ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLinkソリューション・ガイド
12c (12.1.3)
E57549-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 概要

Oracle TopLinkは、Javaオブジェクトをリレーショナル・データベースやNoSQLデータベースなどのデータ・ストアにストアしたり、JavaオブジェクトをXMLまたはJSON文書に変換する、強力で柔軟なJava永続性フレームワークです。TopLinkでは、Java Platform, Standard Edition (Java SEプラットフォーム)およびJava Platform, Enterprise Edition (Java EEプラットフォーム)アプリケーションに永続性レイヤーを実装するAPIおよびランタイム環境が提供されます。

TopLinkのコア機能は、オープン・ソースのEclipse Foundationの永続性フレームワークであるEclipseLinkによって提供されています。EclipseLinkでは、Java Persistence API (JPA)、Java Architecture for XML Binding (JAXB)、および標準に基づいたその他の永続性テクノロジと、それらの標準の拡張が実装されます。TopLinkには、EclipseLinkがすべて含まれ、加えてEclipseLink JPAとOracle Coherenceのキャッシュを統合するOracle TopLink Gridなどのその他の機能が含まれます。

EclipseLinkプロジェクトの詳細は、http://www.eclipse.org/eclipselink/のEclipse Persistence Services Project (EclipseLink)ホームを参照してください。

1.1 このガイドについて

この『Oracle TopLinkソリューション・ガイド』では、TopLinkの機能および一般的な開発プロセスを示す、多数のシナリオまたはユース・ケースを説明します。これらは、プロジェクトを完了するために必要なすべてのタスクを順を追って説明するチュートリアルではありません。このドキュメントでは、特定の問題を解決するための概略プロセスおよび重要な部分のみの詳細を説明し、さらに詳細を説明する他のドキュメントへのリンクを示しています。

1.2 このドキュメントで使用している用語

Oracle TopLinkおよびTopLinkは、含まれるすべてのEclipseLinkライブラリ、機能およびAPIとその他のOracle機能を加えた完全なOracle製品を意味します。このドキュメントでOracle TopLinkおよびTopLinkという名称は、製品全体についておよび特にOracleのみの機能について言及する場合に一般的に使用しています。EclipseLinkは、TopLinkに含まれるEclipseLink機能について言及する場合に使用しています。

1.3 基礎的な必知事項

このマニュアルを利用するには、次のことをすでによく理解している必要があります。

1.4 ユース・ケース

このガイドでは、次のユース・ケースが説明されています。