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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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2.26 ALL_ARGUMENTS

ALL_ARGUMENTSは、現行のユーザーがアクセスできるファンクションおよびプロシージャ内の引数を示します。

関連ビュー

  • DBA_ARGUMENTSは、データベースで使用可能なファンクションおよびプロシージャの引数のリストを示します。

  • USER_ARGUMENTSは、現行のユーザーが所有するファンクションおよびプロシージャ内の引数を示します。このビューは、OWNER列を表示しません。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

NOT NULL

オブジェクトの所有者

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

プロシージャまたはファンクションの名前。

PACKAGE_NAME

VARCHAR2(128)

パッケージの名前

OBJECT_ID

NUMBER

NOT NULL

オブジェクトのオブジェクト番号

OVERLOAD

VARCHAR2(40)

ソース内でn番目に発生したオーバーロードを表す。あるいはNULL。

SUBPROGRAM_ID

NUMBER

一意のサブプログラム識別子

ARGUMENT_NAME

VARCHAR2(128)

引数がスカラー型の場合、引数名はその引数の名前です。引数名がnullの場合、ファンクションの戻り値を示すために使用される。ファンクションの戻り値または引数がコンポジット型の場合、このビューには、コンポジット型の各属性につき1つの行が表示されます。コンポジット型の属性は、再帰的に展開されます。

ARGUMENT_NAMEPOSITIONSEQUENCEおよびDATA_LEVELの意味は相互の値によって異なる。全体で、タプルとしてフラット化ツリーのノードを表す。

ARGUMENT_NAMEは、次のいずれかを示す。

  • 戻り型: ARGUMENT_NAMEがnullで、かつDATA_LEVEL = 0の場合

  • 引数リストに表示される引数: ARGUMENT_NAMEがnullでなく、かつDATA_LEVEL = 0の場合

  • コンポジット型の属性名: ARGUMENT_NAMEがnullでなく、かつDATA_LEVEL > 0である場合

  • コレクション要素型: ARGUMENT_NAMEがnullで、かつDATA_LEVEL > 0である場合

POSITION

NUMBER

NOT NULL

DATA_LEVELが0の場合、この列には引数リスト内でのこの項目の位置、またはファンクションの戻り値の場合は0が保持される。DATA_LEVELが0より大きい場合、この列には、同じDATA_LEVELでのその兄弟に対するこの項目の位置が保持される。このため、参照レコード・フィールドの場合はレコード内のフィールドの索引となる。参照コレクション要素の場合は1(コレクション要素が兄弟関係でないため。)

SEQUENCE

NUMBER

NOT NULL

引数およびその属性の順序を定義します。引数の順序は1から開始する。最初に戻り型およびその再帰展開(木の先行順巡回)属性が、次にその再帰展開(木の先行順巡回)属性を持つ各引数が続く。

DATA_LEVEL

NUMBER

NOT NULL

コンポジット型の引数のネストの深さ

DATA_TYPE

VARCHAR2(30)

引数のデータ型

DEFAULTED

VARCHAR2(1)

引数がデフォルトであるかどうかを指定する。

DEFAULT_VALUE

LONG

将来の使用のために予約済

DEFAULT_LENGTH

NUMBER

将来の使用のために予約済

IN_OUT

VARCHAR2(9)

引数の方向:

  • IN

  • OUT

  • IN/OUT

DATA_LENGTH

NUMBER

列の長さ(バイト)

DATA_PRECISION

NUMBER

10進数(NUMBER)または2進数(FLOAT)の長さ

DATA_SCALE

NUMBER

数値の小数点以下の桁

RADIX

NUMBER

数値の引数基数

CHARACTER_SET_NAME

VARCHAR2(44)

引数のキャラクタ・セット名

TYPE_OWNER

VARCHAR2(128)

引数の型の所有者

TYPE_NAME

VARCHAR2(128)

引数の型の名前。型がパッケージ・ローカル型(つまり、パッケージ仕様部に宣言されている)の場合、この列にはパッケージの名前が表示されます。

TYPE_SUBNAME

VARCHAR2(128)

パッケージ・ローカル型の場合にのみ関係します。TYPE_NAME列で識別されるパッケージ内に宣言されている型の名前が表示されます。

TYPE_LINK

VARCHAR2(128)

TYPE_NAME列で識別されるパッケージがリモート・パッケージの場合は、パッケージ・ローカル型にのみ関係します。この列には、リモート・パッケージの参照に使用されるデータベース・リンクが表示されます。

PLS_TYPE

VARCHAR2(128)

数値引数の場合は引数のPL/SQL型の名前。そうでない場合、NULL。

CHAR_LENGTH

NUMBER

文字列データ型の文字制限

CHAR_USED

VARCHAR2(1)

バイトの制限(B)または文字制限(C)のどちらが文字列の正式な制限か

ORIGIN_CON_ID

VARCHAR2(256)

データの発生元のコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、非CDB内の行に使用される。この値はCDBには使用されない。

  • n: この値は、コンテナID n (行の発生元がルートの場合はn = 1)のコンテナを発生元とするデータを含む行に対して使用される。

注意:

パッケージ内のプロシージャ名をリストするには、ALL_PROCEDURESビューを使用します。

関連項目: