プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Server 12.1.3の管理
12c (12.1.3)
E56233-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

15 Coherenceクラスタ

この章では、Fusion Middleware Control 12.1.3でCoherenceクラスタを監視する方法について説明します。Oracle Coherenceは、頻繁に使用されるデータへの高速かつ信頼性の高いアクセスを提供することにより、企業がミッションクリティカルなアプリケーションを計画的に拡張することを可能にするOracle Fusion Middlewareのコンポーネントです。

Oracle Coherenceでは、複数のサーバー間でメモリーのデータを自動的かつ動的にパーティション化することにより、サーバーの障害時にも継続的なデータの可用性およびトランザクションの整合性が確保されます。Oracle Coherenceは、共有インフラストラクチャとして、データの場所とローカル処理能力を結合し、リアルタイム・データ分析、インメモリ・グリッド計算、トランザクションおよびイベントの並列処理を実行します。Oracle Coherenceには、3つのエディションがあります。

この章には次の項が含まれます:

Coherenceクラスタのモニター

Coherenceクラスタのステータスをモニターするには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「Coherenceクラスタ」を選択します。

    「Coherenceクラスタ」表には、現在のドメイン内で構成したCoherenceクラスタに関する次のような情報が表示されます。

    • クラスタ名

    • バージョン

    • カスタム構成ファイル

    • ロギング有効

    • クラスタリング・モード

    • トランスポート

    • セキュリティ・フレームワークの有効化

    • ユニキャスト・リスニング・ポート

    • ユニキャスト・ポートの自動調整

    • マルチキャスト・リスニング・アドレス

    • マルチキャスト・リスニング・ポート

    • 存続時間

    • メンバー

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するCoherenceクラスタの名前を選択します。