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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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5.321 DBA_SQL_PLAN_BASELINES

DBA_SQL_PLAN_BASELINESは、特定のSQL文について現在作成されているSQLプラン・ベースラインに関する情報を示します。

データ型 NULL 説明

SIGNATURE

NUMBER

NOT NULL

正規化されたSQLテキストから生成された一意のSQL識別子

SQL_HANDLE

VARCHAR2(128)

NOT NULL

検索キーとしての一意のSQL識別子(文字列形式)

SQL_TEXT

CLOB

NOT NULL

正規化されていないSQLテキスト

PLAN_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

検索キーとしての一意のプラン識別子(文字列形式)

CREATOR

VARCHAR2(128)

プラン・ベースラインを作成したユーザー

ORIGIN

VARCHAR2(14)

プラン・ベースラインの作成方法:

  • MANUAL-LOAD

  • AUTO-CAPTURE

  • MANUAL-SQLTUNE

  • AUTO-SQLTUNE

PARSING_SCHEMA_NAME

VARCHAR2(128)

解析スキーマの名前

DESCRIPTION

VARCHAR2(500)

プラン・ベースライン用のテキストの説明

VERSION

VARCHAR2(64)

プラン・ベースライン作成時のデータベースのバージョン

CREATED

TIMESTAMP(6)

NOT NULL

プラン・ベースラインが作成された時点のタイムスタンプ

LAST_MODIFIED

TIMESTAMP(6)

前回プラン・ベースラインが変更された時点のタイムスタンプ

LAST_EXECUTED

TIMESTAMP(6)

前回プラン・ベースラインが実行された時点のタイムスタンプ

LAST_VERIFIED

TIMESTAMP(6)

前回プラン・ベースラインが検証された時点のタイムスタンプ

ENABLED

VARCHAR2(3)

プラン・ベースラインが使用可能かどうか(YES | NO)

ACCEPTED

VARCHAR2(3)

プラン・ベースラインが受け入れられるかどうか(YES | NO)

FIXED

VARCHAR2(3)

プラン・ベースラインが固定されるかどうか(YES | NO)

REPRODUCED

VARCHAR2(3)

オプティマイザでプランを再生成できたかどうか(YES | NO)。この列の値は、プランが最初にプラン・ベースラインに追加されるときにYESに設定される。

AUTOPURGE

VARCHAR2(3)

プラン・ベースラインが自動パージされるかどうか(YES | NO)

ADAPTIVE

VARCHAR2(3)

SQLプラン管理によって自動的に取得されるプランが適応可能とマークされるかどうかを示す。

既存のSQLプラン・ベースラインを持つSQL文に対して適応性のあるプランが新しく検出された場合、その新しいプランは未承認のプランとしてSQLプラン・ベースラインに追加され、ADAPTIVE列はYESとマークされる。この新しいプランが検証されると(手動または自動展開タスクによる)、このプランはテスト実行され、実行時に決定される最終的なプランはそのパフォーマンスが既存のプラン・ベースラインよりも優れている場合に承認済プランとなる。この時点で、プランは適応性がなくなり解決されるため、ADAPTIVE列の値はNOに設定される。

OPTIMIZER_COST

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点でのオプティマイザ・コスト

MODULE

VARCHAR2(64)

アプリケーション・モジュールの名前

ACTION

VARCHAR2(64)

アプリケーション・アクション

EXECUTIONS脚注1脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での実行数

ELAPSED_TIME脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での合計経過時間

CPU_TIME脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での合計CPU時間

BUFFER_GETS脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点で取得されたバッファの合計

DISK_READS脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点でのディスク読取りの合計

DIRECT_WRITES脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での直接書込みの合計

ROWS_PROCESSED脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での処理された行の合計

FETCHES脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点でのフェッチの合計数

END_OF_FETCH_COUNT脚注参照1

NUMBER

プラン・ベースラインが作成された時点での完全フェッチの合計数

脚注1

ORIGIN列の値がAUTO-CAPTUREと等しい場合、この列のデータは移入されません。

関連項目:

  • SQLプラン・ベースラインの詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。

  • 『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』DBMS_SQLTUNEパッケージに関する項を参照してください。