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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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5.207 DBA_PDBS

DBA_PDBSは、所定のCDBに属するPDBを示します。ルートから問合せを行うと、所定のCDBに属するすべてのPDBが説明されます。PDBから問合せを行うと、行が返されることはありません。

データ型 NULL 説明

PDB_ID

NUMBER

NOT NULL

PDBのコンテナID

PDB_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

PDBの名前。

DBID

NUMBER

NOT NULL

PDBの作成時に計算され、そのPDBに関連するすべてのファイル・ヘッダーに格納されているPDB識別子

CON_UID

NUMBER

NOT NULL

コンテナに関連付けられている一意識別子

GUID

RAW(16)

PDBの作成時に割り当てられるグローバルで一意な不変ID

STATUS

VARCHAR2(13)

PDBの状態。可能な値は次のとおり。

  • NEW - PDBは作成されてから1回も開かれていない。OracleがPDBのCDBへの統合の完了に必要な処理を実行して、NORMALとマークするには、READ WRITEモードで開く必要がある。PDBを読取り専用で開こうとすると、エラーが発生する。

  • NORMAL - PDBは使用する準備が整っている。

  • UNPLUGGED - PDBは切断された。この場合、実行可能な唯一の操作はDROP PLUGGABLE DATABASE

  • NEEDS UPGRADE - PDBを、接続されたCDBのバージョンにアップグレードする必要がある。

  • CONVERTING - 非CDBがCDBにプラグインされ、実際のPDBと同様に動作するために必要な変換を実行中。

  • UNUSABLE - PDBは作成中であるか、作成中にリカバリ不能のエラーが発生した。PDBは、その状態がUNUSABLEに設定されている間は開くことができない。作成中に発生したエラーが原因でPDBがこの状態を維持している場合、可能な操作は削除のみ。アラート・ログを確認して、PDBの作成時にエラーが発生したかどうかを判断できる。

CREATION_SCN

NUMBER

作成SCN

VSN脚注1

NUMBER

PDBのバージョン番号

LOGGING脚注参照1

VARCHAR2(9)

PDBの現行のロギング・モードを示す。可能な値は次のとおり。

  • LOGGING

  • NOLOGGING

FORCE_LOGGING脚注参照1

VARCHAR2(3)

PDBの強制ロギングを有効にするかどうかを指定する。可能な値は次のとおり。

  • NO

  • YES

FORCE_NOLOGGING脚注参照1

VARCHAR2(3)

PDBの強制NOLOGGINGを有効にするかどうかを指定する。可能な値は次のとおり。

  • NO

  • YES

CON_ID

NUMBER

NOT NULL

CON_DBIDで識別されるコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

この列は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降で使用できます。