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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.117 INMEMORY_TRICKLE_REPOPULATE_SERVERS_PERCENT

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

1

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

0から50

基本

いいえ

Oracle RAC

すべてのインスタンスには同じ値を使用する必要がある。

トリクル再移入は、ごく一部の移入サーバーのみを使用するように設計されているため、INMEMORY_TRICKLE_REPOPULATE_SERVERS_PERCENTでは、インメモリー列ストア(IM列ストア)への再移入に使用されるバックグラウンド移入サーバーの最大数が制限されます。このパラメータの値は、INMEMORY_MAX_POPULATE_SERVERS初期化パラメータの値の割合になります。

たとえば、このパラメータを5に設定してINMEMORY_MAX_POPULATE_SERVERSを10に設定する場合、平均してコアの半分がトリクル再移入に使用されます。

ほとんどの場合、デフォルト値の1が適切です。場合によっては、トリクル再移入を無効にするために、このパラメータを0に設定できます。さらに積極的にシステムを最新状態に保つ場合(バックグラウンドCPUを追加で使用する)、パラメータを5や10などの高めの値に設定できます。

50を上回る値は許可されないため、少なくとも移入サーバーの半分を他の(再)移入タスクに利用できます。一部のシステムでは、他のワークロードに応じて、50未満の値は問題になる可能性があります。

INMEMORY_SIZEパラメータも正の値に設定される場合のみ、このパラメータは有用になります。

注意:

この初期化パラメータは、Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降で使用できます。