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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Server 12.1.3の管理
12c (12.1.3)
E56233-03
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17 WebLogic Server OSGiフレームワーク

この章では、Fusion Middleware Control 12.1.3でこのドメインに作成されたOSGiフレームワークを監視および構成する方法について説明します。

OSGiとは、Oracleも加入しているOSGi Allianceによって開発および維持されているJavaモジュール化システムです。OSGiの一般情報は、『Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』のOSGiの理解に関する項を参照してください。

OSGiフレームワークには、パッケージ化、ライフサイクル管理、アクティブ・レジストリなど、OSGi機能を利用するアプリケーションをサポートするためのOSGiランタイム環境が用意されています。詳細は、『Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』のWebLogic ServerアプリケーションのOSGiバンドルの開発に関する項を参照してください。

この章の内容は次のとおりです。

OSGiフレームワークのモニター

現在のドメインに構成されているすべてのOSGiフレームワークをモニターするには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

    「OSGiフレームワーク」表には、現在のドメインに構成されたOSGiフレームワークに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • ファクトリ実装クラス

    • グローバル・ワーク・マネージャの登録

    • グローバル・データ・ソースの登録

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するOSGiフレームワークの名前を選択します。

サーバーOSGiフレームワークのモニター

特定のサーバー・インスタンスに構成されているすべてのOSGiフレームワークをモニターするには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「サーバー」を選択します。

    「サーバー」表には、現在のドメインに構成された管理サーバーおよび管理対象サーバーに関する情報が表示されます。

  2. 「サーバー」表で、OSGiフレームワークをモニターするサーバー・インスタンスの名前を選択します。

  3. 「WebLogic Server」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

    「OSGiフレームワーク」表には、現在のサーバー・インスタンスに構成されたOSGiフレームワークに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • ファクトリ実装クラス

    • グローバル・ワーク・マネージャの登録

    • グローバル・データ・ソースの登録

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表で、構成情報を表示するOSGiフレームワークの名前を選択します。

クラスタOSGiフレームワークのモニター

特定のクラスタに構成されているすべてのOSGiフレームワークをモニターするには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

    「クラスタ」表には、現在のドメインで構成されたクラスタに関する情報が表示されます。

  2. 「クラスタ」表で、OSGiフレームワークをモニターするクラスタの名前を選択します。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

    「OSGiフレームワーク」表には、現在のクラスタに構成されたOSGiフレームワークに関する情報が表示されます。

    • 名前

    • ファクトリ実装クラス

    • グローバル・ワーク・マネージャの登録

    • グローバル・データ・ソースの登録

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. 表で、構成情報を表示するOSGiフレームワークの名前を選択します。

OSGiフレームワークの構成

この項では、現在のドメインに作成されたOSGiフレームワークを構成する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。

OSGiフレームワークの構成

現在のドメイン内のOSGiフレームワークの構成を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

    「OSGiフレームワーク」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各OSGiフレームワークに関する情報が表示されます。

  2. 「OSGiフレームワーク」表で、構成するOSGiフレームワークの名前を選択します。

  3. 「構成」ページでは、このOSGiフレームワークの次のような一般設定を構成できます。

    • ファクトリ実装クラス

    • グローバル・ワーク・マネージャの登録

    • グローバル・データ・ソースの登録

    • ブート委任

    • 追加システム・パッケージ

    • インストール・バンドルのデプロイ

    • 初期プロパティ

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

OSGiフレームワークのターゲット指定

サーバー・インスタンスまたはクラスタをOSGiフレームワークに割り当てることができます。OSGiフレームワークは、選択するサーバー・インスタンスまたはクラスタにデプロイされます。

OSGiフレームワークをターゲット指定するには:

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

    「OSGiフレームワーク」表には、現在のWebLogic Serverドメインに構成された各OSGiフレームワークに関する情報が表示されます。

  2. 「OSGiフレームワーク」表で、サーバー・インスタンスまたはクラスタに割り当てるOSGiフレームワークの名前を選択します。

  3. 「ターゲット」を選択します。

  4. 「ターゲット」ページでは、次の操作を実行します。

    • OSGiフレームワークに割り当てるサーバー・インスタンスまたはクラスタの横にあるチェック・ボックスを選択します。

    • サーバー・インスタンスまたはクラスタからOSGiフレームワークを削除するには、OSGiフレームワークを削除するサーバー・インスタンスまたはクラスタの横にあるチェック・ボックスの選択を解除します。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

OSGiフレームワーク・ノートの作成

OSGiフレームワーク構成のノートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「OSGiフレームワーク」を選択します。

  2. 「OSGiフレームワーク」表で、ノートを作成するOSGiフレームワークの名前を選択します。

  3. 「ノート」を選択します。

  4. 「ノート」ページでノートを入力します。

  5. 「保存」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。