Endeca Serverのセキュアなインストールでは、endeca-cmdユーティリティはEndeca Serverと安全に通信します。
endeca-cmdコマンド・ユーティリティには、SSL対応と非SSLの2つのバージョンがあります。endeca-cmdのSSLバージョンは、$DOMAIN_HOME/EndecaServer/binディレクトリにあり、Endeca Server SSLのデプロイメントに使用する必要があります。
SSLバージョンでは、--keystoreおよび--truststoreオプション(これらは自動的に使用されるため)でSSL証明書の場所を指定することなく、endeca-cmdコマンドを発行できます。これを実行するには、$DOMAIN_HOME/config/EndecaCmd.properties構成ファイルを使用します。EndecaCmd.propertiesのファイル・パスは、generate_ssl_keysユーティリティによって自動的に設定されます。
セキュアなインストールでendeca-cmdコマンド・ユーティリティを実行すると、Javaキーストア・ファイル(endecaServerClientCert.ks)およびJavaトラストストア・ファイル(endecaServerTrustStore.ks)の場所とキーストアおよびトラストストアのパスワードを指定する必要があります。この情報を提供することにより、endeca-cmdコマンド・ユーティリティはEndeca Serverと安全に通信できます。
デフォルトでは、コマンドを発行すると、キーストアのパスワードを求められます。これは、generate_ssl_keysユーティリティの--sslPassphraseフラグで指定したパスワードです。--passwordオプションでパスワードを指定することによって、プロンプトをオーバーライドできることに注意してください(ただし、パスワードはクリア・テキストで指定する必要があるため、--passwordオプションを使用したスクリプトは作成しないでください)。
SEVERE: Error while invoking endpoint "http://localhost:7001/endeca-server/ws/manage" from client endeca-cmd encountered a problem. caused by: Error contacting the Endeca Server localhost:7001: Client received SOAP Fault from server : OES-000149: Only allowing https connections, received http caused by: Client received SOAP Fault from server : OES-000149: Only allowing https connections, received http
endeca-cmdコマンド・ユーティリティのSSLバージョンの詳細は、『Oracle Endeca Server管理者ガイド』を参照してください。