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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.144 LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DEST

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

1

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

LOG_ARCHIVE_DEST_nを使用している場合、1から10

LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTを使用している場合、1または2

基本

いいえ

LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTには、オンライン・ログ・ファイルの再利用を可能にするために必要なアーカイブ先の最小数を定義します。

  • LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータを使用していて、自動アーカイブが使用可能な場合、このパラメータの値はMANDATORYとして指定された使用可能で有効な宛先の数に、OPTIONALおよびLOCATION属性により構成される使用可能で有効な宛先の数を加えた数を上回ることはできません。

  • LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTを使用していて、自動アーカイブが使用可能な場合、1は、LOG_ARCHIVE_DESTで指定された宛先が成功する必要があることを指定します。2は、両方のパラメータで指定された宛先が成功する必要があることを指定します。

このパラメータの値が使用可能で妥当なMANDATORY宛先の数より小さい場合、MANDATORY宛先の数が設定されていると、このパラメータは無視されます。値が使用可能で有効なMANDATORY宛先の数より大きい場合、OPTIONALおよびLOCATION属性により構成される使用可能で有効な宛先のいくつかは、MANDATORYとして扱われます。

ALTER SYSTEMを使用して、古いパラメータをLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータに動的に切り替えることができます。次の手順に従います。

  1. LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DEST1に設定します。

  2. LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTの値をNULL文字列に設定します。

  3. LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータに希望する宛先の数を設定します。

  4. LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTを希望する値にリセットします。

関連項目: