いてもこの問題は発生しません。

Essbase

  • 11841013 --スマート・リストのメンバーを変更できない場合があります。

  • 12884154 -- Essbaseのリボンから「ピボット」を選択して行メンバーをピボットすると、そのメンバーはかわりにPOVツールバーに移動されます。

  • 12890030 -- 別名表を変更する場合、POVツールバーからグリッドにドラッグしたメンバーは失われることがあります。

  • 12879435 -- クエリー・デザイナで、グリッドのメンバー名が名前ではなく別名で表示されることがあります。ただし、名前に一貫性がなくても、問合せは適切に実行されます。

  • 12913962 -- 「アクティブ接続の設定」を使用してアド・ホック・ワークシートに接続を関連付けると、リフレッシュ時にメンバーがワークシートから消失することがあります。

    回避策: 接続を関連付けるかわりに、ワークシートに対して直接アド・ホック分析を実行します。

  • 13516151 -- 複数のディメンションを含む列の一番上のディメンションにズーム・インすると、子の中間に空白列が表示されます。これは、「オプション」ダイアログ・ボックスの「メンバー・オプション」ページで「アドホック操作の式とコメントを保存」を選択した場合に発生します。

    回避策: 「アドホック操作の式とコメントを保存」を選択しないでください。

  • 13571703 -- POVのディメンションから複数のメンバーを選択し、そのディメンションをPOVからシートにピボットしても、選択したすべてのメンバーではなく、1つのメンバーのみがシートにピボットされる結果になります。

  • 13854982 -- 属性ディメンションの世代3レベルで属性をフィルタ処理した場合、Smart Viewでは世代2レベルまでのメンバーのみが表示されます。

  • 13729593 -- Firefox 9.xまたは10.xを使用している場合、Smart Viewからドリルスルーを行うと、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionのランディング・ページにデータが表示されないことがあります。

    回避策: FireFoxの「アドオン」メニューに移動して、Smart View拡張機能が有効になっていることを確認します。

  • 14470264 -- HsGetVariable関数ではASCII以外の変数値はサポートされません。

  • 16200267 -- 「データなし/欠落」および「ゼロ」抑制オプションが選択された状態でズーム・インすると、シートに空の行を含む出力が生成されます。

  • 16560751 -- Essbaseのリボンで「ピボット」ボタンをクリックすると、行から列へのピボットが失敗し、POVへのピボットが実行されます。列から行へのピボットは正常に動作します。

  • 16607593 -- 計算済メンバーを指定した(WITH MEMBER...) MDX問合せをExcelで実行した場合、計算済の値はシートの列にごく短時間表示され、その後コメント列に変換されます。計算済の値はすべて、自動的に、またはリフレッシュを実行すると失われます。

    これは、「Essbase」のリボンの「MDXの実行」コマンドを使用しているか、VBA関数HypMDXExecuteを使用している場合に発生します。

  • 16747003 -- 各メンバーを囲む上下左右のセルに式が含まれているグリッドでは、リフレッシュ後に式の一部が失われます。

  • 17019256 -- この問題はWindows 8のOffice 2013 64ビット・プラットフォームで発生します: アド・ホックの実行中またはスマート・スライスの操作中に、Oracle Indirect Spend Planning拡張機能が有効になっていると、Excel内でコピーと貼付けを行おうとしたときにExcelが終了します。

    回避策: 予測プランニング拡張機能を無効にします。

  • 17805612 -- 「操作時のフォーマットの移動」オプションが選択されている場合、Smart Viewでオーバーラップする条件付きフォーマットを持つスプレッドシートでのアド・ホック操作はサポートされません。リフレッシュと削除はサポートされますが、このオプションを選択して、他の特定のアド・ホック操作を実行すると、Smart Viewが予期せず終了することがあります。

