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Oracle® Data Miningユーザーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B72967-05
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ADPによるデータの変換方法

ADPにより、各アルゴリズムに対してデータがどのように準備されるかを、次の表に示します。

表4-1 ADPとOracle Data Miningのアルゴリズム

アルゴリズム マイニング機能 ADPによる処理

Apriori

相関ルール

ADPは相関ルールに対して効果がない。

ディシジョン・ツリー

分類

ADPはディシジョン・ツリーに対して効果がない。データ準備はアルゴリズムによって処理される。

期待値の最大化

クラスタリング

外れ値に敏感な正規化によって、ガウス分布を使用してモデル化された単一列の(ネストしていない)数値列が正規化される。ADPは他の種類の列に対して効果がない。

GLM

分類および回帰

外れ値に敏感な正規化によって量的属性が正規化される。

k-Means

クラスタリング

外れ値に敏感な正規化によって量的属性が正規化される。

MDL

属性評価

監視ありビニングによってすべての属性がビニングされる。

Naive Bayes

分類

監視ありビニングによってすべての属性がビニングされる。

NMF

特徴抽出

外れ値に敏感な正規化によって量的属性が正規化される。

O-Cluster

クラスタリング

属性ごとのビン数を自動的に計算する特別な形式の等幅ビニングによって量的属性がビニングされる。すべてNULLまたは単一の値を持つ数値列は除外される。

SVD

特徴抽出

外れ値に敏感な正規化によって量的属性が正規化される。

SVM

分類、異常検出および回帰

外れ値に敏感な正規化によって量的属性が正規化される。

関連項目:

  • 『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』DBMS_DATA_MINING_TRANSFORMの変換に関する説明

  • アルゴリズム固有のデータ準備の詳細は、『Oracle Data Mining概要』の第III部を参照してください。