次の図は、複数のデータ・ドメイン・クラスタを処理するクラスタ化Endeca Serverデプロイを示します。
この図では、上から順に、Endeca Serverクラスタ・デプロイの次のコンポーネントが含まれています。
- 外部ロード・バランサは、Endeca Serverクラスタへの単一エントリ・ポイントとして機能します。ホストされているすべてのデータ・ドメイン・クラスタへのすべてのリクエストは、このロード・バランサを経由してルーティングされます。
- Endeca Serverクラスタは、4つのEndeca Serverノードのセットから構成されています。クラスタにあるすべてのEndeca Serverノードは、互いに他を認識しています。
- 4つのEndeca Serverノードのうち3つが、クラスタ・コーディネータのインスタンスをホストしています。クラスタ・コーディネータにより、Endeca Serverクラスタのすべての参加メンバーのクラスタ状態を維持します。
- 3つのデータ・ドメイン・クラスタは、Endeca Serverノードでホストされています。(Endeca Serverクラスタのサイズに応じて、複数のデータ・ドメイン・クラスタをホストできます。)
- 左から順に次を示します。
- 最初のデータ・ドメイン・クラスタは2つのDgraphノードで構成され、1つはリーダー・ノードです。このデータ・ドメイン・クラスタは、共有ファイル・システム上に格納されたIndex 1を使用しています。
- 2番目のデータ・ドメイン・クラスタは、1つのDgraphノードで構成され、そのノードはリーダー・ノードとフォロワ・ノードの両方として機能します。このデータ・ドメイン・クラスタは、共有ファイル・システムに格納されたIndex 2を使用します。
- 最後に、3番目のデータ・ドメイン・クラスタには2つのDgraphあり、1つはリーダー・ノードでもう1つはフォロワ・ノードです。このデータ・ドメイン・クラスタは、共有ファイル・システムに格納されたIndex 3を使用します。
- 次の特性は、Endeca Serverクラスタにあるすべてのデータ・ドメイン・クラスタで共有され、この図にも反映されています。
- 各Dgraphノードは、異なるEndeca Serverノードでホストされます。データ・ドメイン追加時に自動的にDgraphノードをEndeca Serverノードに割り当てます。
- 読取り専用ではないデータ・ドメイン・クラスタごとに、リーダー・ノードとして処理するノードは1つのみで、残りのノードはフォロワ・ノードです。(読取り専用のデータ・ドメイン・クラスタでは、すべてのDgraphノードがフォロワ・ノードとして機能します。)
- すべてのデータ・ドメイン・ノードをホストするすべてのEndeca Serverノードには、データ・ドメインごとの索引が格納されている共有ファイル・システムへのアクセス権があります。クラスタ状態は共有ファイル・システムでもクラスタ・コーディネータにより維持されます。