    回避策: 「オプション」ダイアログ・ボックスの「フォーマット」タブで「操作時のフォーマットの移動」オプションを選択解除します。

Financial Management

  • 7608591 -- ドイツ語のオペレーティング・システムで、「セル・テキスト」フィールドに入力された数値に複数のゼロが誤って添付されます。たとえば、15が1500000になる場合があります。この問題を回避するには、「セル・テキスト」フィールドに入力する数値の前に一重引用符を付けます(例: '15)。

  • 9382988 -- 「フィールドのカスタマイズ」ダイアログ・ボックスで、ショートカット・キーが機能しません。

    回避策: このダイアログ・ボックス内のフィールド間で移動するには、[Tab]キーを使用します。

  • 14822441、15959703 -- Webフォームに定義されているセルの色は、フォームがSmart Viewで開かれると保持されません。

  • 16319892 -- Webフォームを開いて特定のエンティティ・タイプを選択してから、別のWebフォームを開いたとき、Webフォームを切り替えるとエンティティのPOVが[なし]メンバーにリセットされます。

  • 16451623 -- 現在の交差部のデータが#Invalidの場合、リフレッシュ時にチャートのデータが正しく更新されません。

    回避策: 別のデータが表示される有効なデータ・ポイントにスライダまたはPOVを変更してから、「リフレッシュ」を実行します。チャートが正常に更新されます。

  • 16451759 -- チャートのコピーと貼付けを正常に行うことができません。チャートのコピーと貼付けに関するサポートの制限も参照してください。

  • 16898574 -- Financial Management内からフォームに設定されているスタイル・プリファレンスの一部が、Smart Viewのフォームに反映されません。

  • 17632970 -- Smart View 11.1.2.1.103で、パイプ文字(|)およびカレット(^)を含むセルを送信すると、送信によってすべてのパイプ文字が削除され、カレットの後に"c"が追加されます。

    回避策: カレットまたはパイプ文字を含むセル・テキストを作成しないでください。

Financial Reporting

  • 14600458 -- Financial ReportingレポートをEPM WorkspaceからSmart Viewにエクスポートする場合、レポートのユーザーPOVは保持されません。ユーザーPOVのデフォルトは、Smart Viewで最も最近使用されたユーザーPOVです。

  • 14643318 -- データ・ソース接続がタイムアウトしたとき、以前に保存した関数グリッドを含むレポートをリフレッシュしようとすると、ログイン中に「無効なポインタ」エラーが発生します。

    回避策: ワークブックとExcelを閉じます。その後、Excelを再起動してワークブックを開き、リフレッシュを実行します。

  • 14600472 -- インポートされた問合せ対応レポートで、リフレッシュ後に一部のライン・アイテムが変化することがあります。

  • 16589367 -- Oracle Access Management環境でSmart ViewのFinancial Reporting拡張機能を使用するとき、関数グリッドまたはOffice表をインポートすると接続エラーが発生します。

Oracle BI EE

  • 14345387 -- Smart Viewでは、階段状および曲線のチャートを直接挿入することはできません。階段状または曲線のチャートを挿入すると、Smart Viewによって、形状が最も似ているデフォルトの折れ線チャートに置き換えられます。これは予期される動作です。

  • 14355587 -- BI Answersでプロンプト用に指定された選択リスト(ラジオ・ボタン・リストおよびチェック・ボックス・リスト)は、Smart Viewのリスト・コントロールに変換されます。これは予期される動作です。

  • 14563557 -- BI Answersの統一スケールの使用オプションを選択または選択解除するには、Smart Viewでリフレッシュを行うときに「ビューの置換」オプションを使用する必要があります。これは予期される動作です。

    リフレッシュのプリファレンスを設定する方法は、Oracle Smart View for Office User's GuideのSmart ViewとOracle BI EEの章で、ビューのリフレッシュのプリファレンス指定に関する項を参照してください。

  • 14580332 -- Oracle BI EEの勘定科目プリファレンスで設定されているタイム・ゾーン・プリファレンスは、Smart Viewでは公開されません。

  • 14583775 -- ダブル列がBI Answersで設定されたときに、「ユーザーがコード列で選択可能」オプションが選択されていると、Smart Viewではコード列値に基づくダブル列のプロンプト値は表示されません。

