endeca-cmdの変更

このリリースでは、endeca-cmdのコマンドライン・スクリプトが拡張されています。

次の表に、このコマンドのオプションの変更を示します。
リリース7.5.xのオプション 7.6.xでの変更
endeca-cmd update-spelling-dictionaries <data-domain> [global-options] このオプションは(同様に削除されている管理Webサービスの同等のオプションとともに)削除されています。データ収集WebサービスのupdateSpellingDictionaries操作に置き換えられています。soapUIまたはインテグレータを使用し、Endeca Serverに対してこの操作を発行します。詳細は、Oracle Endeca Serverデータ・ローディング・ガイドを参照してください。「データ収集Webサービスの変更」を参照してください。
7.5.xには存在しません。7.6.xで追加されました。 新規: endeca-cmd put-dd-profile <new-profile-name> [global-options] --search-char-limit--search-char-limitは、データ・ドメイン・プロファイルに指定できる新しいオプションのパラメータです。これにより、レコードおよび値検索の検索用語の(文字の)最大長を設定できます。デフォルトは132文字です。この長さを超過するすべての語は索引付けされず、レコードおよび値検索で検索されません。「データ・ドメインの変更」を参照してください。
7.5.xには存在しません。7.6.xで追加されました。 新規: endeca-cmd put-dd-profile <new-profile-name> [global-options] [create-options]を使用し新しいデータ・ドメイン・プロファイルを作成した場合、create-options一覧には次の新しいオプションが含まれます。
  • --auto-idle <bool>および--idle-timeout <int>。これらのオプションは、アイドル・タイムアウトの間に問合せを受信しないデータ・ドメインを、自動的にアイドル状態とする構成をサポートします。
  • 以前のリリースでは--argsでのみ指定可能であったDgraphプロセスのオプションが、endeca-cmd put-dd-profile [create-options]の一部として指定できるようになりました。[create-options]の一部として現在は指定できるDgraphのフラグの一覧は、「Dgraphのフラグの変更」を参照してください。
7.5.xには存在しません。7.6.xで追加されました。 新規: endeca-cmd update-dd <data-domain> --dd-profile-name [global-options]endeca-cmdupdate-ddオプションが追加されています。新しいデータ・ドメイン・プロファイルで既存のデータ・ドメインを更新できます。このオプションが機能するには、新しいデータ・ドメイン・プロファイルが存在し、そのデータ・ドメインは無効にされ、新しいプロファイルで更新されたデータ・ドメインに対応するように十分なリソースがEndeca Serverにある必要があります。「管理Webサービスの変更」を参照してください。
7.5.xには存在しません。7.6.xで追加されました。 新規: endeca-cmd warm-cache-dd <data-domain> --time-limit-sec <sec> [global-options]endeca-cmdwarm-cache-ddコマンドが追加されています。このコマンドにより、カスタムのウォーミング・アップ・スクリプトを作成せずに、Dgraphプロセスでそのキャッシュをウォーミング・アップできます。このコマンドは、指定した期間の問合せのセットをリプレイするために選択して、現在のDgraphプロセスの使用パターンとして考慮します。これにより、Dgraphはすべての問合せの計算結果を再利用でき、ユーザーが感じる問合せの処理での遅延は減り、パフォーマンスが向上します。

Endeca Serverバージョン7.6.xおよびendeca-cmdに追加されたその他の新しいコマンドの詳細は、『Oracle Endeca Server管理者ガイド』を参照してください。