プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

1.170 NLS_TERRITORY

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

NLS_TERRITORY = territory

デフォルト値

オペレーティング・システム依存

変更可能

ALTER SESSION

PDBで変更可能

はい

値の範囲

有効な任意の地域名

基本

はい

NLS_TERRITORYには、日と週の順序付けについて地域別規則に従う場合のその地域の名前を指定します。

このパラメータによって、デフォルトの日付書式、デフォルトの小数点文字、デフォルトのグループ・セパレータ、デフォルトのISO通貨記号、およびデフォルトの各国通貨記号も決まります。

これらの設定の詳細は、NLS_DATE_FORMATNLS_NUMERIC_CHARACTERSNLS_CURRENCYおよびNLS_ISO_CURRENCYを参照してください。

注意:

この初期化パラメータNLS_TERRITORYの値は、このパラメータのセッション値の初期化に使用され、SQL問合せの処理で参照される実際の値です。クライアントがOracle JDBCドライバを使用しているか、クライアントがOCIベースでNLS_LANGのクライアント設定(環境変数)が定義されている場合、この初期値はクライアント側の値でオーバーライドされます。そのため、初期化パラメータ値は、通常、無視されます。

NLS_TERRITORYパラメータのデフォルト値をオーバーライドする場合の例については、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

関連項目:

  • すべての地域のリストについては、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。

  • これらのパラメータの地域ごとのデフォルト値については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。