  • 14594347、14594221 -- 「Excel表として挿入」または「Excelピボット・テーブルとして挿入」を実行するとき、列がSmart Viewでレンダリングされる順序は、BI Answersのデザイン・モードで指定された順序と一致しないことがあります。

  • 14600296 -- プロンプト・セレクタで、ドロップダウン・リストまたはオプション・リストに表示できるアイテム数は256までという制限があります。

    回避策: BI Answersでinstance.configのPrompts/MaxDropDownValuesの設定値を増やします。

  • 14737958、14750088 -- ビュー・デザイナでは、ページ・エッジまたはセクション・エッジに、数値型の列を含むビューを作成できません。

  • 14780195 -- Oracle BI EEダッシュボードからSmart Viewに表ビューをコピーして貼り付けると、分析に静的テキスト・ビューまたはナレーティブ・ビューが含まれる場合に、無効オブジェクト・エラーが発生します。

  • 14788102 -- ピボット・テーブルの行エッジのすべての列が非表示になっているときに、ピボット・テーブルを挿入すると、Smart Viewで障害が発生します。

    回避策: 表として挿入します。または、列を除外します。

  • 15840478 -- BI Answersでフィルタを追加したとき、そのフィルタが、表示される円グラフの数を定義するディメンションに適用される場合、円グラフがリフレッシュされません。

    回避策: 変更が発生するフィルタ列が円グラフ数のディメンションとしても定義されている場合は、チャート・ビューのリフレッシュ・オプションを「ビューの置換」に変更してから、再びリフレッシュを実行する必要があります。これによって正常なリフレッシュが行われ、円グラフの数とチャート・タイトルが新しいデータを反映するように更新されます。

    手順は、Oracle Smart View for Office User's Guideのビューのリフレッシュのプリファレンス指定に関する項を参照してください。

  • 15840538 -- BI Answersでフィルタを除去したとき、そのフィルタが、表示される円グラフの数を定義するディメンションに適用される場合、円グラフがリフレッシュされません。

    回避策: 不具合15840478の回避策を参照してください。

  • 15886617 -- Smart ViewがExcelで表示できる桁の精度は、Excelで許可される桁の精度に制限されます。

    たとえば、次に示すのは、小数点以下2桁の18桁のフォーマットです:

                123456789123456789.12
             

    Excelの精度の制限は15桁であるため、15桁を超える桁はExcelでは0に変更され、次のように表示されます:

                123456789123456000.00
             
  • 15969695 -- Office 2007でPowerPointにチャートを挿入する際にメモリー・エラーが発生します。

    回避策: Microsoft Office 2007 Service Pack 3をインストールします。

  • 15993680 -- Smart View 11.1.2.2.310で保存されたOfficeドキュメントで、マスクされたイメージ・チャートをコピーして貼り付けると、マスクが解除されます。

    OfficeドキュメントがSmart View 11.1.2.3以上で保存されている場合、コピーしたイメージ・チャートを貼り付けてもマスクは維持されます。

  • 16809678 -- 「値セレクタ」ダイアログ・ボックスでプロンプトを扱う際に、特定の列の値が複数回表示されます。

  • 16219221 -- 255を超えるデータ・ポイントがチャートに含まれており、1つのデータ・ポイントが1つの散布図のポイントまたは1つのバブルを表す場合、散布図およびバブル・チャートが正しく表示されません。

    回避策: データ・ポイントを255に制限してください。

  • 16373849 -- 複合ビューから複数のオブジェクトをPowerPointに挿入して、「one object per slide」オプションを選択すると、各オブジェクトに対してExcelインスタンスが開き、最小化されてWindowsタスクバーに表示されます。ただし、挿入操作が完了しても、Excelインスタンスは自動的にクローズされません。このため、多数のオブジェクトを挿入するときにタスクバーが一杯になる可能性があります。

    回避策: タスクバーに表示されるExcelインスタンスの数を最小限に抑えるには、「Office」ボタン(Excelの左上)をクリックし、「Excelのオプション」、「詳細設定」タブの順に選択します。「表示」オプションで「すべてのウィンドウをタスクバーに表示する」チェック・ボックスを選択解除します。

  • 16055532 -- ピボット・チャートが埋め込まれたピボット・テーブルがSmart Viewに挿入されるとき、埋め込まれたピボット・チャートはインポートされません。

    回避策: Excelを使用して、挿入されたExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するか、BI Answersを使用して新しいチャート・ビューを作成し、そのビューをSmart Viewを使用して挿入します。

    • 挿入されたネイティブExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するには、次の手順を実行します:

      1. Smart ViewでExcelピボット・テーブルをクリックし、Excelの「オプション」リボンを選択します。

      2. 「ツール」グループで「PivotChart」ボタンをクリックします。

      3. 「チャートの挿入」でチャートのスタイルを選択し、「OK」をクリックします。

    • 別のチャート・ビューを作成して挿入するには:

      1. BI Answersで、別に新しいチャート・ビュー・オブジェクトを作成します。

      2. OfficeアプリケーションでSmart Viewを使用して、新たに作成されたチャート・ビューを挿入します。

    どちらの回避策でも、ピボット・チャートがレンダリングされます。

  • 16285804 -- ダブル列にプロンプトが定義されており、選択したプロンプト演算子が「*ユーザーに指示」の場合、次の演算子は実行時に機能しません:

    • 次より小さい

    • 次以下

    • 次より大きい

    • 次以上

    • 次と類似

    • 次と類似しない

    回避策: 「*ユーザーに指示」演算子は使用しないでください。かわりに、前述の演算子のいずれかを使用して、演算子を設計時に明示的に定義してください。これで演算子が機能するようになります。

  • 16397682 -- 列によってフィルタ処理されたチャートが挿入されたとき、その列がセクション・エッジでも使用されている場合、BI Answersでフィルタのセクションを除去してから元に戻すと、Smart Viewでリフレッシュしたときにチャートが正しく表示されなくなります。これは予期される動作です。

    フィルタがBI Answersで最初に除去されるとき、残りのチャートはSmart Viewでリフレッシュ時に正確に表示されます。BI Answersでフィルタが再び追加されてから、Smart Viewのリフレッシュが実行されると、チャートがシートに再び追加されますが、デフォルトの棒グラフ・フォーマットで表示されます。

    これと同じ動作が、チャート・セクションのコピーおよび貼付けを行ってからリフレッシュするときにも発生します。コピーされたチャートは、リフレッシュ後にデフォルトの棒グラフとして表示されます。

    回避策: Excelのチャート編集ツールを使用してチャートを編集します。ただし、チャート要素によっては他のチャートの要素と見た目が少し異なることがあります。または、すべてのチャート要素が統一されるようにチャート・ビュー全体を再び挿入します。

  • 16520355 -- WordおよびPowerPointでは、複合ビューを挿入するとき、または複合ビューがカタログから挿入されるかコピーして貼り付けられるときに、表やチャートが重なることがあります。これは、複合ビュー内のオブジェクトが特に大きい場合に顕著です。

  • 16531702、16815560 -- BI OfficeとSmart Viewが同じマシン上にインストールされている場合、PowerPointにチャートを挿入して終了した後に、Excelの「保存」ダイアログ・ボックスがさらに表示されることがあります。また、メッセージ・ウィンドウがフォーカスされないこともあります。この場合は、手動でウィンドウをフォーカスして終了する必要があります。

    回避策: BI Officeアドインを無効にします。

  • 17044631 -- Oracle BI EEのバージョン11.1.1.7.0で大幅にフォーマットされたチャートは、Smart View 11.1.2.5.000にインポートするときに失敗することがあります。

  • 17554116 -- Officeドキュメントに複数のオブジェクトがあり、先に接続せずにドキュメントをリフレッシュしようとすると、Smart Viewで接続を確立するまでオブジェクトごとにログイン資格証明の入力を求められます。

  • 18028799 -- Oracle Business Intelligence AnswersからSmart Viewにレポートをコピーすると、Officeにインポートされないフォーマットがあります。

  • 18056503 -- Smart ViewはExcelのグラフ・エンジンを使用します。このため、特定のシナリオでは、グラフがWordまたはPowerPointに挿入される際、フォーカスがWordまたはPowerPointに戻らなかったり、Excelが表示されます。

  • 18062691 -- テキストの倍率を適用すると、「プロンプト」ダイアログの一部のボタンが正しく表示されない場合があります。

Planning

  • 6533549、6549255 -- メンバー・セルに要約期間の値を計算する式が含まれている場合、そのセルはロックされる必要がありますが、メンバーのデータが変更された場合は、Smart Viewによってダーティ・セルとしてマークされることがあります。

  • 12877317 -- リリース11.1.2.1以上のOracle Hyperion Provider Servicesを通じてPlanningに接続すると、アド・ホック分析、クエリー・デザイナおよびコピー/貼付け機能が使用できません。

    回避策: Planningに直接接続します。

  • 14805911、17250666 -- Smart ViewパネルのPlanningアプリケーションから「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスを起動するときやSmart Viewでユーザー変数のメンバーを選択するときに、パフォーマンスが非常に遅くなることがあります。

  • 14834659 -- 代替変数が使用されている場合に、Web AnalysisフォームをSmart Viewで開くと、フォームの最後の列(一番右の列)が削除されるか非表示になります。

  • 16368801 -- 列をフォームにレンダリングするときに、列の高さが誤って表示されます。

  • 16721734 -- 「置換」オプションを#NumericZeroとして指定し(「オプション」ダイアログ・ボックスの「データ・オプション」タブ)、期間のデータを分散する場合に、親データを削除できませんでした。

    回避策: #NumericZeroを選択するときは、「置換」オプションの「ゼロを送信」も選択されていることを確認します。

  • 16898574 -- Planning内からフォームに設定されているスタイル・プリファレンスの一部が、Smart Viewのフォームに反映されません。

  • 17926504 -- 保存されているPlanningグリッドから起動されたアド・ホック分析は、グリッドの一部として保存されたフォーマット・オプションを継承します。

    保存されたグリッドから生成されたアド・ホック・グリッドにSmart Viewのセル・スタイルまたはExcelフォーマットの使用オプションを使用するには、次の手順を実行します:

    1. 保存されているPlanningグリッドをフォームとして開きます。

    2. Planningのリボンの「フォーマット」グループで、「適用」、「なし」の順に選択します。

    3. 「保存」をクリックしてPlanningサーバーにフォームを保存します。

    4. 保存したフォームを使用して、アド・ホック分析を実行します。

  • 17975749 -- 20,000個以上のセルのフォームでフォーマットの保存は推奨されません。

Reporting and Analysis

  • 6575786 -- Web Analysisレポートの2ページを連続してインポートする場合、「リフレッシュ」および「すべてリフレッシュ」が機能しません。

    回避策: レポートの複数ページをインポートするには、「すべてのページ」を使用します。

  • 6908330 -- EPM WorkspaceがWebSealの下にあり、かつデフォルト(http://<server>:<port>/workspace)以外のコンテキスト・パス(http://<server>:<port>/<context path>/workspace)に構成されている場合、Reporting and Analysisドキュメントは「Workspaceドキュメントのインポート」フォルダ・ツリーに表示されません。

  • 7674839 -- Financial ReportingレポートをSmart Viewにインポートしてリフレッシュすると、Financial Reportingからインポートされたセルを除いて、ワークシートが黒一色になります。

    回避策: Excelの「ツール」メニューで、「オプション」を選択します。「色」タブで、「リセット」をクリックして「OK」をクリックします。

  • 9160243 -- 次の問題が、Smart ViewからExcel、WordおよびPowerPointにイメージとしてインポートされたダッシュボードに含まれます:

