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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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9.24 V$SESSION_WAIT

V$SESSION_WAITは、各セッションについて現行または前回の待機を示します。

データ型 説明

SID

NUMBER

セッション識別子。V$SESSION.SIDにマップされる。

SEQ#

NUMBER

現行または前回の待機を一意に識別する番号(待機ごとに増分される)

EVENT

VARCHAR2(64)

セッションが待機しているリソースまたはイベント

関連項目: 「Oracle待機イベント」を参照。

P1TEXT

VARCHAR2(64)

第1待機イベント・パラメータの説明

P1

NUMBER

第1待機イベント・パラメータ(10進数)

P1RAW

RAW(8)

第1待機イベント・パラメータ(16進数)脚注 1

P2TEXT

VARCHAR2(64)

第2待機イベント・パラメータの説明

P2

NUMBER

第2待機イベント・パラメータ(10進数)

P2RAW

RAW(8)

第2待機イベント・パラメータ(16進数)脚注参照1

P3TEXT

VARCHAR2(64)

第3待機イベント・パラメータの説明

P3

NUMBER

第3待機イベント・パラメータ(10進数)

P3RAW

RAW(8)

第3待機イベント・パラメータ(16進数)脚注参照1

WAIT_CLASS_ID

NUMBER

待機イベントのクラスの識別子

WAIT_CLASS#

NUMBER

待機イベントのクラスの番号

WAIT_CLASS

VARCHAR2(64)

待機イベントのクラスの名前

WAIT_TIME

NUMBER

セッションが現在待機中の場合、値は0。セッションが待機中でない場合、値は次のとおり。

  • > 0 - 値は、前回の待機時間(1/100秒)

  • -1 - 前回の待機時間は1/100秒未満だった

  • -2 - パラメータTIMED_STATISTICSは、falseに設定された

WAIT_TIME_MICROおよびSTATE列が設定されている場合、この列は非推奨になる。

SECONDS_IN_WAIT

NUMBER

セッションが現在待機中の場合、値は現在の待機が開始されるまで待機した時間。セッションが待機中でない場合、値は前回の待機開始以降の時間。

WAIT_TIME_MICROおよびTIME_SINCE_LAST_WAIT_MICRO列が設定されている場合、この列は非推奨になる。

STATE

VARCHAR2(19)

待機状態:

  • WAITING - セッションは現在待機中。

  • WAITED UNKNOWN TIME - 前回の待機時間が不明。パラメータTIMED_STATISTICSfalseに設定されている場合はこの値。

  • WAITED SHORT TIME - 前回の待機は1/100秒未満だった

  • WAITED KNOWN TIME - 前回の待機時間は、WAIT_TIME列で指定される

WAIT_TIME_MICRO

NUMBER

待機時間(マイクロ秒)。セッションが現在待機中の場合、値は現在の待機に費やされた時間。セッションが現在待機中でない場合、値は前回の待機の待機時間。

TIME_REMAINING_MICRO

NUMBER

値は、次のように解釈される

  • > 0 - 現在の待機の残り時間(マイクロ秒)

  • 0 - 現在の待機はタイムアウトした

  • -1 - セッションは現在の待機内で無期限に待機できる

  • NULL - セッションは現在待機中でない

TIME_SINCE_LAST_WAIT_MICRO

NUMBER

前回の待機終了後の経過時間(マイクロ秒)。セッションが現在待機中の場合、値は0

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

P1RAWP2RAWおよびP3RAW列には、数値が16進数で表示されることを除けば、P1P2およびP3列と同じ値が表示されます。

関連項目:

TIMED_STATISTICSおよび「Oracle待機イベント」を参照。