Oracle Endeca Server 7.6.xへのアップグレード

このトピックでは、Oracle Endeca Serverをバージョン7.6.xにアップグレードする方法について説明します。

このアップグレード手順では、WebLogic 10.3.6、Oracle ADF (Application Development Framework)ランタイム・パッケージ11.1.1.6およびEndeca Server 7.5.xがインストールされていることが前提となっています。このアップグレード手順では、WebLogicおよびADFソフトウェアは削除されませんが、7.5.x Endeca Server用に作成したWebLogicドメインは削除されます。

注意: Endeca Serverのクラスタをアップグレードする場合、Endeca Serverインスタンスをアンインストールする手順に従って各マシンでEndeca Server WebLogicドメインを削除し、その後Endeca Serverデータ・ドメインを削除します。

Oracle Endeca Server 7.5.xからOracle Endeca Server 7.6.xにアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. Endeca Serverバージョン7.5.xをアンインストールします。
    『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』(バージョン7.5.x)のアンインストール手順を使用します。
  2. Endeca ServerのWebLogicドメインを手動で削除します。
    『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』(バージョン7.5.x)のアンインストール手順を使用します。
  3. Oracle Endeca Server 7.6.xをインストールします。インストール時に、Endeca Serverバージョン7.6.x用に新しいWebLogicドメインを必ず作成します。
    『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』(バージョン7.6.x)の単一マシンへのEndeca Serverの手動インストールに関する章の手順を使用します。クラスタにインストールする場合は、『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』(バージョン7.6.x)のEndeca Serverのクラスタへのインストールおよびデプロイに関する説明を使用します。
    完了したら、Oracle Endeca Serverが稼働しているはずです。
  4. バグ17509664用にADF個別パッチをインストールします。
    『Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイド』(バージョン7.6.x)のADFパッチの適用に関する章の手順を使用します。

アップグレードが成功したことを確認するために(ソース・データをロードせずに)Endecaデータ・ドメインを作成します。