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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.158 NLS_CALENDAR

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

NLS_CALENDAR = "calendar_system"

デフォルト値

なし。暗黙的にGREGORIANを示す

変更可能

ALTER SESSION

PDBで変更可能

はい

値の範囲

有効なカレンダ書式名

基本

いいえ

NLS_CALENDARには、Oracleが使用する暦法を指定します。次の値のうち1つを取ることができます。

  • Arabic Hijrah(イスラム歴)

  • English Hijrah(英語版イスラム歴)

  • Gregorian(グレゴリオ暦)

  • Japanese Imperial(日本の元号暦)

  • Persian(ペルシャ暦)

  • ROC Official(台湾暦)

  • Thai Buddha(タイ仏教暦)

たとえば、NLS_CALENDARが「Japanese Imperial」に設定され、日付書式が「E YY-MM-DD」であるとします。(「E」は、省略された元号名に対するの日付書式要素です。)日付が1997年5月15日の場合、SYSDATEは次のように表示されます。

SELECT SYSDATE FROM DUAL;
SYSDATE
--------
H 09-05-15

注意:

この初期化パラメータNLS_CALENDERの値は、このパラメータのセッション値の初期化に使用され、SQL問合せの処理で参照される実際の値です。初期化パラメータが指定されていない場合、初期セッション値はGREGORIANとなります。クライアントがOCIベースで、NLS_LANGのクライアント設定(環境変数)が定義されている場合、この初期値はクライアント側の値でオーバーライドされます。

関連項目:

使用可能な暦法のリストは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください。