WebLogicの安全なインストール

ソフトウェアのフットプリントの最小化により、攻撃される可能性のある領域が縮小されるため、セキュリティ・システムに貢献します。

ソフトウェアのフットプリントを削減するには、アプリケーションをデプロイするために必要なOracleおよびサードパーティのソフトウェア・パッケージのみをインストールする必要があります。

『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』で推奨されているWebLogic Serverのインストールでは、Endeca Serverのデプロイメントに最低限必要な数のパッケージをインストールします。インストーラの「製品とコンポーネントの選択」画面は、次のようになります。

Endeca Serverの最小インストールを含む「製品とコンポーネントの選択」ダイアログ

スクリーンショットに示されているように、「コア・アプリケーション・サーバー」、「管理コンソール」および「構成ウィザード」のみがインストールされます。Oracle Coherence製品は、Endeca Serverでは使用されないため、インストールされていないことに注意してください。

特に、Server Examplesパッケージには、サンプル・アプリケーションによって使用されるDerbyデータベースが含まれているため、インストールしないでください。

WebLogic Serverが開発モードで構成されている場合は、実行しないでください。かわりに、WebLogic Serverは本番モードで実行するよう構成するようにしてください。本番モードでは、本番環境にとってよりセキュアで適切な設定を使用してサーバーが実行されるように設定されます。