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Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド
12c リリース1(12.1)
B72971-07
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Oracle Data Provider for .NET管理対象ドライバのインストール

ODP.NET管理対象ドライバの導入

ODP.NET管理対象ドライバの導入には、Oracle Universal Installer (OUI)、XCopyまたはNuGetのいずれかを使用します。

OUIを使用する場合: 次のOracle Universal Installer (OUI)の手順に従って、ODP.NET管理対象ドライバをインストールします。

XCopyを使用する場合: インストールを開始するディレクトリにODP.NET管理対象ドライバの.zipファイルをダウンロードします。この.zipファイルには、XCopyのインストール手順を説明したREADMEファイルが含まれています。

次のいずれかのディレクトリにあるconfigure.batスクリプトを実行します。

ODP.NET管理対象ドライバの構成を解除する場合や、マシンから削除する場合のために、各ディレクトリにはunconfigure.batが含まれます。

NuGetを使用している場合: ODP.NET NuGetパッケージをダウンロードし、NuGet Package Managerを使用してインストールします。

次のNuGetパッケージを使用できます。

ODP.NET管理対象ドライバのファイル

ODP.NET管理対象ドライバには、次のファイルが含まれています。

ファイル 説明
Oracle.ManagedDataAccess.dll プラットフォームに依存しない(AnyCPU)、完全管理のADO.NETプロバイダ
\x64\Oracle.ManagedDataAccessDTC.dll プラットフォームに依存する(64ビット.NET Frameworkのみ)、分散トランザクション対応の管理アセンブリ
\x86\Oracle.ManagedDataAccessDTC.dll プラットフォームに依存する(32ビット.NET Frameworkのみ)、分散トランザクション対応の管理アセンブリ
\Resources\<lang>\Oracle.ManagedDataAccess.resources.dll プラットフォームに依存しない(AnyCPU)、完全管理のADO.NETプロバイダのリソースDLL
OraProvCfg.exe ODP.NET管理対象ドライバおよび管理対象外ドライバの構成/構成解除を行うための、プラットフォームに依存しない(AnyCPU)ユーティリティ
configure.bat ODP.NET管理対象ドライバをGACに配置し、構成エントリをmachine.configに追加するためのバッチ・ファイル
unconfigure.bat ODP.NET管理対象ドライバをGACから削除し、構成エントリをmachine.configから削除するためのバッチ・ファイル
tnsnames.ora データソースのエイリアスを定義するサンプル構成ファイル
sqlnet.ora ネットワーク関連の設定を構成するサンプル構成ファイル
ConfigSchema.xsd ODP.NET管理対象ドライバの構成セクションを定義するXMLスキーマ・ファイル
Oracle.ManagedDataAccess.EntityFramework.dll プラットフォームに依存しない(AnyCPU)、Code FirstおよびEntity Framework 6以上用の完全管理アセンブリ
\x64\Oracle.ManagedDataAccessIOP.dll プラットフォームに依存する(64ビット.NET Framework)、Kerberosサポート用の管理対象アセンブリ
\x86\Oracle.ManagedDataAccessIOP.dll プラットフォームに依存する(32ビット.NET Framework)、Kerberosサポート用の管理対象アセンブリ


関連項目:

インストール手順については、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』を参照

インストール後のファイルの場所

Oracle.ManagedDataAccess.dllアセンブリは、次の場所にインストールされます。

.NET Framework 4:

ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\odp.net\bin\4ディレクトリ


注意:

対応する.NET Frameworkがマシンにインストールされている場合、Oracle.ManagedDataAccess.dllアセンブリもグローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)に追加されます。これによって、既存のアプリケーションは、新しくインストールされたODP.NETバージョンをすぐに使用して確実に起動できます。ただし、この動作が適切でない場合は、GACからポリシーDLLを削除してください。

ドキュメントおよびreadme.txtファイルは、ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODACDoc\DocumentationLibrary\doc\index.htmにあります。

サンプルはORACLE_BASE\ORACLE_HOME\ODACsamplesディレクトリに用意されています。