    • イメージ・サイズが、EPM Workspace内のイメージとは異なります。

    • イメージの周囲に余分な背景領域が表示されます。

    回避策: 場合によっては、使用しやすい大きさにグラフィックをサイズ変更できます。ただし、Microsoft Officeの制限のために、余分な背景領域は常に表示されます。

  • 12564498、12867625、13875551 -- Internet ExplorerからOracle Hyperion Interactive ReportingレポートをSmart Viewにエクスポートすると、Smart ViewのリボンがExcelに表示されません。

    回避策: Internet Explorerからエクスポートする前にExcelを開きます。

  • 14722340 -- Web AnalysisまたはInteractive Reportingに接続しているとき、WordまたはPowerPointで「ドキュメント・コンテンツ」機能を使用できません。Web AnalysisとInteractive ReportingではExcelでの「ドキュメント・コンテンツ」機能しかサポートされません。

  • 14800357 -- Oracle Hyperion Financial Reporting、Oracle Hyperion Interactive ReportingまたはOracle Hyperion Web Analysisのイメージベースのレポートは、「ドキュメント・コンテンツ」パネルの「削除」オプションを使用して削除できません。

    回避策: レポートを含むシート全体を削除します。

  • 18002460 -- Windows 8以降の環境でReporting and Analysisからレポートをインポートする際、スクリプト・エラーが発生することがあります。

    Windows 8以降にはInternet Explorer 11が標準として含まれていることに注意してください。Internet ExplorerがOracle Hyperion Reporting and AnalysisまたはOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceでサポートされていない可能性があります。EPMのサポート・マトリックスおよび製品のReadmeで、その他のブラウザ・サポート要件を確認してください。

Strategic Finance

  • 13698118 -- 開いているレポートでシナリオを変更すると、変更が反映されるのは選択したレポートのみです。勘定科目ビューまたは開いている他のレポートには反映されません。

    回避策: 勘定科目ビューでシナリオを変更して、変更内容を開いているすべてのレポートに伝播します。

  • 14734597 -- Oracle Hyperion Strategic FinanceエンティティをSmart Viewで開くと、エンティティがロードされているときにシートが上下に分割されます。エンティティのロードが完了すると、分割は解除されます。ワークシートをスクロールしてエンティティが再表示されるときに、いったん分割表示になってから解除されます。

ヒントとトラブルシューティング

  • 16073739 -- デフォルトのOracle Access Managerログイン・フォームのかわりにhtmlベースのカスタム・ログイン・ホームを使用している場合、カスタム・フォームのソースに文字列loginformが含まれることを確認します。これは、Smart ViewとOracle Access Managerの統合が機能するために必要です。

EPM System製品ドキュメントへのアクセス

各EPM System製品ガイドの最新版は、OTN WebサイトのEPM System Documentation領域(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)でダウンロードまたは参照できます。また、EPM System Documentation Portal (http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)を使用することもでき、ここにはEPM Supported Platform Matrices、My Oracle Supportおよびその他の情報リソースへのリンクも含まれています。

デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。

個々の製品ガイドは、Oracle Technology Network Webサイトからのみダウンロードできます。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。

回避策: HTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

Smart ViewでのOracle BI EE列のドリル状態の表示

階層列に関連するドリル状態情報は、ビュー定義に格納されます。表ビューまたはピボット・テーブル・ビューが、それぞれExcel表ビューまたはExcelピボット・テーブル・ビューとして挿入される場合、これらのフォーマットには基準定義の列情報のみ使用され、ビュー定義情報は使用されません。したがって、ドリル状態情報は、Smart Viewに挿入されたExcel表ビューおよびExcelピボット・テーブル・ビューに表示されません。ビューが階層列でドリルされる場合、他のフォーマット(通常の表ビューまたは通常のピボット・テーブル・ビューなど)を使用してこの情報を表示することをお薦めします。

共有接続XMLファイルのHTTPオプションを使用する際のブラウザの設定

16231447 -- HTTPサーバーにあるXMLファイルから共有接続にアクセスする予定がある場合は、このトピックの手順を実行します。

Smart Viewの「オプション」ダイアログ・ボックスの「共有接続URL」フィールドで、データ・ソースXMLファイルを指すURLを正しく使用するために、Internet Explorerで次のオプションを設定することをお薦めします:

  1. 「ツール」、「インターネット オプション」を選択します。

  2. 「全般」タブの「閲覧の履歴」グループで「設定」を選択します。

  3. 「保存しているページの新しいバージョンがあるかどうかの確認」セクションで「Webサイトを表示するたびに確認する」を選択して、「OK」をクリックします。

  4. 「インターネット オプション」ダイアログ・ボックスで「詳細設定」タブを選択します。

  5. 「セキュリティ」セクションで「ブラウザを閉じたとき、[Temporary Internet Files] フォルダーを空にする」オプションを選択します。

  6. 「OK」をクリックして「インターネット オプション」を閉じ、ブラウザを再起動します。

チャートのコピーと貼付けに関するサポートの制限

16451759 -- チャートのコピーと貼付けがサポートされているのは、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionのチャートのみです。他のプロバイダ(Financial Managementなど)に基づくチャートは正しく貼り付けられません。

11.1.2.2.102以前のワークブックでの繰返しメンバーの抑制オプションの使用

17001455 -- Oracle Smart View for Office User's Guideの繰返しメンバーの表示と非表示に関する項に、次の情報が含まれていませんでした。リリース11.1.2.5.200でワークブックを使用し始める前に、次の手順を実行する必要があります。

11.1.2.2.102以前のバージョンのSmart View、EssbaseおよびOracle Hyperion Provider Servicesで作成および使用されたスプレッドシートを使用する場合、行および列データが親メンバーに対して正しく整列されるようにするために、次の手順を実行する必要があります:

  1. ワークブックのバックアップ・コピーを作成します。

  2. 「オプション」ダイアログ・ボックスの「データ」タブで、「繰返しメンバー」・オプションを選択解除します。

  3. ワークブックをリフレッシュします。ワークブック全体をリフレッシュするか、各シートを個別にリフレッシュします。

  4. 「オプション」ダイアログ・ボックスの「データ」タブに戻り、「繰返しメンバー」・オプションを選択します。

  5. リフレッシュ操作を再度実行します。

    ワークブックをSmart View 11.1.2.5.200で使用する準備ができました。

フォームの新しいメンバー・ラベルの繰返しオプション

17649321 -- 「メンバー・ラベルの繰返し」という新しいフォーマット・オプションがOracle Hyperion PlanningおよびOracle Hyperion Financial Managementのフォームに導入されています。このオプションでは、データの各行にメンバー名を表示することができ、フォームの可読性が増します。

繰返しメンバーが1つのセルにマージされるフォームでは、メンバー名が画面表示外になり、メンバー名と行データの間でスクロールを繰り返す必要が生じることがあります。「オプション」ダイアログ・ボックスの「フォーマット」タブで、「メンバー・ラベルの繰返し」を選択すると、フォームの読取りと使用が簡単になります。

HypSetGlobalOptionおよびHypGetGlobalOption関数の更新

17929955 -- 下位互換用に、Smart View 11.1.2.5より前のリリースで作成されたシートでのプロファイリング・オプションの設定でのみHypSetGlobalOption(5, 5)がサポートされます。このVBA文は、Smart View 11.1.2.5以上で作成されたシートでのプロファイリング・オプションの設定ではサポートされません。

Oracle Smart View for Office 11.1.2.5.200では、HypGetGlobalOption(5)を使用してプロファイリング・オプションのステータスを取得すると、-69 (SS_VBA_DEPRECATED)という値が返されます。かわりに、次の関数を使用してプロファイリング・オプションを設定します:

  • HypGetGlobalOption(20)およびHypSetGlobalOption(20)

  • HypGetGlobal(119)およびHypSetOption(119)

Essbaseでのデフォルトの別名表

18092554 -- Oracle Essbaseのアド・ホック分析を開始すると、デフォルトという名前の別名表がデフォルトで選択されます。

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